おはようございます。

 

G.W.明けまで徹底的にヒマを満喫する重本孝ことシンプルに個人塾のオッサンです。

 

 

 

私大はともかく、国公立大は高1高2でだいたい勝負あり

 

 

この仕事をしていると

 

「できれば国公立・・」

 

というセリフをよく耳にします。

 

 

私が教室でもよく言うのは「ひとえに国公立!」と言っても、関関同立より少ない労力で入れる国公立は田舎の方いったらなんぼでもあるよ、ということです。

 

ただ北摂の高校生のいう「できれば国公立・・」はおおよそ大阪公立大以上、もしくは家から通える県立大などの共通テストで、できれば70%は越えたいよラインの学校を指していると思います。

 

 

そういった意味で、改めて前述のこのセリフをいつ何時でも言ってもそれで問題ないのは正直、公立なら北野と茨木に余裕を持って入った子くらいじゃないかと私は現場での経験上思っています。

 

結局、東大京大以外というのは、まずは共通テストで点数を取らないことには話がはじまりません。

 

で、大教大や神戸外大などのやや特殊な科目設定の学校を除けば、基本は英語、数学1A2B、国語、理科、社会をまあまあフルコンボでやることになります。

 

英数国理社のフルコンボ・・・となると、ある種、5科目入試の公立高校入試と言葉の表層的には同じですが、いかんせんその暗記量の次元がいまさらこの場で言うまでもなく北村匠海とカミナリたくみ程度には違いがあります。

 

こないだの共通テストのように、数学や、あとこれはある意味毎年のことですが、国語など、、、この2科目は年度によってはとんでもない“ジョーカー”となりますから、やはり英理社がまず手堅いのが理想なのですが、肌感として、共通テストの英語で90〜100で安定しようと思えば、もうそれだけでその必要暗記量と鍛錬量だけで言えば公立入試の5科目分くらい下手したらなるんじゃないか!?って感じです。

 

 

とにかく暗記量がエグい・・・

 

 

私は、「それなりにやる気はあるんだけれど、それでも大学受験が上手くいかない子」の100%が、結局は必要得点能力を下支えする知識のストックにかかる時間を甘く見積もっていた・・・がその原因であると思います。

 

正直な話、確かに世の中にはダイソンの掃除機のように知識を吸い込んでいき、かつ、まあまあ忘れない・・・みたいな子もいるのはいるのですが、もし自分が「それ」なのであれば、高校受験で余裕過ぎる感じで北野か茨木には受かってるであろう・・・という感じなんです。

 

以上をざっくりとした前提として知っておいて頂いた上で、「じゃあどうすりゃいいの?」となると、これはまず、とにもかくにも普通の子は、英語の共通テスト90〜100レベル(最低でも80前後)の能力獲得を高2末までに行える人でないと、よほど理系で数物の才能が突出していない限りは、高3のこの時期には早くも大阪公立大以上にはファンファーレでなく、、、、「蛍の光」が流れてくると思います。

 

#さらに1年後には「火垂るの墓」に・・

 

 

当然私はこれまで現場で「蛍の光」と縁のない受験生も見て来ていますが、じゃあ、彼ら彼女らがそんな特殊な勉強してるか?っていったら、少なくとも私の周辺ではそんな人は一人もいません。

 

 

 

“基本、毎日やる”

 

 

 

もうこれです。

 

 

塾代何万ぶっ込もうが、カリスマティーチャーを頼ろうが、結局毎日できない子は大学受験ではどうしようもありません。(甲子園やインハイ目指して、そこに賭ける子は毎日練習するわけだし..)


 

この「毎日しないとなんだか気持ち悪い・・」というのが個人的には“大学受験生”なのですが、多くの子はその大学受験生になるのが遅い、および結局最後までなれない・・なので、その点は客観的な判断が大事で、変に自分を過信しないことが大学受験で人生の時間を無駄にするか否かのポイントになると思います。

 

 

余談ですが、塾講師・・・という立場をいったん脇において書かせて頂くと、個人的には、世の中全体が大学進学にちょっと重きを起き過ぎて、そのせいで「自分が稼げる食い扶持・自分が力を発揮できる仕事」など、そうしたものを真剣に考え、探す時間がなくなる機会損失に見舞われている人が結構いるのではないかと思っています。

 

穿った見方かもしれませんが、大学って結局多くの人にとってはユルい出会いの場以上のものにはなってないような気がしないこともない...とも思っています。(ある意味そうだからこそ東大京大から順に上を目指すべきなのかもしれませんが)


仕事が毎日つまらない、シンプルに仕事がツライなどなど、ご自身で納得の仕事を上手く選べなかった人は、高い学歴を手にできなかった人ではなく、意外と、人間として一番エネルギーに満ち、伸び盛りの頃に、高い学歴にこだわり過ぎている間に大人になってしまったから、、、も人によってはあるんじゃないか的な風味の感覚が受験界にいるとあって、そういう人は結局、その苦難は大学受験あたりからその端を発しているような気がしています。

 

 

私は仕事を選び間違うのは低学歴以上に、その人にとっても社会にとってもイタイと思ってます。

 

 #本来担任やっちゃダメな先生とかいっぱいおる..


 

大学受験ってどうしてもサクセスした人にスポットが当たるのですが、当然のことながら、サクセスしない人の方が圧倒的に多い勝負で(だからどこの塾も『合格実績』の打ち出し方、誤魔化し方に“苦労”、否、工夫をします)、その勝負に対して、例えば「部活引退したら・・」などの発想をする人はその時点ですでに負けているという非常に突きつけヅライ現実があったりします。。。

 

 

「できれば国公立。」の人はホンマにマジで頑張りや〜!

 

 

#君落ち給ふことなかれ

# 今年も休まず応援します

 

 

 

 

ではまた。

 

 

 

 

 

 

【究永舎】

2008年6月に豊中市に重本孝が開校した進学教室です。最初は高校受験の塾としてはじまり、2014年シーズンからは大学受験を対象とした高校生クラスを開講。現在は中2〜高3の講座全てを重本が担当するユル〜い個人塾なのに毎年難関校合格者が生まれる摩訶不思議アドベンチャーな教室です。

 

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