おはようございます。

 

この連休中、近隣の高校受験の塾は、いずれも前を通ると自習に来たと思しき中3生のチャリが並んでいるのですが、その度に「さて・・(ウチの子たち含め)この中の果たして何人が3年後まともに大学受験でサクセスするかな・・・」と考えてしまう重本孝こと大学受験恐怖症です。

 

 

#・・・。

 

 

 

高校受験ってどんなんでしたっけ?

 

 

まず本題の前に本日は成人式です。

 

新成人のみなさん成人誠におめでとうございます。

 

究永舎卒業生で今年成人を迎えられる皆様へのメッセージはこちら↓

 

Vlog

 

 

 

 

はい、そんなわけで本題です。

 

最近はもうこちらから声をかけることはめっきり無くなったのですが、それでも駅からの帰り道にビル下で会ったり、たまにたずねてくれたりで、大学生、社会人の卒業生の子と話をすることがあります。

 

で、難関大を突破した子たちがよく言うのが、

 

「大学受験がシンド過ぎて高校受験ってどんなやったかもう覚えてないです・・・。先生、ボク(わたし)の高校受験のときってどんなんでしたっけ??」

 

だったりします。

 

 

私は彼ら彼女らの高校受験もさることながら大学受験も見てますから、くだんのセリフにはたいして驚きません。むしろ「然もありなん。。。」状態です。

 

 

要は自転車に乗る人が、コマ付きの自転車に乗ってるときってどんな感じやったっけ??となるのと同じです。

 

 

 

私自身いつも思っているのは、高校クラスに来られない生徒さんにとっては「(無事受かって頂けたのなら)自分の役割は果たせたな・・」で、ホッと一安心ですが、「高校クラスも通うんで引き続き大学受験もおねしゃす!」の方は、正直申して、高校受験の軽く倍以上はその後の高1、高2の方が心配で、そちらの展開に対する想像(見通し)の方が頭の中ではその存在感が大きかったりします。

 

誤解を恐れず言えば、受験的観点で言えば、高校受験で公立高校に受かった人と落ちた人との差など半年と経たずに余裕でリカバリーできますが、高1のこの時期(年明け)からの1年(高2の冬期講習)で開いた差というのは常人では埋めるのはほぼ無理ゲーに近いです。

 

F1のモナコグランプリは、そのコース幅の狭さ故、いわゆるポールポジション(予選1位の車が本戦で一番前からのスタートとなること)から、そのままグランプリで1位を獲得するポール・トゥー・ウィンが多いレースとして有名ですが、大学受験においても大方このことは言えると私は経験上思っていて、やはり難関国公立や同志社に余裕で受かる子というのは高3はじまり段階ですでに「バカとブスこそ東大へ行け!」という言葉にやる気になっている層よりも暗記量的に何メーターも前方に位置していることが圧倒的に多い、というかむしろ西宮神社の福男レースよろしく、“受験学年のスタート段階で前方につける”というのが勝利の鉄則中の鉄則であると言えます。

 

#何言ってるか伝わりました?

 

その鉄則をもし破れるとすれば、数物においてライバルよりも高い才能を持っている受験生だけかなと思います。

 

大学受験は高校受験と異なり、「サクサク身につける才能」よりも、「毎日やる才能」が圧倒的に価値の高い勝負です。

 

私はよく生徒さんにも「大学受験で最強なのは数学できる文系か、努力できる理系だよん。」と言うのですが、我ながらマジでそうだなと思います。

 

ただこの組み合わせを満たしている人はやはり少数です。

 

#だから最強

 

 

 

 

 

例によって以下は北野、豊中それぞれの高1の最新のテスト分布表なのですが、今回は特に北野のテストがいよいよがっつり難化してきたようで、数学Aと物理、それに英COMの最頻値が0-40の枠となっております。

 

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2023年5月15日

分布表の写真を北野高校からの削除依頼を受け削除

 

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特に英語COMは激しく、学年の約1/3の純情な感情が0ー40に収まっており、完全にこれは英検2級に対する北野高校からのリベリオン(反逆)と捉えても良さそうです。

 

#いえ、よくないです

 

 

続いてこちらの豊中高校の1年生も

この半年ちょいで英数を筆頭に相当な開きがお互いにできていっています。

 

 

この“開き”というのは「塾に通って分かりやすく教えてもらう」みたいなそんな甘っちょろいものではどうにもこうにもなりません。

 

 

個人的には「じゃあどうすんねん?」ということ、つまり「分布表の上の子たちは何をしているの??中学時代どんな過ごし方してたの??」というのが実は本当に必要な情報なんじゃないかと思い、日々教室でシェアしています。

 

#ていうか自習室に当の本人たちがいる

 

 

ただ・・・

 

今の自分がもし高校生に戻って、甲子園ではなく、大学受験を志して、進学校で上位でやってる人たちの取り組みを知ってしまった際、、、、やはりあきらめておとなしく再び“大阪のユニバ”に通うだろうとは思います。爆

 

#毎日自習来る子たちには尊敬しかないです。。

 

 

 

残念ながら高校受験において究永舎の存在に気づくのが遅過ぎてしまった方・・・

 

お子様の受験終了と同時に即重本の前にお子様を引っ張ってきて、究永舎の自習室を春休みからご利用下さい。

 

各文理学科や池高で上位の先輩たちの空気に最初はビビるかもしれませんが、、、

 

 

#来年の高2高3がマジで怖過ぎる

#中学時代に手取り足取りに慣らされた方には使いもんにならん塾

 

 

 

ではまた。

 

 

 

 

【究永舎】

2008年6月に豊中市に重本孝が開校した進学教室です。最初は高校受験の塾としてはじまり、2014年シーズンからは大学受験を対象とした高校生クラスを開講。現在は中2〜高3の講座全てを重本が担当するユル〜い個人塾なのに毎年難関校合格者が生まれる摩訶不思議アドベンチャーな教室です。

 

ご興味のある方はコチラ。

 

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究永舎 大阪 北摂 豊中市にある

高校受験・大学受験で連勝を目指す教室