おはようございます。
重本孝こと、ただの花粉と戦うヤツです。
まず高1クラスですが、昨日は教室内部進学ご希望のご連絡を頂きまして、現在春期の高1体験授業受講ご希望の方は
北野1名
豊中7名
池田4名
箕面1名
桜塚1名
関西大倉1名
雲雀丘2名
合計17名
#できればみんな中学から来てね
あのとき僕らは合格した・・
ここ数日で豊中と池田の高1学年末テストの分布表を頂きました。
現高1と言えば当たり前ですがちょうど1年前にそれぞれ豊中や池田を受験して合格した子たちです。
理論上、1年前の段階ではそこまで絶望的な差は互いになかったはずのそれぞれの高校受験生たちが、あれから1年後の「今」は一体どうなっているのでしょうか。
まず豊中高校・・・
続いて池田高校・・・
両者ともに言えるのは・・・というか、みなさんとっくにお気づきかと思うのですが、英数(特に豊中の数1)を筆頭に度数の散り方が非常に幅広く、まだ受験まで2年あるというのに、最初の1年で公立中学時代の分布表以上に差がついてしまっているということです。
そしてこれはいわずもがななのですが、これからの1年で確実に新高1生たちにも同じ運命は待ち受けます。
中には中学3年の1年間以上に、高度な内容でありながらも、より学力を伸ばす生徒。
また中には1年後には1ケタ〜10、20点を獲得する生徒。
ある意味その両者の違いが「才能の差です。」だけで説明がつくのであればこれほど分かりやすい話はありません。
ただ個人的にはそうは思いません。
今回、現段階で報告を受けている範囲で、豊中で学年20番以内の生徒さんが3人、池田で学年70番以内の生徒さんが2人おられるのですが、その合計5人中4人の生徒さんがほぼほぼ毎日自習室に来ておられます。
中には入試の得点だけを見れば「結構(合格は)危なかったんじゃないか・・」という生徒さんもおられるのですが、その生徒さんは外部模試でもやはり学年20番以内に入っておられますので、やはりどうも入学後に違いが生まれるポイントがありそうです。
世の中には、中学時代と同様に、“テスト前に一気に覚える”で高校生以降も点を取られる生徒さんもおられるでしょう。
しかし実際、私が現場で知る範囲では、やはり日々の鍛錬がもはや“歯磨きレベル化”し、「やらないとなんか気持ち悪い」くらいになっている人だけが進学校の上位たり得ています。
「ええ〜・・毎日なんかできないよ、、、なんかこう、、イイ感じに分かりやすくカリスマ講師に教えてもらって成績を上げたい。。。“ムダノナイコウリツテキナ”勉強法や自習計画を立案してもらって得点を伸ばしたい・・・」
それが人情でしょう。
#旧帝水準の子は何言ってるか分からないと思いますが
ただ、、“最短で爆発的に伸びる方法”に飛びつく行為って、結局は、株の短期売買などの賭けで逆転を狙ってみたり、成功者セミナーに何十万という参加料を払って飛びつく大人なんかと同じ構図なんですね。
いつだって儲かるのは胴元であり、主催者側で、結局時間もお金も損をするのは自分を見失った側です。
世の中にはトータルで見たら、ある分野において成功確率が高いものと低いものとがだいたいあったりします。
成功確率の低いものに賭けること自体は否定はできませんが、ただそれは「成功確率が低い」ということを理解し、覚悟しておく必要はあるかと思います。
一般論としては、浪人などその最たるものであると受験業界が何十年連続で証明しています。
証明は完成しているのですが発表していないだけの話です。爆
#受験産業万歳
受験は勝負です。
生徒さんが落ちたらやはりご本人、そして保護者様もガッカリ、あるいは非常に残念がられます。
私はサービス業者なので、生徒さんや保護者様のそういったご様子を見たくありません。最後のお別れがそれなのは嫌です。
私は生徒さんにはとにかく行きたいところに合格して終わって頂きたいと思っています。
ですから常に“成功の確率が高いことが証明されているもの”を教室の生徒さんやこちらのブログでは訴えているつもりです。
「受かりました。」
ただただこの声を聞かんがために毎日何を喋ろうか、訴えようか、教室の空気感はどうかを“歯磨きレベル”で考えています。
ではまた。
【究永舎】
2008年6月に豊中市に重本孝が開校した進学教室です。最初は高校受験の塾としてはじまり、2014年シーズンからは大学受験を対象とした高校生クラスを開講。現在は中2〜高3の講座全てを重本が担当するユル〜い個人塾なのに毎年難関校合格者が生まれる摩訶不思議アドベンチャーな教室です。
ご興味のある方はコチラ。
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