おはようございます。

 

 

これを書いているのが毎回夜なので時制が難しいのですが、とりあえずこれをお読みになられている今日24日(木)は国公立大学の受験日2月25日(金)を明日に控えた状態なのであります。

 

 

去年と比率が完全に逆で、今年は私大専願者8人に対して、国公立志望者が2人です。

 

記憶の良い方なら「あれ?3人じゃなかったっけ?」という向きもあろうかと思うのですが、1人の子は元々“来ないがち”で、本人が「受ける!」と言うので志望校の地方国立大の赤本もこちらで過去の分も10年以上分含めて揃えたのですが、そのまま徐々にフェードアウトし、カイトくんと動揺、いえ、童謡『待ちぼうけ』を口ずさみながらも、そこに気を揉むのも他の真面目な生徒さんに申し訳ないので「まあ、しゃーないな・・」と。

 

 

 

 

で、とりあえず

 

明日・明後日は結局2人の生徒さんがそれぞれ

 

京都 教育

神戸 医医

 

を受験されます。

 

 

2人とも26日もありますが、京大の子は京都に泊まりますし、神大の子は翌日は面接なので自習室で勉強するのは2人とも今日が最後です。

 

 

 

THE SEAT

 

 

ユーミンの歌詞に

 

同じゼッケン 誰かがつけて

また次のシーズンも かけてゆく

 

       「ノーサイド」

 

というのがあるのですが、私はこれに近いものを自習室のその座席にも感じていて、生徒さんや卒業生の方なら分かると思うのですが、究永舎の自習室って座席指定も何もないのですが、シーズン後半にもなってくると“受験生”の座席って自然となんか「あの人(先輩)はあの席」みたいなのが互いの認識として出来上がっていくんですね。

 

で、これが、後輩たちがあまりに「あの人はガチな先輩やな・・」と認識されてくると、どれだけ自習室が混みはじめても、まだ学校があるときなんかで、その先輩が来てないときなんかはみんなそこはこれまた自然と座らずに自然と空けるんですね。笑

 

#つまり後輩たちもそれだけ来てるということ

 

 

言うまでもなく、たまにふだん来ない子がたまたま学校が早く終わったとか、ないとかで他の子たちより早くきたときなんかは知らずにそこに座ったりするんですが、もちろん私も何も言いませんし、その受験生も気に留める様子もなくいつもと違う座席に座ります。

 

でもやはり、毎日自習室に早くやって来て、そして基本最後までいる子っていうのは「席」ができあがっていくんです。

 

みんなの認識として勝手に。。。

 

 

以前おもしろかったのは、とある1年生の子が(私がいる)5階まで上がってきて「先生、自習室いっぱいなんで別の部屋使っていいですか?」というので、私が4階の自習室を見にいきますと、京大に行ったY氏の座席が彼が模試だったか何だったかで1つポツンと空いてるんですね。

 

「いやいや・・自習室の座席は早い者勝ちやからそこ(Y氏がいつも使うところ)座り〜。」

 

と言ってその1年生の子には使ってもらったんですけれども、、、

 

ある種、後輩たちがそれくらいになるまでの空気感を自習室の座席に纏(まと)わせたとなったら大学受験生としては1流かなと思ってます。笑

 

#みんな好きなとこ座って頑張ってや

 

 

ホントにこの自習室にいる様子見ててもやっぱり人間てそれぞれに本人も気づかないクセがもうめちゃくちゃあって、ここでも同じような習性持ってる子は同じ道たどるので、私などは模試の結果以上に先にそっちで今後の展開をうらなってる感じすらあります。(真顔

 

 

ちなみにそんな自習室には私とあと他、これまでそこを“自分の座席にした子”の一部しか知らない“座席”があります。

 

その座席にはこれまで高校クラス開校以来

 

2015 N氏 灘 現役東大法

2016 S氏 北野 現役大阪市大医医

2017 Y氏 北野 現役東大法

2018 O氏 関西大倉 一浪京大工

2019 H氏 茨木 現役神大経済

2020 K氏 大手前 現役千葉大園芸

2021 Y氏 箕面 現役大阪府大環シス

 

が使用してきた大変な縁起物で、2020のK氏や2021のY氏のあたりの時代から、“「自分の座席」に仕上げた”あとに、こっそりと「そこ(上記の理由で)縁起物やで(笑)」と伝えています。

 

 

これ面白いのが、歴代み〜〜〜〜んな自然とそこに陣取るようになるところなんですよね。

 

誰1人として「去年あの人が使ってたから・・」とかの意識はないと思います。

 

意識できたとてせいぜい1コ上の先輩くらいまで、MAX2コ上の先輩までだろうと思いますが、さすがにそんなことまで意識しないでしょう。

 

 

 

2020年のK氏は女の子で、私が座席のことを伝えると、「えええええっっっっっっっっ!!!!!!私使ってていいんですか・・・、私がなんか思いっきり流れ断ち切っっちゃったら・・・」とか心配しつつ受験に臨んで、結局前期の第一志望は落ちちゃったんですね。

 

で、結局、後期出してた千葉大園芸も人気学部でとんでもない倍率かつ、しかもセンターと小論という、ある種「運ゲー」的な感じで彼女もRONINも視野に入ってたかもしれませんが・・・・なんと合格!

 

#神。

 

 

 

後期の合格発表の時間から13、4分後に電話が鳴り、私も“覚悟して”受話器を取ると・・・

 

 

 

しげ「はい、究永舎、重本です」

 

 

 

 

 

 

 

 

K氏「・・スン・・・スン・・・スン(受話器の向こうでしばらく泣いてる音・・・)」

 

 

 

 

 

 

しげ「・・・・。」

 

 

 

 

 

 

しげ「・・・・。」

 

 

 

 

 

 

しげ「・・・・。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

K氏「・・・・ぜ・・ぜんぜぇ〜・・・・ウ・・・ゔ・・・・・う・・ゔくぁって、まぢタ〜・・・・」

 

(挿入歌:「水平線」)

 

 

 

しげ「おめとぅーーーーーす!!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

毎年24日の晩の自習室の掃除は「明日からあの席やあの席にはもう来ないんやな〜」と思うとちょっと寂しいんですが、そこは究永舎の自習室もやはり

 

 

 

同じ座席 誰かが座って

また次のシーズンも 自習する

 

 

 

です。笑

 

 

 

 

 

後輩のみなさん、明日から思う存分どこにでも座り、できるものなら「あの人の座席」を作り上げてみて下さい。

 

 

普通にやってたんじゃ「あの人の座席」にはなりませんけどね。( ニヤリ

 

 

 

 

 

今日の締めとして、個人的には、ここまで頑張った受験生2人は、26日が終わったらとりあえずホッと一息ついて、もうどれくらいぶりやねん!!??というくらい、ホントに久しぶりに家でゆっくりとした日々を2人ともそれぞれ過ごせるんやな・・・と思うと非常に嬉しいです。

 

#自習室使ってくれてサンキュどうもでーす。

 

 

 

 

さて、本日、ラスト自習の2人を送り出したら、私はいよいよ2021シーズンを締めくくるべく“最終段階”に入ります。

 

 

#頭の中はジョックロック

 

 

 

 

 

ではまた。

 

 

 

 

 

 

 

【究永舎】

2008年6月に豊中市に重本孝が開校した進学教室です。最初は高校受験の塾としてはじまり、2014年シーズンからは大学受験を対象とした高校生クラスを開講。現在は中2〜高3の講座全てを重本が担当するユル〜い個人塾なのに毎年難関校合格者が生まれる摩訶不思議アドベンチャーな教室です。

 

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