“見つけ方”・・・ってそんなんあんのか??と思って読んでみました。

 

読んでいて何なのですが、正直私のように生まれてこの方、「やりたいことが見つからない・分からない」という心理状況に陥ったことがない方には“入って”いきにくい本かもです。

 

本書では「好き」と「得意」は違うなどということが語られており、現在、絶賛「やりたいこと」探し中の教え子のみんなには一読もありかも・・です。

 

 

そんなわけですがいくつか私が「お!?」と思った部分に言及します。

 

まず一番度肝を抜かれたのが下記のページでした。

 

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失われた30年などとよく巷では言われていますが、、、

 

お恥ずかしい話、日経もラジオアプリVoicy程度で、新聞本体はロクに読んだことのない私(父親が銀行員だったので常に家に転がっていたが、逆にそのせいで子どもの頃の「おもんない」という先入観がスゴイ)は、ここまでものの見事に“日本が世界から置き去りにされている”・・・ではなく、

 

“過去に日本にこんな栄華があったこと”

 

自体を初めて知りましたよ・・・、ええ。

 

「へぇ〜・・スゴかったんや・・」みたいな。

 

こんな表を見ると、まずは改めて“その会社のイマ”で選ぶというのは個人的には生徒さんにはオススメできないな〜・・、と思いますし、また、“会社で選んで”、入社後の自分の業務内容は不明瞭というのは個人的には一番怖いです。

 

それって学校で例えるなら“名門校”に入って、本来は野球部向きなのに「君には吹奏楽部に入ってもらう」みたいなことも起こり得るわけじゃないですか。(それがターニングポイントとなって・・みたいなこともあると思うのですが、、)

 

私の場合、就職する時点で自分がどんな仕事をするか?というのは分かって入社してましたし、むしろ大学が生活から無くなるからより仕事に集中できる!って感じで嬉しかったのを覚えています。

 

とどのつまり“「やりたいこと」が見えている”というのは確かに人生の満足度向上において大切なのかもと思います。

 

本書でも似たようなことが書かれていますが、「やりたいこと」が見えている人の一番良いところはパワーを分散させずに済む、というのがあると思います。

 

人間、持って生まれた能力差も確かにあるけれど、1箇所にパワーを集中させているか、はたまた分散させているかというところでも差は出てくるのではないでしょうか。

 

また、本書では恋愛結婚とお見合い結婚とでは、初めの方こそ恋愛結婚の方が満足度が高いけれど、30年ほど経てばお見合い結婚の方が満足度が高くなるというおもしろい調査結果も取り上げられています。

 

これを本書では、最初の期待値が高いよりも低い方が、その低い期待値を少しでも高めようと努力する姿勢(夫婦間で言えば歩み寄る姿勢)で物事が運ぶからであり、それは仕事選びにも言えると述べられています。

 

つまり、最初から期待して入った会社は後々シンドクなるかも・・と。

 

私自身はバイトで5年間お世話になっていた会社にそのまま入社させてもらったので、そうした経験はないのですが、なんかこれは分かる気がします。。。

 

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ここからは私が思う「やりたいこと」についての論考です。

 

これまでも何度か就活の、あるいは社会人になった教え子の子から「知ってる範囲で一番好きで仕事やってる人だから」的な理由で訪問を受け、そのまま飲みに行ったことが何回かあります。

 

そこでだいたい話す内容になるのですが、まず仕事は

 

飽きないのが一番

 

だと思ってます。

 

 

確か中田英寿さんが仰ってて、私も激しく共感したのですが、

 

シンドイのは別に構わないが、つまらないのが一番嫌だ

 

っていうこれなんですよね。

 

#ホンマそれ〜(ギャル風)

 

で、飽きない仕事って言ったらやっぱり創造性があるものが私は好きで、そういった意味では塾講師なんていうのは生徒さん1人1人、1つとして同じ性格・能力の子なんていないですし、また1つとして同じ受験もありません。

 

そして何よりこれが一番最高なのですが、講師である自分の人間的・スキル的な成長に比例して生徒さん・教室って全然変わってくる!

 

ホントにこの仕事に求められる創造性というのは無限で、よく大手時代なんかにはどこまで本気で言ってるの?って感じですが、平気な顔で「授業飽きた。」とかいう先輩が結構いて、理解に苦しみました。(そういう人に限ってまだやってる)

 

そんな感じで、まずは業務内容・業務環境ともに

 

・飽きない

 

・創造性が求められる

 

の2点は大事だと思います。

 

ちなみに“創造性が環境のせいで発揮できないという人”は、「今のクラスおもんない」という発言をする中高生に対して、いやいや・・その“おもんないクラス”の君も構成要員やん、および、じゃあ君がみんなのためにおもしろくしろよ!という次元と同じなので、厳しい話、たぶんどこ行っても同じ感想が続くかもです。

 

 

あと実は今日はこれが言いたいだけだったりするのですが、、、、

 

#俺の話は長い

#独身である所以

 

「やりたいこと」って探すのではなく、考える、及び、思い出すものだよ、ってことです。

 

つまり「外」にあるのではなく「内」にあるってことであり、それはつまりもうすでに「やりたいことは有る」ってことです。

 

じゃあそれをどうやって見出すかなのですか、私は

 

①心のプラス・マイナスに敏感になる

 

②子どもの頃の、特になんもしてないけど褒められたことを思い出す

 

③子どもの頃の、なんか知らんけど頑張ったことや、人のために親切行為をしたことを思い出す

 

これが大事だと思ってます。

 

 

自分の心がプラスに触れたことには距離を縮め、マイナスに触れたことからは距離を取る、および、逃避、さらには除去します。(基本、機嫌いい人って自然とコレできてると思うんですよね。。。営業的な面もあって唯一なかなか除去できなかったのが理系講師なわけですが...)

 

さらに0〜12歳くらいまでで、大人が本心から褒めてくれたな!ってことと、自分でもよく分からんけど、なぜかあのときアレは頑張ってたな、めっちゃパワー発揮したな・・ってことを思い出します。(なお、期間は関係ないです)

 

難しければ殴り書きで思いつくがままに紙に書き出します。

 

そうやって条件を整理していくと、なんとなくアリな方向性が見えてくるかもしれません。

 

これまで自分のことを真剣に見てくれた大人(学校・習い事・塾の各指導者など)何人かにたずねてみると早いかもしれませんし、自力では思い出せなかった部分も湧いて出るかもしれません。

 

 

そんなわけで今からゆでたまごを食べますちゅー

 

 

 

ではまた。

 

 

 

 

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