教室に到着後真っ先に取り組む作業がお湯を沸かしてゆで卵を2個作ることな今日この頃です。

 

#授業前の小腹を満たすのにちょうどよい

 

 

箕面高校から見る大学受験

 

一応他地域の方用に・・・

箕面は“ミノオ”と読みます。

 

 

本題の前にまずはこちらをシェアさせて頂きます。

 

※↓大学受験にかかる費用一覧です。

 

箕面高校さんがすんごいシンプルにまとめて下さっています。ちなみに表の上には各種試験料の記載もあります。

 

共通テスト18800円

国公立受験17000円

私立大学35000円

 

また同志社、立命館、関西で学部次第で4年間の学費も全然違うんだよ的な示唆があるのもいいです。

 

大阪医科薬科(昔の大阪医科大と大阪薬科大が合併した)は言わずもがなです。

 

 

というわけで本題です。

 

これまた学校資料をウチの子がもらってきてくれたので読者様とシェアさせて頂きます。

 

※究永舎界隈の高校生の多くが志望校にする大学のみ抜粋。

 

箕面高校の資料は実数ではなく“のべ人数”のみの資料となっておりますのでご了承下さい。

 

のべ人数→1人が同じところを2回受けたら受験者2名と計算

実数→1人が同じところを2回受けても受験者1名と計算

 

これはご存知の方も多いかと思いますが、一般的な塾の場合、私立大学などは1人でたくさん受けることができますので、1人の子が例えば同志社の全学部で法、そして学部個別で法・経済・商と合計4つ受かったら、合格実績として同志社に今年は4人受かったピョン!などと山王工業主将、深津バリに真顔で言うのですが(同世代向け)、

 

 

冷静な感覚の人間からすれば

 

 

それは完全に

 

 

みたいな感じで、はっきり言ってしまえば

 

 

 

 

ということですので、みなさん受験界の養分にならないよう気をつけませふね。

 

#スラムダンク祭り

 

その点、箕面高校の場合は受験者・合格者ともに“のべ人数”提示ではありますが、きちんと進学者数も載せて下さっているので、情報としてはやはり親切です。

 

それではいきます!

 

 

東大

現役 0/1 

浪人 0/0

合計 0/1

 

勝率:現役 0% 浪人---%  合計 0%

 

 

京大

現役 0/1 

浪人 0/0

合計 0/1

 

勝率:現役 0% 浪人---%  合計 0%

 

 

阪大

現役 0/9 

浪人 1/3

合計 1/12

 

勝率:現役 0% 浪人33.3%  合計 8.3%

 

 

神大

現役 0/12

浪人 0/0

合計 0/12

 

勝率:現役 0% 浪人 ---%  合計 0%

 

 

大阪市立 (できたらセンター得点率75%以上は欲しい学校)

現役 6/25

浪人 2/2

合計 8/27

 

勝率:現役 24.0% 浪人100%  合計29.6%

 

 

大阪府立(できたらセンター得点率75%以上は欲しい学校)

現役 7/20

浪人 1/1 

合計 8/21

 

勝率:現役35.0% 浪人100%  合計38.1%

 

 

ええ・・・っと。

 

ここで口を挟ませて頂きますと、私はこれらの数字を見たときに2つの点でビビりました。

 

まず1つ目は、今年の箕面高校は東京阪神で現役生が23人挑まれています。あとこれに旧帝であれば名古屋も0/1です。

 

たぶんこの24人の生徒さんと同等かそれ以上の学力で、別のより手堅いところを受けた生徒さんもおられると思うのですが、それでもおそらくこの24名の生徒さんは箕面高校の“トップ層”に変わりはないと思うんですね。

 

それを考えると学年のトップ約20人強が全員落ちてるというのはなかなかな風味です。

 

間違いなく個人塾ならぶっ潰れますし、大手なら強烈な箝口令かと思います。

 

またもう1つは、実は究永舎にはこの学年の箕面高校の生徒さんがお1人かれこれ小6頃から通って下さっていて、大阪府立大に合格されたのですが、高校生が受ける模試って全て学年内で何位か?というのが出るんですね。

 

で、その生徒さんは毎回律儀に成績を提出して下さる生徒さんだったんで、私はどういう経緯で府大に受かったかというのを流れとして3年間ずっと見させて頂きました。

 

それで言うとその子はずっとたいがい学年でトップレベルに位置していたのですが、この資料を見ると、先ほど述べたように東京阪神、あと名大で24人も受験している・・・

 

少なくとも各種模試ではウチの子よりずっと下にいたはずの20名弱くらいの子たちは一体どこから出て来たんだ??????っていうのは一番の疑問でした。

 

確かにウチの生徒さんは最後は一緒に相談して、相当余裕を見て府大に挑まれたのですが、それでも正直、じゃあ神大出願してたら届いてたか?ってなったら厳しかったです。

 

それで考えるとこの20人弱の生徒さんは果たして今まで実は模試を1回も受けていない・・・というはずもさすがにない、かつ、おそらく皆さん塾・予備校は利用されていたはずで、そうしたところには必ず“センモンノシンガクアドバイザー”なる人もいるわけで、いや〜、なんかいろいろつツッコミどころ満載な感じです。

 

 

 

次に私大です。

 

私大はとかく1人で1大学に対して結構な数受けられますし、「受からんからやめとけ!」言われてもみんな結構受けまくるので合格率はなかなかどこの高校も高くはならないのですが・・・

 

同志社

現役 44/118(のべ) 勝率37.3%

   進学者数 25名

浪人 10/23(のべ) 勝率43.5%

   進学者数 4名

 

立命館

現役 66/250(のべ) 勝率26.4%

   進学者数 18名

浪人 20/62(のべ) 勝率32.3%

   進学者数 2名

 

関西学院

現役 75/193(のべ) 勝率38.9%

   進学者数 29名

浪人 6/23(のべ) 勝率26.1%

   進学者数 1名

 

関西

現役 112/602(のべ) 勝率18.6%

   進学者数 37名

浪人 15/53(のべ) 勝率28.3%

   進学者数 6名

 

#池田同様、関大受け過ぎ説

 

例えば関大は箕面高校からの受験料売上だけで35000円✖️602名=2107万円の売上です。うち、落ちてしまった分が35000円✖️490名=1715万ですね。

 

う〜む・・・

 

ちなみに関西大学の外国語学部は0/37になってるんですが、、、、、いや表現難しいんですが・・・コレって・・・タイプミスとかではない・・で・・・す・・よね??ポーン

 

#やーめーろーやー♪

#やーめーろーやー♪

#やめろやっ♪

 

 

 

近畿

現役 133/566(のべ) 勝率23.5%

   進学者数 24名

浪人 39/76(のべ) 勝率51.73%

   進学者数 2名

 

龍谷

現役 80/203(のべ) 勝率39.4%

   進学者数 14名

浪人 19/29(のべ) 勝率65.5%

   進学者数1名

 

甲南

現役 18/52(のべ) 勝率34.6%

   進学者数 10名

浪人 2/11(のべ) 勝率18.2%

   進学者数 0名

 

京都産業

現役 31/92(のべ) 勝率33.7%

   進学者数 8名

浪人 3/20(のべ) 勝率15.0%

   進学者数 0名

 

 

ちなみにさっきの関大外国語学部の話のあとに何なのですけれども、箕面には国際科がありまして、関西外大には

 

関西外大

現役 28/69(のべ) 勝率40.6%

   進学者数 9名

 

と非常に高い現役合格率を獲得しておられます。(関大の外国語が例の状況なので9名が公募と一般の両方で2〜3ずつ受かった可能性も..)

 

 

やはり大学受験=“ザ・学歴”のイメージからか、一般的に高校受験時代とは比べ物にならないくらい、高校生はみんな“ちゃれんじ”したがるのですが、実質それは“スーサイド”であり、学校によってはもはや“セルフジェノサイド”に近い様相を呈します。

 

 

究永舎に関しては私がこの記事みたいな話を数字とセットでよくするせいか年々そういった受験は減っています。

 

#塾講師というのは過去の“痛み”が忘れられん生き物なんですわ

 

ていうかどう考えたって関関同立受からないのに35000円を5〜10発受けるとか有り得ません。

 

そこは「伸ばしてくれなかった!!」と保護者様から何言われようが、それは事実なわけで、そんな自身の指導力・カリスマ性の不足具合に泣きながらも、最後になんとかお力になれるポイントがあるとすれば、ご家族にとってどう考えても無駄な出費に関しては“直言する”ことかなと思ってます。

 

 

大学受験はホンマに講師にとってもシンドイ・・・ですが、やはりどうしても中学時代の様子からこちらが予想していた姿を大きく、良い意味で裏切ってくれたりすることも高校受験よりも多いから、やはりなかなか中毒性はある感じです。

 

 

本日は以上です。

 

 

 

ではまた。

 

 

 

 

-----------------------------------

春から開講の中2講座

 

現在2名の生徒さんに

ご利用頂いております。

 

豊中7中 女子1名

豊中13中 女子1名

 

の生徒さんです。

 

高校受験を通じて、大学受験生として必要な資質を磨き上げる講座です。

 

中2からということで、もうすでに他塾にお通いの方の場合は“転塾する”ということになりますが、機会損失により、お子様の可能性を握り潰すことに比べればハードルは低いかと思います。お子様の成長のためなのに、何かを遠慮することは絶対にあってはならないはずです。

 

私、重本孝が責任を持って担当させて頂きます。

 

好きなだけできる体験授業ご希望の方は以下のHPの「お問い合わせ」よりご連絡頂きたく思います。

 

ご検討のほどよろしくお願い致します。

 

-----------------------------------

 

【究永舎】

2008年6月に豊中市に重本孝が開校した進学教室です。最初は高校受験の塾としてはじまり、2014年シーズンからは大学受験を対象とした高校生クラスを開講。現在は中2〜高3の講座全てを重本が担当するユル〜い個人塾なのに毎年難関校合格者が生まれる摩訶不思議アドベンチャーな教室です。

 

ご興味のある方はコチラ。

 

↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓

 

究永舎 大阪 北摂 豊中市にある高校受験・大学受験で連勝を目指す教室