注:今日は4000文字越えてるんでスルーか、また時間あるときにもでおねしゃすです。

 

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コレ↓、骨伝導イヤフォンなんですが、

私みたいにイヤフォンが明らかに耳から落ちやすい(マジで・・)、あるいは耳を塞ぎたくない人にはうってつけです。

 

ただ音漏れがちょっと気になるんで、静かなところで結構なボリュームで聴きたい人は・・・っていうのはあります。

 

私はみんなが帰った後、各部屋掃除しながら、およびその後教室のルームランナーで走りながら目の前にパソコン置いて動画見ながらなどの動き回るタイミングで使ってます。(動画はルームランナーのベルトの音でイヤフォンないと音が聞き取りづらい)

 

個人的には、着けてる感触としては耳塞がなくていいですし、走ってて落っこちる心配ない(個人的な事由)ので買ってよかったな〜、って思ってます。

 

 

 

それでは本題です。

 

 

エフィカシーを下げないようにする。

 

塾講師オタクシリーズもこれで最後にしようと思います。苦笑

 

お付き合い下さっている皆様本当にありがとうございます。

 

 

まずこのエフィカシーなのですが、私は生徒さんには“自信”は分解すると2種類あるという話をします。

 

1つは現状で積み上がっているものへの自信。

 

「まあ、今回も100点だろう!」とか「よし、次の相手は勝てるな!」とかみたいなやつですね。

 

おそらく一般的な「自信」という言葉が用いられる際はこちらを指すと思います。

 

それに対してのもう1つがエフィカシーです。

 

エフィカシーとは自分の伸びしろに対する自信です。

 

で、私はこれまで何組もの親子コンビの皆様を担当させて頂いてきて、正直、お子様の能力はまだ開花はしてないものの非常にイイものがあるのに、このいわゆるお子様のエフィカシーを保護者様(心配性レベルの高いお母様の場合が多い)が下げちゃってるな〜・・、(担当者としては)「直前期の伸びにブレーキがかかることも計算に入れてガイドしよう・・」みたいに思うことはもうこれまで4万回程度はありました。

 

 

具体的に見ていきましょう。

 

なのですが、今回も申し訳ないのですが私の例を使わせて下さい。説得力があるか否かはさておき、リアルな話だし、書きやすいので。。。w

 

私は、高3の10月に大学に行こうと腹をくくるわけですが(早く働きたかったが第一希望は学校の教師で野球部の顧問だった)、その段階で偏差値は進研模試で30ちょいです。ただ当時の私はアーチ(本塁打)○本とか打率○割みたいな数字尺度の世界で生きてましたから、良いのか悪いのか大学への偏差値的概念みたいなものが1ミリもありません。

 

ただ自分が底辺レベルにいることだけが分かってる状態です。

 

で、本屋でたまたま久しぶりに再会した生野高校(旧第7学区のトップ校で現在文理学科)の同級生の子に教えてもらって偏差値一覧みたいなのを見ると通える範囲の大学として近畿大学がちょうど偏差値50付近にあったんですね。

 

正直、高校に入って1ミリも勉強してませんし、贅沢言える立場にないことなどさすがに高3ともなると分かってましたので、「“ヒロスエ”も通ってるし早稲田行きたい!」とまではさすがにならないものの(いや、ちょっとなった)、その偏差値表を見て

 

「まあな・・、さすがにどれだけ勉強してへん言うてもオレが平均未満ってことはないやろニヤニヤ

 

みたいになってその段階ですでに頭の中は

 

「まあ、関関は一応受けさせてもらうとして最悪近大やな・・」

 

という、今、もし目の前に高3の10月の進研模試で偏差値30ちょい叩き出してて「最悪近大ですわ」みたいなことをヌかす生徒がいたらおそらく我を忘れて、

 

 

的な感じになるでしょう。

 

ただ結局近大には受かりました。(結局最初から最後まで近大に関しては1ミリの不安も無かった)

 

 

 

 

また、ヘボ乃講師ヘボ麻呂としてスタートした講師人生でも、HPの「究永舎開校までの話」にもあるように詐欺同然からの立ち位置からでしたし、それこそはじめて灘の問題をやったときは生まれたてのヤギの赤ちゃんのような状態になりましたが、ただ・・・これも受験勉強は野球よりは簡単であることを直感してたので、

 

「まあ、時間はかかりそうやけどそのうち灘、東大・京大(の受験)教えられる先生なるやろ。」

 

と楽観的な感じでした。

 

 

こんな感じで、心の底から「なんだかイケそうな気がする〜」っていうのがエフィカシーです。

 

 

人間というのは、

 

常識や理論上では「イケる!」と分かってても、心の奥底で「いや、でも・・う〜ん・・」っていう場合と、常識や理論上では「アウト〜!」でも、心の奥底で「チャンスあり!」っていう場合だったら行動を継続できるのは圧倒的に後者の心理状態です。

 

その状態がエフィカシーが高い状態です。

 

昔、「部下のこれまでの経緯とか学歴とかはなんでもいい」と言い切りながら、実際営業チームのリーダーとして結果を出しまくる先輩に「営業成績伸ばせる方に共通するポイントって何ですか?」とお聞きすると、その先輩は

 

「限界作らんヤツ」

 

と秒で仰っていました。

 

これは逆に「限界を作る」とは「これ以上は無理」がガッツリある状態で、エフィカシーが低い状態です。

 

つまり

 

常識や理論上では「イケる!」と分かってても、心の奥底で「いや、でも・・う〜ん・・」っていう場合

 

なので「マジすか!?」っていう結果は出ません。

 

 

受験で言えば、

2012〜2015年の北野戦争期間に

 

※史上最大の激戦・・・って会社に魂を売り渡したチミらが合格可能性低っっくい子も含めて受けさせまくったからなんじゃないか的な自作自演乙雄一郎的風味が半端ないです。。。(2022年以降の神戸高校受験生に幸あれ)

 

入学した生徒たちから北野の京大合格者が爆増したのも、先輩たちがあまりにピョイピョイ京大に受かるものだから北野の子たち中での京大への気持ち的ハードルが下がり、学校全体として「イケるやろ!」っていうエフィカシーが高まったことが根本の理由としてあると思います。(その分京大落ちも増えたと思いますが・・)

 

 

以上の、つたない例から伝わったか否かは心許ないところではありますが、とかく対生徒さんで言えば

 

「なんだかイケそうな気がする〜」からのコンフォートゾーンの場所変更が成績向上の常道だと私は考えています。

 

ですから、日頃から10代の子たちにどう接するか?というのは本来めーーーーーーーーーーーーーっっっちゃくちゃ繊細なものであり、各種の接し方が積もり積もってその子のエフィカシーを上げもすれば下げもし、そして成績を決定づけるコンフォートゾーンの定位置を決めることになります。

 

 

ちまたの「究永舎みたいな塾なんてとんでもない!」的な風味の方の思考で、テスト対策で徹底的に我が子のサポートをして成績を上げて欲しい、ウチの子暗記苦手だから覚えてるかどうか細部までチェックして欲しい、、、あるいは、大学受験なんかでも全教科講座として揃ってないと不安だ的な趣もあろうかと思うのですが、このブログの読者様にはお考え頂きたいのですが、最終的に難関大受かる人って、結局“そういうのを必要としない人”なんですね。

 

だから私としてはいかに“そういうのを必要としない人”になってもらうかに生徒さんが中学生の頃から一番心を砕いています。でないと難関大に合格したいという最後にして最大の受験ニーズに最終的にお応えできずに私も講師として死んじゃうんで。笑い泣き

 

#高3たのむぞ

 

 

昔テレビのインタビューで林修先生が、インタビュアーさんから「“東大に絶対に受かる子”ってどんな子ですか?」って質問されて、即答で

 

「『僕・私はなんでもいいですよ。』っていう子ですね。」

 

と答えておられたのですが、これは私も経験上(東大に限らず)ホントにそう思います。

 

プランや環境がAだろうが、Bだろうが、Cだろうが、全員同じ問題を同じ日に同じ時間配分、同じ配点で戦うんだったら自分自身の勉強姿勢以外で気にすることは特にないです、みたいな子ですね。

 

昔、11中エリア(究永舎のあるところからちょっと遠い)からワザワザこっちまで来て、その後埼玉のトップ校である大宮の理数科から現役で東工大行った子に入塾当時に「なんでココ(究永舎) 来たん?」と聞きましたら、その子は

 

「一番余計なことしてこなさそうな塾だったんで。」

 

とケロっと答えており、その瞬間私は言葉は悪いですが

 

「あ、これはガチ者(もん)な子来たな。もう大学受験まで確実にサクセスするな。」

 

ということを確信しました。

 

 

とりあえずエフィカシー高めな子(成績と違うのがポイントです)の多い環境作りを目指して教室全体で頑張っとりますので、ご興味ある方おられましたら下記のHPのお問い合わせからメール頂きたく思います。

 

 

まさかの4000文字越えです。

 

ここまで読まれた方全員には足を向けて寝られないので、どうか一方向に固まって頂けますと幸いでございます。

 

明日は重本史上最大の驚愕!!「箕面高校から見る大学受験」です。

 

 

ではまた。

 

 

 

 

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春から開講の中2講座

 

現在2名の生徒さんに

ご利用頂いております。

 

豊中7中 女子1名

豊中13中 女子1名

 

の生徒さんです。

 

高校受験を通じて、大学受験生として必要な資質を磨き上げる講座です。

 

中2からということで、もうすでに他塾にお通いの方の場合は“転塾する”ということになりますが、機会損失により、お子様の可能性を握り潰すことに比べればハードルは低いかと思います。お子様の成長のためなのに、何かを遠慮することは絶対にあってはならないはずです。

 

私、重本孝が責任を持って担当させて頂きます。

 

好きなだけできる体験授業ご希望の方は以下のHPの「お問い合わせ」よりご連絡頂きたく思います。

 

ご検討のほどよろしくお願い致します。

 

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【究永舎】

2008年6月に豊中市に重本孝が開校した進学教室です。最初は高校受験の塾としてはじまり、2014年シーズンからは大学受験を対象とした高校生クラスを開講。現在は中2〜高3の講座全てを重本が担当するユル〜い個人塾なのに毎年難関校合格者が生まれる摩訶不思議アドベンチャーな教室です。

 

ご興味のある方はコチラ。

 

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究永舎 大阪 北摂 豊中市にある高校受験・大学受験で連勝を目指す教室