減量開始後、まずはマイナス1kgな今日この頃です。

 

#3月の面談時までにマイナス5kg

#面談用紙は新年度の授業でお渡しします

 

 

 

 

 

新高3生に強く言いたいこと

〜常に、臆病であれ〜

 

 

新高3、特に国公立志望の人に強く分かっておいて欲しいことがあります。

 

それは志望校変更のタイミングについてです。

 

#新年度はこれから

 

 

 

塾講師をやっていてツライことの1つに「生徒さんが落ちる」・・・とはまた違って、

 

「生徒さんが落ちていくのを見せつけられる」

 

があります。

 

 

これはどういうことかと言いますと、こちらとしてはこれまでのいろいろな生徒さんの言語化できるデータ、あるいはできない感覚的データが頭に保存されているので、指導側からしたら

 

「え・・え・・え〜と・・・無理ッス。。。。塾の先生やから厳しめに言うてるとかじゃなくて、無理ッス。。。。例えるなら、高3なってから野球部入部して目指せ甲子園!言うてるのと同じ次元で無理ッス。。。。」

 

 

みたいな発想の高校生というのはすぐ分かるのですが、どうにもこうにも想像力が人によって違うようで、受験界隈の一般論として、同じ17、18歳でも、非常に先の展開の見通しがよくできている人と、想像力が「嘘でしょ」っていうくらい、めちゃくちゃな人っているんですね。

 

飛車角が手元にすでに無く、詰んだ状態から、「うし!こっから飛車角投入して逆転すっか!お母ちゃん!なんか直前の対策講座取った方がいいって塾から言われたから申し込んでいい?」みたいなタイプ。

 

#嗚呼、受験産業の養分たちよ・・・

 

 

 

で、そこで私としては「地に足のついてない」、いわば旧日本陸軍916名が1万とも言われるアメリカ海兵隊に挑んだガダルカナルの戦い的な、

 

 

通称:ガダルカナル受験

 

 

が見ていて一番ツライんですね。

 

 

 

私がこんななので特に最近では年々こちらではガダルカナル受験は減ってますし、たぶん2023年受験なんかはメンバーを見ていて、“ガダルカナル”になる人はいないと思います。

 

口だけじゃなくて、そこは私が潔いのはご承知の通りなので、たぶん1年後に証明されると思います。

 

#また事前の予告と勝敗表はお知らせします

 

 

 

前置きが長くなりましたが、結局、新高3生に知っておいて欲しいことというのは、

 

志望校を変更するタイミングなのですね。

 

一般的に東大京大から順に、偏差値帯が下がれば下がるほど、また私立大学専願になったりでもすれば、受験教科や科目が減ってだいぶ負担が減ります。

 

基本、この志望校変更に伴う負担の軽減のタイミングをミスって(イマジネーションの欠如によって)、夏以降に「行くよ!一気に真珠湾!」を仕掛けてしまうところから悲劇が始まり、最終的なポツダム宣言、しいては受験産業という名のGHQがRONINをお出迎えし、逃しまへんでとばかりに、全国の受験生のいるご家庭から取れるだけとことん取ります。

 

#もちろんRONINの人全員がそうだといのうではありません

 

 

 

以上より、

 

【志望校変更のタイミング】

その①:5月のマーク模試後

その②:8月のマーク模試後

 

その子をずっと見ている講師なら5月の模試の段階で年明けまでイメージできるものですが、さすがにこの段階で厳しい話はしにくいので(言って通じる相手ならそもそも厳しい状況になってないという..)、8月の模試の結果を受けて“真剣に”検討するかどうかがポツダム宣言受諾に至らないためのポイントです。


#皮肉なことに

#8月の全統マークが

#だいたい毎年

#終戦記念日らへんの日程


 

ただ何故8月で厳しい結果になる子がそうなったか?と言えば、非常に厳しく言えば、冒頭にも申しましたように想像力の欠如が一番なので、それは常に発動され、右に行くべきところを左に行き続けるので、なかなか大変です。

 

 

大学受験はぶっちゃけその子のスペックによって、同じ努力量であるのならば伸び方は全然違うので、この大学を目指すのであればどの時期にどのレベルに達しておかなければならないか?というのは、決まったものはないとすら言えますが、こちらに通って下さる方で言えばある程度確度高いお話はできると思います。

 

中学から通って下さっている方であればその確度はもっとだと思います。

 

 

 

 

『プロフェショナル 仕事の流儀』の中で、私が一番好きな回で、DVDも買った小児外科医の山高篤行先生の言葉で

 

 

常に、臆病であれ

 

 

というのがあるのですが、受験生も塾講師もこれは肝に命じておくべきだと思っており、教室でもよく話してます。

 

 以上のことさえ分かっていてくれたなら、後はコールドゲームにならないように頑張るだけです。

 

 

ではまた。

 

 

 

 

【究永舎】

2008年6月に豊中市に重本孝が開校した進学教室です。最初は高校受験の塾としてはじまり、2014年シーズンからは大学受験を対象とした高校生クラスを開講。現在は中2〜高3の講座全てを重本が担当するユル〜い個人塾なのに毎年難関校合格者が生まれる摩訶不思議アドベンチャーな教室です。

 

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