梅雨が明け、高校野球も予選からスマホで動画視聴が可能となり、
完全にこちらの更新が後回しになっている今日この頃です。
昨日届いた関先生の最新刊です。
高校3年生ややる気のある2年生で、近所に魅力のある先生や、朝から晩まで使い倒せる自習室がない方は下手に塾や映像授業に大金ぶっ込むよりも絶対にこれを家やマクドなどでやり込む方がいいです。
内容的にはこれで十分で、あとは過去問系をやり込みまくればオッケーです。
以前にも書きましたが本当に最近の学参市場は充実しています。ホントに“ハズレ”がなくなりました。
というわけで本題です。
8月の河合でE判定を取ったら・・・
私の経験上、悲惨な展開をたどる大学受験生の典型例トップ5のうち、栄光の第一位が8月の河合で第一志望はもちろんのこと、第5志望くらいまで、下手したら書いたところすべてE判定を連発してから「死ぬ気で頑張る!」の御誓文を出す受験生です。
3年生はもうしのごの言わずに残された時間の最大効力化に全精力を注がねばなりませんが、もし今これを高1や高2の子がいたらぜひとも分かっておいて欲しいのが・・・
自分が全力でやったらどんな感じか?
というのを遅くとも高3の夏までに分かっておいて欲しいということなんです。
例えが、フルマラソンを走ったことない人が半年後のフルマラソンの大会で自分が叩き出す予想タイムを予想するのと、何回か走ったことのある人が予想するのとでは、その精度にはとんでもない差が出ると思うんですね。
フルマラソンをやったことがない人にとって、自分が本気でフルマラソンに取り組んだらどれだけタイムが出るか?というのは予想するのがかなり難しい。ぶっちゃけテキトーにならざる得ません。
勉強もこれと同じで、全力で取り組むフル勉強をやったことがない人というのは必ず残された時間で自分ができること、自分の伸びシロを甘く見積もります。
結果、志望校設定が塾の先生などから見たら・・・
みたいなことになります。
#イナちゃん大好き
で、秋の模試が近づいてきても一向に単語が覚えられないことに焦燥が募って、そこからあれよあれよと受験産業の餌食になります。
合格体験記などを見ても、東大理Ⅲに受かる灘や開成の子の文章からですらもバシバシ「単語が覚えられず苦労した・・・」という記述を見かけます。
受験の土俵において東西の横綱たちがそんな具合なのに、高3の夏までたいがいサボリ倒してきた一般的な高校生が半年や数ヶ月で結果を出そう!とすること自体が想像力の欠いた行為であることには論を待ちません。
ただこれってその子が絶対的に想像力が無いとかそんな話ではなくて、シンプルにやったことがないから想像できないっていうことなんですね。
さっきのフルマラソンの例えと同じことです。
別の例えも使えば、野球やったことない人がいきなり草野球で外野守らされて、バットがボールをはじき返した音の感じ、打球の勢い、角度、風向を経験からくる体感で計算して、落下地点に走っていけないのと同じです。
#はい、野球バカ
大事なことなので、ここで再度同じ文章を繰り返します。
勉強もこれと同じで、全力で取り組むフル勉強をやったことがない人というのは必ず残された時間で自分ができること、自分の伸びシロを甘く見積もります。
高1高2の子はぜひともこのことを頭の、しかも潜在意識の中にダンクショットしておいて欲しいです。
究永舎の子はまた教室で喋らせてもらいます。
そして以上のことを踏まえて、私は8月の河合で志望校の目標設定を生徒さんと改めて確認します。
ぶっちゃけその段階で話になってなかったら志望校は変更すべきです。(もちろんこれを書きながら各自の結果は予想できてますが)
これは毎年高2の半ばくらいから1年かけて言っていることですし、言うまでもなく私は入塾以降の全ての生徒さんの自習を知っているので、同じDやEでもそのニュアンスを把握できている自信はあります。
8月の河合に関しては、数Ⅰやった、マークミス、体調不良、会場の空調、近場に座ったヤツが変で集中力乱される、、、、全部実力やからな・・・と、申し訳ないですがあらかじめ言い訳を事前に潰して珍しく圧をかけてます
テスト後は当日と翌日で速攻で丸つけして1人1人と話をします。
#ギリギリの可能性が残ってる子はキャラ次第
この時期は高校受験・大学受験ともにどうしても最悪の展開が頭にチラつくのが自分1人なので、特に家にいるときなど油断すると気持ちが暗くなりますが、今日みたいに1学期が終わった子たちから順に朝から自習に来ている姿を見ると、なんとかハッピーエンドで終わりたい気持ちはめちゃくちゃ強くなります。
とりあえず8月8日の河合を受けた後の生徒たちの反応が・・・楽しみかなとw
ではまた。
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春から開講の中2講座
現在2名の生徒さんに
ご利用頂いております。
豊中7中 女子1名
豊中13中 女子1名
の生徒さんです。
高校受験を通じて、大学受験生として必要な資質を磨き上げる講座です。
私、重本孝が責任を持って担当させて頂きます。
好きなだけできる体験授業ご希望の方は以下のHPの「お問い合わせ」よりご連絡頂きたく思います。
ご検討のほどよろしくお願い致します。
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【究永舎】
2008年6月に豊中市に重本孝が開校した進学教室です。最初は高校受験の塾としてはじまり、2014年シーズンからは大学受験を対象とした高校生クラスを開講。現在は中2〜高3の講座全てを重本が担当するユル〜い個人塾なのに毎年難関校合格者が生まれる摩訶不思議アドベンチャーな教室です。
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究永舎 大阪 北摂 豊中市にある高校受験・大学受験で連勝を目指す教室