今年は国公立大受験生が少なく、しかも3人のうち2人が理系で国語の添削がないので、逆に2月は時間的な余裕が例年よりありそうな今日この頃です。

 

#国語は京大のみに全集中

 

 

出願校を先に公表する意味。

 

今日の記事はあくまで個人の考えで、いわば教室のアイデンティティの一部の共有みたいな回です。

 

あくまで共有であって、共感は薄いだろうな・・・ということは思った上で書く内容です。

 

 

まず、こと塾を利用した上での受験というのは、その通塾期間が長ければ長いほど、それは大きな買い物となるわけですが、、、、

 

 

・通塾先の価値を判断するのは結構難しい

 

・受験という性質上、結構なお金を払っても志望校に落ちることは起こり得る

 

 

の2点が消費者サイド(保護者様と生徒さん)のリスクとして存在すると私は思っています。

 

 

・・・と、ここで私が大手塾勤務時代から感じていたのが、志望校に落ちて涙する生徒さんのかたわら、日頃HPなどではキレイゴト、自画自賛を書き連ねる割には、いざ生徒さんが落ちた途端にそれを対外的には必死で隠そう、ゴマかそうとする塾サイドの態度への違和感です。

 

要は勝利は積極的に分かち合い利用するけれども、、リスクは分かち合わないという、確かに商売だから分からんでもない、、、う〜ん、、、、でもやっぱりなんかアレレ⁇⁇な部分への違和感とでも言いましょうか...


志望校に落ちたら受験生やその保護者様は通常やはり「がっかり」されるわけで、いわば“痛み”を負うわけですが、その一方塾サイドがその“不合格”というものを、まるで身に降りかかる火の粉のように笑顔で振り払う様には、あくまで個人的な価値観では人としての卑しさみたいなものを私は感じてしまう、ということなんですね。

 

HPのキレイゴトとの悪い意味でのギャップに失望するというか・・


#個人的な感じ方です


 

これは以前も書いたことなのですが、私は究永舎の生徒さんには「僕(私)の受験結果は最終的には自分の結果なんだから先生には関係ないじゃないか・・」みたいには思って欲しくありません。

 

関係ないんならもっと教室も閉めてあっちこっちへ美味しいものでも食べ歩いてます。

 

でも私は本質的に塾講師と受験生ってそうじゃないと考えています。

 

やっぱり生徒さんの結果は教室にとっては、いくら誰が海パン一丁で小島よしおになっても絶対に関係はあります。

 

以前も書きましたが究永舎の合格校のところに

 

埼玉商業学院工業大学 7名

秋田製鉄福祉大学   8名

 

全員志望校合格!!!!!

 

 

としかなかったら、果たして現在の校内生や入塾をご検討下さっている保護者様の中で一体何名の方が、それでも実際にご入塾頂けるでしょうか。。。

 

冗談はさておき、やはりどう考えても「この塾に通ってちゃんと行きたいところに合格できた!」というのはどちらかと言わず、その生徒さんご家族の周囲にはプラス材料として伝わりますし、「落ちちゃった・・。この塾に通ってたんだけどね。」というのは、別に悪い言い方をされなくても、プラスかマイナスかどっちに周りの人には響くんだといったら、それはどう考えても大なり小なりマイナスの印象にはなるでしょう。(もちろんこれまでも希望を叶えてあげられなかった生徒さんのお家からのご紹介などというのはありましたが)

 

 

だから私がはっきり言うのは

 

「みんな(究永舎受験生)が受かったら、もちろんみんなは行きたいところに行けるというメリットを享受できるし、重本先生も『あそこの塾通って受かった』と言ってもらえるメリットがある。逆にみんなが落ちたら、みんなは行きたいところに行けなかったっていうデメリットがあるし、重本先生も『あそこの塾言ってたけど落ちたらしい』という評価と、お家の人から恨まれるというデメリットがある。だから受験結果に関しては損益についてはどちらも互いに山分けなんやで。まあ、一心同体とまでは言わんけど、とりあえず受かろうぜ!」

 

ということなんですね。



現役塾講師の方、保護者様それぞれご意見あろうかと思いますが、私はこういうことを口にすることが品のないことだとも野暮だとも思っていません。

 

むしろ(上記の理屈で言えば)生徒さんとメリットのみを山分けしようと、不合格者や難関校の合格者以外はあたかもいなかったことになっている形で喧伝するその姿勢の方が品がないと私は感じているざーます。

 

#ドラキュラ

#そんな感じ取り方が一般的でないのは分かってます

 

 

そういう風に考えているので、(これまでも何回も書いてることですが)もし生徒さんの希望が叶わなかった際は、変な話、キチンと自分にもダメージがある設定になってないと私は嫌なんですね。


もし教室としての受験結果がイケてなかったらどう誤魔化そう・・・みたいなことを考える時間を人生に作りたくないなって思ってますし、受験結果がイケてなかったとき以上に、そういったことを考える塾講師に成り下がったときの方が自分に自信が持てません。

 

教室が潰れてしまうこと以上に、自分の美意識に背いて(一般的な嗜好に自分を置きにいって)生き長らえる方が自信が持てないと私は思ってます。

 

自分で自分のことをそう思うので間違いないと思います。

 

 

 

 

最近は塾生でもこちらを読んでくれている子が増えているようです。

 

なので今日の最後にはっきり言います。

 

 

要は受かればみんなも重本先生も万事オッケー牧場。

 

みんなで“メリット”を取りに行きませふ!

 

 

 

 

 

ではまた。

 

 

 

 

【究永舎】

2008年6月に豊中市に重本孝が開校した進学教室です。最初は高校受験の塾としてはじまり、2014年シーズンからは大学受験を対象とした高校生クラスを開講。現在は中2〜高3の講座全てを重本が担当するユル〜い個人塾なのに毎年難関校合格者が生まれる摩訶不思議アドベンチャーな教室です。

 

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究永舎 大阪 北摂 豊中市にある

高校受験・大学受験で連勝を目指す教室