昨日書いたことを改めて意識して授業を10時半〜22時過ぎまで朝からぶっ通しで行ったのですが、やっぱり間違いなく集団で真剣に話を聞いてくれて、自分の一言、小話、アクションで若者が笑顔になってる・・・って、どう考えても自分にとってはいい仕事やな〜って思います。
ただこれまでも生徒さんでこの仕事にちょっと興味ありそうな子・・っていうのはいてくれるんですが、やはり業界の体質を思うと、とてもじゃないですが「やろうぜ!」って誘えない自分がいて、そのときは少し悲しくなります。
ただ、やっぱりこの仕事自体がおもしろいのは個人的には揺るぎません。
自分の一言で生徒さんがニコニコ笑顔、ゲラゲラ笑ってるんですよ。
しかも今は完全に自由で一緒に働く人を気にする必要もありません。
たぶん死に際で、人生振り返ったときに思い出す時代なんじゃないか?って予感がしてます。
前智弁和歌山高校野球部の高嶋仁先生は大阪桐蔭の西谷先生に「44、5からの10年が一番それまでの経験などが熟成されて指導者としての黄金期に入る」と仰ったというようなお話を何かで見た記憶があるのですが、その記事を見た1年くらい前から自分も(こんな食生活で生き残れるか不明ですが)そうなれたらいいな〜・・と思って頑張ってます。
ちょうど20年くらい前の今頃(冬期講習)っていうのは、講師としての経験をはじめとして、仕事に対する“引き出し”がマジでな〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜んも無いですから、授業準備が終わらず寝たのか寝てないのか分からない感じで冬期中はやってました。(それでも授業は鬼ヘボでしたが..)
そのときに自分を支えたのは、この仕事を自分のものにして、今頃(2000年代初頭)どこかでうぶ声をあげてる子たちに教える頃には「やってきて良かった〜」と思えるようにしたいし、そうなったら幸せやろな・・っていう想像でした。
そして時の流れは早く、40になった今。
自信を持って言えます。
やってきて良かった。
バカか、と言われそうですが、正直みんながこんな気持ちで大人になれればそれこそ匿名の誹謗中傷などはなくなるんだろうな、くらいに思ってます。
明日は今日よりいい授業、おもろい話ができるだろうか・・・
その不安は今でも毎日全然途切れませんが、でも心のどこかで明日(夜空ノムコウ)を楽しみにしていて、あの頃の未来に今の生徒さんや保護者様がいて下さったと勝手ながら思ってます。
本当にありがとうございます。
今の生徒さんたちと同い年の頃の自分が、まさか40になってそんな気持ちで仕事をしているとは夢にも思ってませんでした。
そんな40歳としての結論は、
やっぱり真面目に頑張った方がいい
ってことです。
星1ついっぱいつけられてるんで説得力は今イチ過ぎですね。苦笑
星はともあれ、口で言わずともそれが伝わるような先生になれたらいいなと思っています。
ふだんはそんなことないんですが、なぜか毎年冬期講習になると深夜に入試問題を解きながら、よく学生講師時代の頃を思い出します。
いま会いにゆきます
#はい?
ではまた。
#メッセージ下さった読者様ありがとうございます!
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【究永舎】
2008年6月に豊中市に重本孝が開校した進学教室です。最初は高校受験の塾としてはじまり、2014年シーズンからは大学受験を対象とした高校生クラスを開講。現在は中2〜高3の講座全てを重本が担当するユル〜い個人塾なのに毎年難関校合格者が生まれる摩訶不思議アドベンチャーな教室です。
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