前回の “マッチポンプ売りの〜” の記事を他のブロガー様にリブログ(リツイートのブログ版)して頂いたのですが、、、
あとはイイ先生って教室でゆでたまご作って食べますね。
の記述を過去からの経緯を知らない方が読まれ、お子様の塾探しでどこかの塾をご訪問された際、
「こちらの塾の先生方は教室で“ゆでたまご”作って食べられますか?」
とご質問されたらちょっとヤバくないか・・と気になって今夜は眠れそうにない今日この頃です。
#リブログありがとうございます。
それでも塾を利用する理由って何だ?
昨日書いたブログは例によって冗長になってしまいました。
今日はその陸続き的な内容なので、まずは昨日のまとめをしておきたいと思います。
・特に大学受験では「塾無しで難関大に受かるような体質」の人になってもらう必要がある
・塾業界は結果的に業界誕生から何10年と世間のニーズに応え続けた結果、大学受験に受かりにくい体質に小中高生をし上げることで最終的に一番お金のかかる大学受験にて、あわよくば浪人まで行ってもらった上で収益を上げ続ける壮大なマッチポンプ産業
・ゆでたまごを教室で茹でて食べてる講師が一番カワイイ
だいたいこんな感じかと思います。
私はいつもブログを書くときは大まかなテーマを決め、そのテーマについて思いついたことを思いついた順番に殴り書きでノートに書き出し、最後はその殴り書きの1つ1つに段落番号をふってそれに沿って書いていくのですが、昨日はその作業をしながら、
「う〜ん。。改めてオレ(塾講師)の仕事・・というか自分が提供したい価値って何やろ???」
ってことを考えました。
それについて今日はとりあえず「今はこんなことを考えて教室運営をやってます。」的な風味を書かせて頂きます。
まず最初にお断りしておきたいのは、私は自分も自分の生徒さんに対しても「幸せに生きる」が今もこれからも大前提だということです。
#当たり前体操
#何が幸せかは自分で発見するしかない
で、塾に通うメリットなのですが、とりあえず私が意識しているのは以下の3つです。
①才能の発掘
②時間を生み出す
③生徒さん&保護者様のメンタル保護
3つとも書くと『カラマーゾフの兄弟』を越える長さになりますので、本日は①の“才能の発掘”をテーマに書きます。
今朝教室に
が届いてパラパラと読んでいたのですが、その中で山形大学附属中学→開成→現役理Ⅲの生徒さんの記述で、
という箇所がありました。
そして言うまでもなく私が「あらあら・・」と目を留めたのが
の箇所ですね。(ヒドイw)
結果的にこの生徒さんは開成に合格されるわけですが、たぶんここまでだけを読まれると「なるほど。それで余計に奮起して開成合格!からの、その後も努力を続けて理Ⅲ入りはったんやな。。」の展開を予想するじゃないですか。。。
確かに大筋のストーリーはそうなのですが、私が面白いと思ったのは、その後の話で、この生徒さんは上京後すぐ、つまり高1になってすぐに鉄緑に入られたそうなのですが、そこで鉄緑の先生からは
「そのまま頑張れば理Ⅲに合格する」
と言われ、塾の先生方からのあまりの評価の高さに戸惑った・・・という記述があります。
#合格体験記によって山形の塾の先生へ最高の復讐を果たすという展開
これ、この生徒さんは自分をしっかり持って、山形の塾の先生から意味不明なことを言われても自分で道を切り開かれたワケですが(本文にも「塾には頼らず・・」の記述があります)、一歩間違えたらまた別の展開としてそのまま山形で過ごして・・みたいなことも下手したら起こり得たと思うんですね。
こういうことって別に開成、理Ⅲみたいな次元の話でなくても、よくあります。
今となっては笑い話ですが、灘から東大行った子などは中3の秋の学校懇談で「灘受ける」と行ったら、若い女性の担任の先生に「灘はあなたみたいな人が行けるところじゃありません!」と啖呵切られたり、大手の最下位クラスで先生から、偏差値30台の公開模試を挟んで「もうついて来んのシンドイやろ・・(退塾したら?)」と迫られ、私のところへ来てくれたのですが、その子が入塾後鬼の努力で頑張る!とか、どうこう以前の問題として、はじめに学校の定期テストの答案見せてもらったら、「はい??・・・まあ、(英語が定期テスト30点台..)豊高は厳しいかもしれないけど・・・池高までなら全然届く思うねんけど・・・」ということで、結局その1年半後に池高に無事合格みたいなことはありました。(公立高校受験は社会と漢字できてたらなんとかなるw)
スポーツや芸能の世界でも指導者やプロデューサーさん次第で・・・みたいな話はよくあります。
オープン戦で対戦した新人のイチロー選手を初めて見た、故・野村克也監督が「あんなイイ選手がなんでウチのスカウトリストに載ってないんだ!?」とお怒りになられた話は有名です。
#高校時代のイチロー選手は体が細すぎてプロでは通用しないという評価さえあったらしいです
故に指導者の慧眼というのは場合によっては非常に価値のあるものだと思いますので、保護者様が「ウチの子できひん方ではない思うけど、逆にどこまで通用する力あんねやろ??」という場合で慧眼のある先生に巡り会えたら対価以上の価値はめちゃくちゃあると思います。
#いや、だからそれが難しい
いや〜、ホントこの仕事はそういう意味では、私もやってて怖いんですよ。。
ではまた。
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春から開講の中2講座
現在2名の生徒さんに
ご利用頂いております。
豊中7中 女子1名
豊中13中 女子1名
の生徒さんです。
高校受験を通じて、大学受験生として必要な資質を磨き上げる講座です。
中2からということで、もうすでに他塾にお通いの方の場合は“転塾する”ということになりますが、機会損失により、お子様の可能性を握り潰すことに比べればハードルは低いかと思います。お子様の成長のためなのに、何かを遠慮することは絶対にあってはならないはずです。
私、重本孝が責任を持って担当させて頂きます。
好きなだけできる体験授業ご希望の方は以下のHPの「お問い合わせ」よりご連絡頂きたく思います。
ご検討のほどよろしくお願い致します。
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【究永舎】
2008年6月に豊中市に重本孝が開校した進学教室です。最初は高校受験の塾としてはじまり、2014年シーズンからは大学受験を対象とした高校生クラスを開講。現在は中2〜高3の講座全てを重本が担当するユル〜い個人塾なのに毎年難関校合格者が生まれる摩訶不思議アドベンチャーな教室です。
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究永舎 大阪 北摂 豊中市にある高校受験・大学受験で連勝を目指す教室