おはようございます。

 

さきほど“賞味期限4月27日”のタマゴ2個で卵かけご飯を作ってたいらげたのですが、実は賞味期限が4月21日だったことに後で気づいた重本孝こと今後のお腹の具合が心配なヤツです。

 

#今のところ大丈夫ですが・・

 

 

 

最近むっちゃハマった合格体験記。

 

サクシードの解答を買い漁ったあと、ちょっとの間メルカリやヤフオクをのぞいていなかったのですが、先日

 

 

を何気に買って読んだところめちゃくちゃ面白かったのでブログのネタにさせて頂きます。

 

まずこの本について書く前に、「合格体験記」というものについてなのですが、気をつけないといけないのは合格体験記には2種類あって、1つは合格した生徒さんが“先生や塾へのお礼”として書いたもの、そしてもう1つは純粋に合格した生徒さんが自分の思考をトレースして(たどって)、それを何の忖度も無しに表現したもの、です。

 

で、私は前者のもの(準フェイク)よりも、後者(ファクト)を読むのが大好きです。

 

#究永舎では合格体験記は書かせてません

#自習室に来て先輩方の背中を見なさいスタイル

 

 

また、私は自分が関わる・関わらない関係なく、どんな分野でも、その最高峰をまず知りたいと思うタチなので、どうしても東大や東大医学部の子の合格体験記を読むことが多いです。

 

そうすることで、自分が持ち得ないその感覚(エフィカシーやコンフォートゾーン)の一端を垣間見るのが好きなんですね。

 

受験という1つの分野の最高水準に達した人の表現したものというのは、それが何歳年下の人のものであろうと、私のようなキング・オブ・凡庸の、ちょっとした人生の東大ならぬ、“灯台”となってくれるような気がしています。

 

以上のような意味で、生徒さんにももし興味があれば、できれば受験という自分がチェレンジする分野の最高峰を制覇した人たちの思考の一端を知って欲しいし、また、知ることはとても大事だと思っています。

 

ただ、だからと言って・・

 

 

 

 

#18歳とは

 

みたいなのばかりを読んでいると、それはそれで、まるでテレビ番組が「情熱大陸」と「プロフェッショナル仕事の流儀」だけになったような気がして、ややシンドかったりするかもしれません。

 

 

 

そこで表題の

です。

 

個人的にはこれぞ「ザ・合格体験記」という感じです。

 

この本の1ページ目にも書いてあるのですが、実際に「非進学校」から東大合格をつかんだ人たち(つまり東大生)が、過去の自分と同じ境遇の大学受験生を勇気付けようと集まってできたサークル団体による本なので、受験産業や講師へのいかなる忖度やリップサービスもありません。

 

東大を目指さない受験生の人でも、受験産業の養分になる前に一読をオススメしたい本です。(ただメルカリやヤフオクでも出回っている数は多くはないのですが・・)

 

ちなみにサークルの代表者の学生さんの体験記の一部が

 

 

です。

 

私はホントにこの学生さんの特に

 

 

の部分には大いに感動致しました。

 

なぜなら、これまで私が見てきた人生の既定路線を変えた(成績を別人のそれにした)、つまりは努力で運命を支配した生徒さん全員に共通するエッセンスがこの3行には如何なく凝縮されていたからです。

 

真剣に自分のことを考え、覚悟を決め、またそれは人の後塵を拝すタイミングでなく、毎日の“チリツモ”を為すことで一歩一歩運命を変えていく・・・

 

私的には、「いやいや・・・これやん!」っていう感じです。

 

 

でも世間一般にはどうも、親や講師が、子どもが自分と向き合う隙を与えず、子どもが何をするかを親や講師が決め、ただそれは結局大方周りの大勢と似たような代物で、「方法」、「ルート」、「直前の対策」によってなんとか状況を打開しようというものが主流なような気がしています。

 

 

でも、それが主流だろうが何だろうが、私は上記の体験記を書いた学生さんのような人が好きだし、自分もそういう人間になりたいと思っています。

 

だからもちろん教室の空気感や生徒さんのスタンスも自ずとそういうものになってると思います。(なってる??)

 

 

 

何年か前の箱根駅伝のインタビューで、青山学院の原晋監督が「結局は私の指導というのは最終的には選手に覚悟を求めることに収斂します。」・・・みたいな感じのことを仰っていて、おこがましくも激しく共感した記憶があります。

 

受験産業の指導者と違い、例え結果が悪い時も、それをゴマかし、必死に誤解を招こうとする姿など有り得ない真剣勝負の場にいる、誰よりもご自身が「覚悟」のある指導者でいらっしゃるからこその言葉だなと恐れ多くも思った次第です。

 

 

なにはともあれ、ホントに多くの高校生の子たちに読んで欲しい合格体験記です。


#先ほど挙げた学生さんの締めの文章なんかもめちゃくちゃ素晴らしい!

#文章上手い子は大学受験の文系圧倒的に有利説はガチ

 

この体験記、実は合計3冊買ったので、生徒さんで欲しい方がいれば早いもの勝ちで差し上げま〜す。

 

 

 

ではまた。

 

 

 

 

【究永舎】

2008年6月に豊中市に重本孝が開校した進学教室です。最初は高校受験の塾としてはじまり、2014年シーズンからは大学受験を対象とした高校生クラスを開講。現在は中2〜高3の講座全てを重本が担当するユル〜い個人塾なのに毎年難関校合格者が生まれる摩訶不思議アドベンチャーな教室です。

 

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