昨日の

を読んでいて、

 

お父様も東大医学部卒だという生徒さんの

 

 

という記述を読んで、ブログで受験について語ることはやめ、世間的に“コロナ明け”の頃から野球観戦ブログへの転換を考えている今日この頃です。

 

 

#調子が戻ってきたみたい・・ってw

 

 

 

生徒さんの時間を生み出す

 

 

昔、公立中学で担任を持つ体育教師の友人(いつぞやの記事に出てきた野球部の顧問)が、学校の授業中に塾の宿題をこっそりやっている生徒からそれを取り上げ、休み時間に「こんなものは家でやるもんやろ!」と叱ったところ、相手の子から「宿題毎週これだけ出されてて・・」と言われ、その量を聞いた後日の私との会話で・・・

 

「毎週あんだけの宿題量出して、『これ全部やってきたら受かるわ!』やったらオレでも塾の先生できる!・・しかもそんな生徒に限って三国どころか泉陽も怪しい!(呆れ)」とブチ切れており、その後も塾の模試のたびに試合を平気で休むレギュラー陣に「責任感のカケラもない・・、ていうか普段教えてる生徒をそんなしょっちゅうわざわざ休みの日に模試やらんと成績て把握でけんか!!??」と止まらなかったときがありましたw

 

#愚痴るだけでなく、その数年後に大阪1位にまでチームを育てたのがスゴイ

 

 

その会話はもう7、8年前くらいのことですが、こういう受験に全然“浸かってない”人の観点から得るものがあることはよくあります。

 

 

 

端的に申して、受験も仕事も能動性のない人にサクセスはないと私は思います。

 

能動性というのはシンプルに「あれやろう!これやろう!」みたいなことですね。

 

ここ最近のテーマである、塾なしで難関大学合格の生徒さんというのは間違いなくこの能動パワーがめっちゃある!というのは全員共通するところでしょう。

 

昔の話になりますが、私が通っていた富田林という大阪の片田舎の中学から、当時の公立最強を誇っていた天王寺理数科(橋○徹氏の手により解体)に同級生2人(男の子と女の子)が進学し、その後2人とも現役で京大に進学したのですが、2人ともずっと塾には通ってませんでした。

 

で、そのうちの、たまに朝の電車で一緒になっていた男の子が「勉強は毎日やってるから基本“定期テスト勉強”みたいなのはしたことない」と言っていて、めまいを覚えたことがあったのを最近のブログを書いていて思い出しました。

 

#能動的過ぎ❤️

 

 

どんなサービスでもそれを必要とする人としない人がいるのはよいとして、個人的な美意識としては、やはりせっかくサービスをご利用頂く生徒さんが、本来持つ能動性を殺すようなこと(自習能力高い子に通塾回数多い塾に通わせたり、塾が宿題いっぱい出したり、日曜に特訓授業とかする行為)はしたくなくて、いかにYou run free. You run best.(自由に走るのが一番速い)の状態に持っていくかというのが私が全ての生徒さんに考えていることです。

 

ですから昨日書いた、各レベルで自分の潜在能力が分かってない人に「いや、ここ受かってきたパイセンたちと君はそんなに“もってるもの”は変わんないよ」を示したあとは、いかにその子が走りやすいようにするか、いわば球児たちが存分にプレーできるように最高の整備を毎回行う阪神園芸さん

 

 

的な仕事を行うかが私にとっては重要です。

 

そういった意味で特に高校受験の大手塾っていうのはありがたい存在です。多くのライバルたちに、特に中3の後半あたりからおもいっきりブレーキかけてくれるんで。

 

まあ、あとは公立高校受験においては5科目の配点は全て同じで、暗記事項は英語とかより理社の方が多いから理社からできるように持っていかないといけないけど、反対に大学受験は純ジャパの人ならほぼ全員が英語ができるようになるのに一番時間かかるし、配点的に英語の比重が大きい学校が多かったり、理系でも、旧帝なんかは数学が本番で1完しかできなかったり、半完の寄せ集めでしか点が取れないような場合も起こり得るから、数理の配点高めの学部受ける子でも結局英語がまずはできないと落ちやすいよね、みたいな話や、東大京大はじめ、国公立の国語はオサムハヤシ受けてても受けてなくても、とりあえずよっぽど明後日の方向のこと書かなければ、埋めればだいたいみんな5割前後で差はつかないよね、みたいなレベルのことは意外と塾通ってない人は知らなかったりするので、そういった諸々を知ることで、より上を目指しやすくなったり、実は不要な心の負担が軽減されたりというのは当たり前体操で、講師としては目指していきたいところです。

 

#なんでこんな長い1文を書いてしまうんだ・・・

 

 

あとはいい塾の先生というのはこれまで担当してきて落ちた生徒さん(特に受かる可能性がそれなりにあったのに落ちた生徒さん)への考察が的を得ている場合が多いので、受験当日からそこへ到るまでの“地雷”を自然と回避する形でガイドしてくれるというのもあると思います。

 

まとめると、私が理想とするイイ塾の先生というのは、抽象的な言い方で申し訳ないのですが、生徒さんと保護者様を心的に身軽にし、非常にスムーズな走行路を敷き、日常に嫌な負担感を発生させずに青春を過ごしてもらえる先生、つまりはその生徒さんが一番走り易い状態を作れる先生なので、引き続きそこを目指していきたいな、という感じです。

 

教室としては良いのか悪いのか、教室ユーザーの方から、もちろん合格を勝ち取って頂いた後で「機嫌よく勉強させてもらった以外・・・はて?なんかしてもらったっけ?」みたいなのがカッコイイなって思ってます。

 

 

 

ではまた。

 

 

 

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春から開講の中2講座

 

現在2名の生徒さんに

ご利用頂いております。

 

豊中7中 女子1名

豊中13中 女子1名

 

の生徒さんです。

 

高校受験を通じて、大学受験生として必要な資質を磨き上げる講座です。

 

中2からということで、もうすでに他塾にお通いの方の場合は“転塾する”ということになりますが、機会損失により、お子様の可能性を握り潰すことに比べればハードルは低いかと思います。お子様の成長のためなのに、何かを遠慮することは絶対にあってはならないはずです。

 

私、重本孝が責任を持って担当させて頂きます。

 

好きなだけできる体験授業ご希望の方は以下のHPの「お問い合わせ」よりご連絡頂きたく思います。

 

ご検討のほどよろしくお願い致します。

 

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【究永舎】

2008年6月に豊中市に重本孝が開校した進学教室です。最初は高校受験の塾としてはじまり、2014年シーズンからは大学受験を対象とした高校生クラスを開講。現在は中2〜高3の講座全てを重本が担当するユル〜い個人塾なのに毎年難関校合格者が生まれる摩訶不思議アドベンチャーな教室です。

 

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