おはようございます。

 

2013年に今の家に引っ越して以来、自宅の洗濯機の排水溝周りを何も気にせず放置していたら昨夜ついに「どエライこと」になった重本孝こと排水溝掃除屋さんです。

 

#40歳独身。

 

 

 

「理系です」「できれば国公立・・」という高1キッズが言いがちなセリフについての考察

 

 

まず高1クラスですが、昨日もまた教室内部進学ご希望のご連絡と外部からの受講ご希望のご連絡を頂きまして、現在春期の高1体験授業受講希望の方は

 

北野1名

豊中7名

池田3名

箕面1名

桜塚1名

関西大倉1名

雲雀丘2名 

 

合計16名

 

という状況です。

 

ちなみに新中2、新中3生の方はできれば大学受験生としての前半戦にあたる中学時代から任せて頂ければ、今の重本の場合は、双方にとってよりメリットはデカイと感じてます。

 

 

それでは本題です。

 

 

 

中学時代から通ってくれている新高1生は散々聞かされた話ですが、

 

新高1生の子への「文系理系はどっちがいいとかもう考えたりしてる?」に対する・・

 

「理系です」・・・回答①

 

のセリフや

 

同じく新高1生の子への「もうすでに行きたい大学とかある?」に対する・・

 

「できれば国公立・・」・・・回答②

 

というこれらの回答には結構身構えてしまうところがあります。

 

 

順番にいくと、まず回答①についてですが、多くの子が「理系」を希望する理由として、「将来○○な仕事がしたいから。」ではなく、「数学理科の方が得意だから。」や言葉には出さないまでも「なんとなく理系の方が良さそうだから・・」的な、違う言い方をすれば文系と理系なら「理系の方が上のクラス」的な馬渕的発想、および、「文系から理系は難しいけど、理系から文系はいつでもいけるって聞いて・・」という発想で

 

「理系です」

 

という場合が多いです。

 

仕方のないことですが、多くの新高1生の子というのは、まだ文系よりも理系の方が圧倒的に大学に向けた受験勉強の負担や大学生になってからの学費面の負担がデカイことを分かっていません。

 

学費面は各ご家庭によって捉え方が異なるのでここでは置いておくとして、こと受験勉強面で言えば、量負担が文系よりも多いこともあるのですが、私が一番痛感するのは、その才能面での差です。

 

はっきり言って理系科目、特に数学ほど努力量に比例しない科目はありません。

 

よく音楽と足の速さと数学は才能だと言われますが、これはマジで個人的にスーパー痛感してます。

 

同じ努力量でも理系の資質が高い子というのは典型的な文系の子の半分以下の努力で、偏差値で言えば10以上の差は余裕でつけます。

 

ですから“そっち側でない子”が理系を選ぶ場合というのは、もうこれはホントにイバラの道で、基本学校の授業を一発で分からなくとも毎回ちゃんと聞いて、そして毎日理数系の科目の勉強をしない日はないくらいの生活をしないと、下手したら同じ努力量でも文系の子よりも2ランクくらい下の大学の学部にしか行けないことになります。

 

特に中学校の定期テストでそこまで数学は勉強しなくても80〜90くらいは取れて、五ツ木模試なら数学偏差値60は越えている・・・しかし英語がなかなか苦手であるという子が理系を選んだ場合、よほどの脳内パラダイム転換を起こさない限りは、大手予備校に通っても、無料特待生の灘の子たちの学費をアシスト、、、しかもパーフェクトなまでに受験産業の理想の展開となれば、高校卒業後に通う予備校次第で、さらに追加で特待生の灘の子たちの学費をもう1年アシストし続けていた・・・なんてことにもなりかねません。

 

次に回答②「できれば国公立・・」ですが、正直北摂で言えば、北野、茨木であれば「でしょうね。」なのですが、高1終了段階で豊中の定期テストで学年200番台の人や、池田で下半分順位の人などは、判断をミスして高3の夏くらいまで「できれば国公立!(大阪公立大以上!)」にこだわってしまうと、

 

「まさか高校に合格した日は3年後こんな大学に行くことになるなんて・・」

 

 

「浪人して結局国公立に落ちて同志社に入ったら、先に入っていた中学の同級生で箕面や桜塚に行った子がサークルの先輩に・・・」

 

の展開になるケースも十分起こり得ます。

 

 

 

北摂の公立高校においては結構多い1つの類型ですが、茨木、豊中、池田に入って高3の夏くらいからだけやっと本気で頑張った子と、箕面、桜塚で高2の終わりくらいから結構頑張った子(中学時代国語が苦手でない子)というのは結局みんな関関に落ち着くイメージがありますし、大学生に聞いても「だいたいそんな感じです」というのはよく聞きます。

 

もちろん最初から望んでそこへ行くのならオッケー牧場だと思うのですが、大阪公立大や同志社の水準を甘く見た結果そうなる子が豊中、池田あたりで特に多いイメージなので、これは文系の子も含めてホントに気をつけて欲しいです。(教室でも年々釘刺しまくる度合いは増えてます苦笑)

 

教室でもよく言うのですが、

 

高2の終わり頃「できれば神大。」

 

高3の6月〜8月「“浪人したくないんで”大阪公立大。」

 

高3の10月「・・・私大でいく!」

 

高3の12月〜1月の過去問演習「どどど・・同志社の英語・・ろろろろ6割くらいしかいかん・・・・」

 

 

#春の木漏れ日の中で

#自分の見通しの甘さに

#埋もれていた僕は

#浪人だったんだよね

 

 

#駿台・河合「お客様ご来校でーーす!いらっしゃーーーーせーーーーーーー!!!!!」

 

 

 

 

 

・・・まあ、そんな受験漫談を日々繰り出していくので、特に難関国公立大に行ったお兄ちゃんお姉ちゃんがいない新高1の子はよく聞いて欲しいのと、あとは自習室で先輩たちをよく観察して下さい。


今後、また決断の時期がきたら相談しながらいろんな先輩の例も伝えますね。

 




 

ではまた。

 

 

 

 

 

【究永舎】

2008年6月に豊中市に重本孝が開校した進学教室です。最初は高校受験の塾としてはじまり、2014年シーズンからは大学受験を対象とした高校生クラスを開講。現在は中2〜高3の講座全てを重本が担当するユル〜い個人塾なのに毎年難関校合格者が生まれる摩訶不思議アドベンチャーな教室です。

 

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