昨日の“ヨシヒロ氏の1日”を同じ豊高の後輩で神大経営2回のカイト君に、「ヨシヒロくん、、そんなノリで生活してたらしいで。」と話していたところ、カイト君が
「・・いや、今の聞いて驚いたんですけど、僕と同じ部活の部長で、塾無しで阪大の工学行った子も『高校生のとき22時半には寝てた』言うてました。。」
続けて、
「(大学の)1回の終わり頃、その子と話してたときに、、、、、『高校生のときはみんなに合わせて“そんな(勉強)やってない”言うてたけど、ホンマは部活の中やったら誰よりもやってる自信はあった』言うてましたw」
と、、、、
また、カイト君の豊高の同級生で京大に現役で受かった子のうちの1人も塾には昔から通わなかったそうです。。
思うに、受験業界とは、子どもたちを上記のヨシヒロ氏たちのように自力で学力をつけていける姿勢に持っていかないようにする、中学・高校受験塾から確実に大学受験塾への依存へとつなげるように構成された最凶のマッチポンプだな〜・・と苦笑せざるを得ない今日この頃です。
このブログの読者様は、学生さん、保護者様、塾の先生などおられるかと思うのですが、引き続きみんなで“受験業界の養分”にならないように気をつけていきましょう!
私みたいに生まれつき「自爆してもいいから、とにかく自分で決めさせてくれ」みたいな体質の子は塾行こうが、将来どんな会社入ろうが何しようがあまり影響は受けないと思いますが・・・
#塾とのお付き合いはほどほどに
あっ!?
あと、これ・・・
めっちゃ美味いです。。。
ファミマのやつです。
[後編]大学受験、高校生はなぜ落ちまくるのか? 〜倍率通りっちゃ倍率通りです・・〜
このブログのヘビーリーダーである読者様であれば、とにもかくにも大学受験においては例えそれが問答無用の進学校であっても「落ちまくり男」や「激落ちパパ」が続出するという事実はお知りおき頂けているかと思います。
#灘・北野は分母分の分子の詳しい資料無し
ただ。
何事も知識に基づいて合理主義的に解釈するのか、はたまた雰囲気的に解釈するのかでモノの見え方は変わってくるわけでして、
例えば7月2日段階で、
国公立全体の全国的な平均倍率が
前期 2.6倍
全体 3.6倍
ですから国公立の全国の平均的な合格勝率というのは例えば前期なら38.5%、前・中・後期全体の勝率は27.8%となります。
ただこれも後期の医歯薬が平均倍率をかなり引き上げますので、医歯薬以外をご希望の多くの方にとられてはもう少し平均勝率は上がるはずです。
ちなみに私立の一般入試の平均倍率は
関関同立 3.1倍(勝率 32.3%)
産近甲龍 4.2倍(勝率 23.8%)
早慶上理 4.7倍(勝率 21.3%)
MARCH 4.5倍(勝率 22.2%)
全国 3.3倍(勝率 30.3%)
なっております。
ただ、
2019年平均 4.6倍(勝率 21.7%)
2020年平均 4.1倍(勝率 24.4%)
2021年平均 3.3倍(勝率 30.3%)
を見てもお分かりのように、今年はコロナの影響で全国的に受験生の流動性(無理して受けにやってくる人の割合)が小さく、特に大都市圏の入試に関しては大方倍率はコロナ騒動が無かった2019年より“1倍分”は下がっており、全体的に易化の年だったと言えます。
そういった大学受験の“一般的”を理解しておくと、例えば、今年であれば100人受けて30人しか受からなかった・・・は、大学受験においては別に普通っちゃ普通!の評価になると言えます。
要は高校受験で言えば、例えば高倍率の茨木や豊中でも今年であればどちらも倍率は1.53倍となっており、これは言わば、目の前の机に置かれたカントリーマアムを、自分と目の前の片腕骨折してる人と「いっせいのーで!」で奪い合う形となります。
ですが一方大学受験の場合は、例えば私大で例年通りの4倍程度の倍率であれば、その1個のカントリーマアムを自分含めた4人で奪い合う計算となります。
「私は生徒さんには合格最低点は見ずに、絶対に受かる水準だけを考えよう」というのですが、それもそのはずで、過去問やって、合格最低になんとか届く水準というのはゼーハー息を切らしながら、ようやく先述の4人のうちの1人に席をやっとこさ並べた程度の状態です。
そうではなくて、4人の席につくものの、自分以外の周りの3人が幼稚園の年少さん程度に見えるレベルで自分を鍛えておかないとそんな勝負では勝てません。
あとはどうしても高校生もお家の方も、
学歴 is 大学や!
という観念がありますし、実際そうだと思いますので、どうしてもみんな望み薄でも受けにくるので、自然と勝率は低くなるという側面もあります。
難関大に受かってもらうためには、こういった話を中学〜高1にかけて、子どもたちに暑苦しがられない程度にふんだんに浴びせとくのと浴びせとかないのとでは少なくとも私の経験上では全然違います。
とりあえず今日のところはこんな感じで、大学受験は落ちまくる・・・・・・って結局倍率を考えたらそりゃあそうですね、オホホ、という話でした。
次回は『塾業界のパラドクス』というテーマで、ではどうやって
になることなく大学受験でサクセスすればいいのか?ということを受験業界との付き合い方という切り口で書いてみようと思います。
よろしければまたのぞいてみて下さい。
あと内部生の保護者様はお子様方にいつもの面談用紙(自由参加)をお渡しさせて頂いておりますので、よろしければまた教室でお話させて下さい。
ではまた。
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春から開講の中2講座
現在2名の生徒さんに
ご利用頂いております。
豊中7中 女子1名
豊中13中 女子1名
の生徒さんです。
高校受験を通じて、大学受験生として必要な資質を磨き上げる講座です。
中2からということで、もうすでに他塾にお通いの方の場合は“転塾する”ということになりますが、機会損失により、お子様の可能性を握り潰すことに比べればハードルは低いかと思います。お子様の成長のためなのに、何かを遠慮することは絶対にあってはならないはずです。
私、重本孝が責任を持って担当させて頂きます。
好きなだけできる体験授業ご希望の方は以下のHPの「お問い合わせ」よりご連絡頂きたく思います。
ご検討のほどよろしくお願い致します。
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【究永舎】
2008年6月に豊中市に重本孝が開校した進学教室です。最初は高校受験の塾としてはじまり、2014年シーズンからは大学受験を対象とした高校生クラスを開講。現在は中2〜高3の講座全てを重本が担当するユル〜い個人塾なのに毎年難関校合格者が生まれる摩訶不思議アドベンチャーな教室です。
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