無事、チラシによるお問い合わせゼロということで今回は終焉な今日この頃です。

 

#そんな気がしてたよ(苦笑

 

 

 

大学受験は多くの人にとっては魔境です。

 

最近、アメトピ(アメーバトピックス)のタイトルに釣られて、全然知らない保護者様のブログを読ませて頂くことがありました。

 

 

概要としては、

 

高2の息子さんの3者面談に出向いて進路の話になるも、どの学校に対しても、担任からは「厳しい。厳しい。」と否定的な話ばかりであった。

 

ただ母親の自分としては子どもが頑張っているのを見ているだけに否定的な意見ばかりの担任に不満が募った。

 

という感じのお話でした。

 

 

これってたぶん全国どこにもで毎年よくあるお話です。

 

今日はまず、そのことについて最近読んだキングコングの西野さんの言葉を引用させて頂きたいと思います。

 

 

 

西野さんが仰るには、「やめておけ」と言ってくる人には4種類いると。

 

①邪魔をしたくて「やめておけ」という人

②よく分からないから「やめておけ」という人

③過去の経験から「やめておけ」という人

④現在の経験から「やめておけ」という人

 

の4つで、①〜③の「やめておけ」の根拠になっているのは『感情』で、④の「やめておけ」の根拠は『現在のデータ』であると。

 

で、さらに続けて西野さんは①〜③の「やめておけ」は無視しても構わないけど、④については絶対に言うことを聞いた方がいいと仰っています。

 

その心は『失敗には再現性がある』と。

 

基本、④の人の「やめておけ」については

 

“ついさっき、自分がそこを掘ってみて、水が出なかったから「やめておけ」”・・・だからやめておいた方がよい。。。

 

 

という感じのお話です。

 

 

 

私は学生時代から、河内長野、西宮、神戸市岡本、そしてこの豊中と、特に後3つに関しては阪神エリアの3指に入る“お受験エリア”で、私も中堅校〜最難関に到るまで多くの受験に関わらせて頂きました。

 

そしてこの経験から言えることとしては、「成功」と「失敗」には、特に受験に関してはいつの時代のどの地域でもパターンは同じだということです。

 

とりわけ大学受験に関しては本当に“分かりやすい”ということが言えます。

 

大学受験レベルで伸びていく子とそうでな子というのは性格の差(早い話どれだけ自分で自分を厳しく評価できるかということの差)で、これはもう毎年現場で見ていたら明らかです。

 

究永舎絡みの方ならご存知の方も多いかと思いますがここ何年間かは、私は1年に1回“フグの日”くらいしか休まないので、例えば高1から通う生徒さんだったら、その子の3年間の自習室に来る頻度から、来たときの様子から、帰るまでの粘り具合まで、全部見てるわけなんですね。

 

で、当然それだけの数の親子カップルや、保護者様の受験前後のご反応も目の当たりにさせて頂いてきてますと。

 

 

そしてその感覚からすると、先のブログの3者面談における両者の対応・反応ってめちゃくちゃリアルで“あるある”やなって思います。

 

で、結論、この場合担任の先生は“言い方”、“表現の仕方”は結果的に保護者様を怒らせちゃってるので、間違っていた可能性がありますが、言ってることは担任の先生の方が当たってる可能性が高いと予想します。

 

やっぱりそれだけ大学受験っていうのは他の受験に比べて分かりやすいですから。

 

たぶんその担任の先生の本音としては「ウチの学校の生徒である君が○大に行きたいというのであれば、今のこの学年順位じゃ話にならないよ。」つまり「せめて○位以内が当たり前でないと全く話にならないという認識だけはどうか持っておいてちょうだいよ。」だと思います。

 

ただ、その表現方法がマズかったのかもしれないなと。

 

 

 

やっぱり努力量の十分・不十分っていうのは自分や身内が評価しない方がいいです。

 

受験生であるお子さんからしても(もう17、18ですし)、自分のお母さんから評価されたところでどうしようもないでしょう。(苦笑)

 

 

私はよく生徒さんに「体重120kgの人が10kg痩せるような努力をしても周囲からの評価は同じや。」と言います。

 

確かに前向きに努力することは素晴らしいことです。

 

が、その“努力”というものにはそういった側面・見方があることも知っておいて損はないと思います。

 

要は10の努力でないと受からない学校を目指す子が1の努力を5にしたところで、合格するライバルは最低10をやってくるわけですから結果は同じと言えます。

 

 

これにはこのブログをお読みの方にもいろいろなご意見があるかと思いますが、私は5頑張ったことよりも、10の水準を知らなかったことへの後悔、また、そういう失敗の仕方があるという経験の方が後の人生に役に立つと思っています。

 

でないとその子は社会人になっても仕事の現場でまた“自分本位の水準”で同じ失敗をしちゃうと思うんですね。

 

#仁和寺にある法師

 

 

先日、ふだん私が高1・高2の子にあの先輩だけを見ときなさいと言ってる、その女の子が「今度(ワクチンの)2回目の接種してきます。」というので、私が「え?1回目いつやったん????夏休みの間ずっと朝から晩まで勉強やってたやんな・・・」とたずねますと

 

「次の日は体はダルかったんですけど、風邪ではないですし、激しい運動するワケでもないので大丈夫かなと思ってやってました。」

 

とのことでした。。。

 

 

#後輩たち、見習わなくていいですw

 

 

 

高校受験の場合は才能があればあるほど年明け以降から、まだまだ最後まで分かりませんが、大学受験の場合はとにもかくにも暗記量が多過ぎて、まずは鬼のコツコツで必要知識を脳にストックしないことには才能も発揮しようがないんですね。

 

#北野や文理学科入る以上にこっちの方が大事っす

 

 

今日の内容は保護者様は読まれてどのような反応を心の中で為さるだろうかとちょっと震えているのですが、やっぱり受験というのはイス取りゲームの競争であり、そこにはライバルがいるわけなので、そういったライバルたちの同時期比のいろいろな数字・姿勢といったものは聞ける人から聞いて情報として知っておかれた方がいいと思います。

 

 

私ごときが言ってよいセリフではありませんが、他者として、お子さんのことを考えると、できれば保護者様には

 

「自分がこの子の“イケてる”or “イケてない”を評価したところでそれってどの程度合ってるの・・・・????」

 

っていうのはちょっとだけでもよいので思っておいて頂ければ最終的にお子さんのためになるかなと。。。

 

 

#生意気言ってすいません

 

 

 

 

 

なにはともあれ大学受験は魔境です。(ちーん

 

 

 

 

 

ではまた。

 

 

 

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