前回は
生徒も見えない午前0時
究永舎のビルの外は雨
書き慣れたブログ書きかけて
ふと・・・指を止める
ということで失礼致しました。
いよいよ昨日から関関同立の合格発表がはじまりました。
#中3生の私立高校ももちろん全員合格
私大の結果公表は、最終が19日発表の同志社を受けてる子がいるので、その晩・・・と行きたいのですが、20日が公立過去問シミュレーションテストで朝早くて、自習室掃除後、速寝しますので、おそらく20日の晩、すなわち21日のモーニング記事でお伝えできると思います。
#どうなる...
とりあえず今日は関学の発表日で、関学第一志望の子が第一志望学部に受かって無事に受験が終わったので、安心してポッキーのCMのガッキー程度には1人で教室スキップしてましたです、はい。
#もう1人受けた子も関学受かってました
本日も短めにいきま〜す。
世の“お受験本”に思うこと。
先日メルカリにて買ったお受験本の目次に目を通して気になった箇所をつまみ読みしました。
#早よ本読める日々過ごして〜
この手の本は学生講師時代はよく買って読んでいたのですが、もうここ数年はメッキリ読んでおらず、久しぶりに読んだのですが、この手の本にいつも個人的に感じる違和感は同じです。
それは
「子どもを媒介して親の願望を叶えてどうするの?」
です。
この手の本にいちいち共通するのは「親の悩み」に著者がマジメに答えちゃってる点。
例えば、ヒドイのなんかだと「親は子どものプリントをこう整理しましょう」だとか「家事を子どもと一緒にやってみましょう」だとかいうのもあります。
これって第一子のお子さんがまだ低学年で気合入ってるお母さんとかが読んだら思いっきり間に受ける方もいるんじゃないかと危惧しています。
ここまで読まれてどう思われますか?
そもそも私がこういうネタを扱うこと自体、特にここ数年では珍しいですよね。
それはなんでかといったら、校内生の保護者様の中に「自分のことかな??」と気になさったり、私とお会いしたことがない保護者様の中でも「うわ、自分や・・」というような感じで気になさる方が出てきちゃうな〜、と容易に想像できてしまうことと、あとは私自身が結婚もせず子育てもしたことがないようなある意味では楽な人生を歩んでる男なのでそもそも説得力ないよね。。。と思うからです。
ただそういった意味では私のこういった話は、“我が子を超優秀児に育てあげた自分”を主観フルマックスで論じたものにはなり得ず、100%他人として距離をとったところからいろんな“親子パターン”を見て、経験してきて、それで20年以上かけて頭のHDにたまったデータを元にしてはいる、とは言えます。
話を戻すのですが、そういった「教育本」、「お受験本」に100%共通しているのは
「子どもがそれ言われてどう感じるか?」
「子どもがそれされてどう感じるか?」
が鼻毛ワックス並みにゴッソリ抜け落ちちゃってるところです。
親、塾の先生からしたら「子どものことを考えて・・」は心にありつつも、子どもも人間なんで、大人が自分のことを思ってやってくれることが必ずしもありがたくないことってあるんですよね。
#塾講師としていっぱい失敗してきました..
みなさんは子どもの頃どうでしたか?
例えば私だったら、小学校高学年の頃、外で遊ぶの大好き、超元気な少年で、よくジャージで運動場でスライディングとかすることもあったので、膝がやぶけたりとかが、それなりの頻度であるわけなんですよ。
それをある日母親が何を思ったか、それしか素材がなかったのか、その破れたジャージの膝に、、、なんとよりによってディズニーの“ミニーちゃん”のアップリケを縫い付けたわけですよ。。。
#センス
いや〜・・、小学校高学年、しかも「ウェ〜〜〜イイ」のゴリゴリの野球少年の男の子のヒザにミニーちゃん、これは恥ずかしい・・
とにもかくにも「お受験本」、「子育て本」は私はオススメしない立場です。
あまりに現場で見てきたことと書かれていることの内容に乖離があり過ぎちゃってて。。。
ではまた。
【究永舎】
2008年6月に豊中市に重本孝が開校した進学教室です。最初は高校受験の塾としてはじまり、2014年シーズンからは大学受験を対象とした高校生クラスを開講。現在は中2〜高3の講座全てを重本が担当するユル〜い個人塾なのに毎年難関校合格者が生まれる摩訶不思議アドベンチャーな教室です。
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