おはようございます。
引き続き昼間によくこれ↓で
カレーを作っているのですが、何回作ってもカレーのルーと水の比率が永遠にマッチしない重本孝こと、この春から1人暮らしスタートの全国の大学1年生に秒で自炊力を追い抜かれたやつです。
#説明書き通りにやってるけども・・
#なぜ??
高校1年生の数学論
昨日。
こないだ京大に受かったM氏に「高校1年生のときとかって結局どうやって数学勉強してたっけ?」という、いやいや・・・お前、それはもうもはやM氏が京大に受かったのは塾関係ないと自分で言うてるようなものじゃん!な質問をしたのですが(実際彼女ならどこの塾でも受かってたと思います..)、そのときM氏から帰ってきた答えは・・
「学校の授業を聞いて、、、、、、、分からないんで(笑)、帰りに究永舎の自習室で青チャートの基本例題から理解して・・・みたいな感じでした。」
とのこと。
#3年間、朝、究永舎にチャリ留めてから学校に行ってました
で、ここでまずポイントとしてご留意頂きたいのは、これは決して学校の先生が悪いというわけではなく、高校数学って「最初は人の話を聞いてそれですぐ分かってできるようになるようなものではない。」ってことです。
どうやらそこはさすがに中学生の「円周角の定理」だとか「三平方の定理」だとかとワケが違うようです。
ここまでを大げさに感じる先生方も多々おられるでしょうが、実際、過去の灘や北野の数学得意マンに聞いても似たようなことを言っており、かつ、「中学数学とは比べものにならんほど“(身につけたと思った内容が)抜けていく”のが早い!!」的な風味のことは、よく進学校の成績上位者の子こどもたちや、割と子どもの頃から数学が得意で現在高校生に数学を指導している知り合いの先生方も高校数学になるとやはりそれまでと勝手が違ったとよく言っています。
個人的にはこれらの意見というのは標本調査として成立しているのではないかと思っています。
#異論は認めます
また、これは数学に限らず一般に、塾でガンガンに授業を取っても成績がイマイチな子もいれば、塾なしや、究永舎の子たちのように塾に行ってても高校数学は分からないところだけ聞くスタイルや自習で成績が取れている子(校内生全員とは言えませんが)も一般的にいるので、授業を受けるより先に気にするべきこと、注意するべきこと、分かっておくべきことがあると私は思います。
で、受験でも仕事でもザックリと言えば“デキる人”というのは、脳のスペック以上に、持ってる人生哲学やそもそもいろんなものに対する水準(エフィカシー)に差があるということは塾講師なら誰でも知っている話です。
私も常々生徒さんには
「勉強するしないは好きにしたらいいんだけど、これからの大学受験にせよ、仕事にせよ、“1流とされるものの水準”だけは興味を持ってできるだけアンテナを立てておこう!」
という話はよくします。
ですから数学をはじめ、大学受験において、その成績面で悩む人というのはシンプルにそもそもの想定水準がミスってる場合が高校生が10人いたらだいたい13人くらいがその状態なので、教室では常々先述のセリフを唱えると同時に、
「○年前の○○高校通ってた子で現役で○大行った子が○年の時はだいたいこんな感じで勉強してたわ。」
とか
「こういうタイプの子は今のところ最後の大学受験では100%サクセスせえへんわ・・」
みたいな話は多いです。
昨日も、高1でも多い子ではやっぱり10時間くらいは自習やってました。
よっぽど数学の才能に自信のある子以外は、ホントに国公立大学受験は大変ですから、そのスタートとしてまずはそもそも“サクセスする人”にならないといけないですし、関西においては高2の後半以降は「なんとか大阪公立大〜共通テスト70%越え水準の大学に手が届けば・・」ラインの人は国公立にこだわりすぎると結果的に最後は同志社はもちろん関関立近も“薄氷大魔王”になるので、マジで気をつけて下さい。校内生の方は重本の声に耳を澄ましましょう。
#重本>>>模試の判定
高1生は特に数学が高1の2学期期末あたりから本格的に大変になるけど、その辺は最初から覚悟して!
#自習室にいっぱいヒントあると思います
ではまた。
【究永舎】
2008年6月に豊中市に重本孝が開校した進学教室です。最初は高校受験の塾としてはじまり、2014年シーズンからは大学受験を対象とした高校生クラスを開講。現在は中2〜高3の講座全てを重本が担当するユル〜い個人塾なのに毎年難関校合格者が生まれる摩訶不思議アドベンチャーな教室です。
ご興味のある方はコチラ。
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