おはようございます。

 

 

重本孝ことただの抜け殻です。

 

 

#とも言ってられんのどす。。

 

 

注 : 長くなっちゃいました、すいません


 

昨日の合格発表を受けて感じたこと

 

 

昨日大阪にて公立高校受験を終えられた皆様、大変お疲れ様でした。

 

 

ダウンタウンの松本人志さん作曲の「チキンライス」に

 

 

親孝行って何?って考える

でもそれを考えようとすることがもう

親孝行なのかもしれない

 

 

という歌詞があります。

 

 

お子さんが不合格になってしまわれた場合、ときに保護者様ご自身が「自分の接し方に良くないところがあったりもしたのか・・・」とご自身を責めるような気持ちになられる方もおられます。

 

 

でも、これもこの仕事をやってきての経験上なのですが

 

 

子育てって何?って考える

でもそれを考えようとすることがもう

子育てなのかもしれない

 

 

が言えるのではないか、もっと言えば「自分の子育てを疑う」っていう視点がある親である時点でお子さんからしたらすごいいい親です。

 

お子さんはそれがまだ分からないと思いますけど。。。

 

 

私の母親はよく子どもの頃の私に対して

 

「アンタの親初めてやんねんからなんでもかんでも上手いことできるわけないやろ!」

 

と、田原総一郎&橋下徹コンビでも言い返すのが難しいんじゃないかっていうレベルの、その意味がよく分かるような分からんようなことを言っていたのですが、よく教室やネット上などで、ときにお子様のことで悩んでおられる保護者様をお見かけするたびに上記のセリフが思い出されます。

 

 

 

 

 

さて、それはさておき、表題の件なのですが、昨日午前10時以降から本当にみんな速攻で連絡をくれて、ほぼほぼ間をおかずに全員の入試結果を伝えてもらったのですが、1つはっきりしたのは、やはり高校受験だけをやっていた頃と比べると「受かりました」の声を聞いた際の気持ちの“跳ね上がり”が明らかに小さくなっているということです。

 

理由は言うまでもなく、2014年シーズンの高校生講座開講以来、「受かりました!」の声の主のいろんな(意味深)3年後を2014年以前よりも、より色濃く見聞きしてきたからです。

 

 

 

先日、北野から京大に受かった生徒さんは、中学は附属(池田)に通われていたのですが、大学受験を終えられ、私が

 

「中学受験と高校受験と大学受験やったらやっぱり断トツで楽なんは高校受験やんな・・?」

 

とたずねましたら、秒で

 

「はい。(にっこり)」

 

と答えておられました。

 

#ですよね

 

 

上記の質問はそれほど容易に答えられるくらいの質問なんだということですね。。。




 

高校受験を終えられた生徒さんに、その後「難関大学に合格して頂く」・・・よりも以前に、そもそも「大学受験生になって頂く」ことっていうのがこれがまずは結構大変で、ロクな話ではありませんが、確率論的には昨日「よっしゃ!受かってるわ!」となられた世間一般の生徒さんのうち、3年後に大学受験も納得の出来で終われる方というのは、、、、ほぼおられません。

 

京大、阪大、神大、国公立・・・

 

新高1の子は「できれば」を枕詞によくこうした大学を挙げるのですが、ほとんで行けません。

 

北野から東大京大に現役合格できるのは5人に1人、茨木で20人に1人です。

 

また阪大までを含めても半分の子は現役では行けません。

 

豊中でも大阪公立大水準以上の大学に現役で行ける人は半分もいません。

 

さらには、お金のかかる塾・予備校を選び、挙句生徒さんが私大も受けまくり、かつ“激落ちパパ”ともなれば1年で100万以上くらい秒で、というかもはや知らぬ間にくらいの勢いでお金も溶けていきます。

 

 

「じゃあ、どうすれば・・」となられるかもしれません。

 

 

そこで私の場合はそういった高校から東大京大阪大、国公立大学に現役で行く生徒さん、さらには高校の在校生の方で学年上位をキープしておられる生徒さんの1年なり、2年なり、3年間なりを見ているんですけれども、伝わらないかもしれないのですが、

 

「大学行きたかったら同じことをやりなさい。」

 

と新高1の子によう言わない、言えないんです。。。

 

 

 

昔アメトークのミスチル芸人で、桜井さんがスタジオでお昼過ぎから深夜26時まで、ご自身の納得の仕上がりになるまで歌入れを12時間続けておられる場面が紹介されていたのですが、これってもちろん桜井さんからしたら、「お!?今日はレコーディング風景撮りにきたな。よしちょっとかましとくかw」・・・ではなく、新曲やアルバム制作の度にこうした生活をなさっていると思うんですね。

 

#超1流が超1流たる所以

 

しかもメンバーやチーム・ミスチルのスタッフさんとそのご家族のみなさんの生活も背負って。

 

じゃあ例えばそこで、「将来歌手になって売れたい!」と言っている子どもに「そんな生活になるよ。」っておいそれとはいきなり言いにくいじゃないですか。

 

私の中ではそれに近い感覚かもしれません。

 

#こういうのは言葉では伝わらないのもある

 

 

だから昨日入試を終えた中3生の子たちにも、受験に至るまでの授業中にずっと繰り返し言っていたのは、

 

「高校生の自習室春から入ったら分かるわ。」

 

というところまでが精一杯です。

 

 

 

そういう感覚ですから、昨日もその後教室に来てくれた生徒さんのほとんどがその場で「高校クラスもお願いします」と言ってくれたのですが、

 

「いやいや・・授業中ずっと言ってきたけど・・ホンマ・・・な?苦笑」

 

という感じです。

 

 

 

 

ありがたいことに校外からも、昨日だけで早速新高1の生徒さんから5件の面談のご予約を承りました。

 

 

 

ここ最近は毎年「高校クラスでも(高校クラスから)お願いします」のフレーズを頂戴する度に

 

 

「何かが終わり また何かが始まるんだ」

そう きっとそこからは逃げられはしないだろう

 

 

 

のフレーズが脳裏をよぎります。

 

 

 

 

 

15歳はまだまだ未完です。

 

 

 

 

#40歳もなんですけどね爆

 

 

 

 

 

 

ではまた。

 

 

 

 

 

 

 

【究永舎】

2008年6月に豊中市に重本孝が開校した進学教室です。最初は高校受験の塾としてはじまり、2014年シーズンからは大学受験を対象とした高校生クラスを開講。現在は中2〜高3の講座全てを重本が担当するユル〜い個人塾なのに毎年難関校合格者が生まれる摩訶不思議アドベンチャーな教室です。

 

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