うっふプリンさんのキャラメルプリン↓
昨日ぷりんロールを買いに行った際、視界に入りつつもその日はスルーしたのですが、、、、
脳が「買いに行け!」と命令してうるさかったので教室到着と同時にチャリダッシュ。。
無事ゲットして教室で
パクっ!!!!
その後は予定通り教室でひとり“味皇のオッサン”となっておりましたです、はい。
#ルネッサンス情熱
宿題の量が多いことで発生する弊害の可能性
(今日は暑いッスね〜)
今日のお題について、そもそも私がなぜ宿題の多さに疑問を持つようになったのか?というキッカケを先に話しておこうと思います。
それは遡ること究永舎開校以前。
当時私が大手塾の社員として神戸の岡本の教室を担当させて頂いていた頃の話です。
ご存知の方はご存知かと思うのですが、岡本というのは灘中高の近くで、非常に受験熱の高い地域です。
昔聞いたことがあるのは、地元の小学校の、あるクラスの生徒のうち半分近くが最終的に灘・甲陽・女学院に合格するメンバーで、それはいわばクラスの生徒の半数が担任の先生よりも少なくとも算数・理科についてぶっちぎりで学力のある状態であり、いわずもがなクラスはクラスの体をなしていなかった・・・みたいな話です。
#お〜怖っ
そんな地域だったせいか、当時私が担当していた高校受験の中1クラスには中学受験落ちで高校受験でリベンジを期す子も数人おられました。
これまたご存知ない方用にお話しすると、中学受験においてはまず理社に関しては、ほぼ公立中の3年間の内容を授業で習います。
社会は公立中の内容から世界地理と世界史をさっ引いた感じですが、理社ともに暗記量だけで言えば明らかに北野高校に入る際の負担よりも多いです。
また国語も謎に慣用句やことわざの大量暗記や、公立中で習う国文法なんかも習います。
受験算数においては目指す学校のレベルにもよりますが、ウチの灘高の子いわく
「(中学受験は)まあルート使わないくらいですかね〜。確率もCとかPとかふつうに使ってましたよw」
とのことです。
#どんだけ〜
中学受験の子というのはそれだけの内容を小学校ですでに1回やってるわけですから、塾講師とかやったことのない一般的な方からすれば、そんな子が第一志望がダメで公立中にすすんで高校受験でリベンジを期す場合って、そりゃあもう、小学校時代勉強関係の習い事と言えばくもんやそろばんくらいしかやってない子と公立中で同じ土俵に立ったら・・・大谷翔平vs地元の少年野球のチビっ子くらいの戦いになるんじゃないかと想像されませんでしょうか。。。
、、、、で・す・が、実際もちろん一部“大谷翔平”状態の子もいますが、それはやはり灘・甲陽落ちの子とかの場合で、私の経験値では8〜9割方の子には“アドバンテージ”はありません。
ていうかむしろ中3以降はボコボコ小学校時代に自由奔放に遊んでいたような子たちに抜かれるていくことも珍しくありません。
否、すいません、私の経験値の範囲では抜かれていくのが普通です。
そういった経験を通じて若い頃は「なんでだろう〜♪なんでだろう〜♪な、な、な、なんでだろう〜♪」と思っていたのですが、何事も経験を重なるとある程度法則性が分かるもので、それは一重にそういう子たちというのは勉強面においてたいてい「5から、よくて8割仕上げ」なんです。
つまり「英単語100個覚えておいで。」と言えばだいたい50〜7、80個覚えてきますし、「10個覚えておいで」と言えば8、9個覚えてくるイメージです。
つまり昨日書いた
きっちりやり切らんと気済まん!!!
・・では全然ないということですね。
で、これあまりにもほとんどの子に共通するものですから「中学受験のどこに問題が・・」と思っておりましたところ、これは以前も書いた気がしますが、究永舎開校後、ある日、お子さんが小学校時代に浜の中堅クラスに通っていたという保護者様から、5、6年生、計2年分の全教材を頂いたことがあったんですね。(お子さんの宿題プリントから何からホントに全て)
いや〜・・・その量を見たときの私ときたらもう完全に
状態です。
もちろん私自身大手時代に中学受験も担当してたんで概要は分かっていたはずですが、それでもやはり驚きました。
「こんな量・・、無理。」
ていうか大学受験までのことを見通して考えても、そもそもこなす必要がない。
こなせない子はなおさらこなさくていい。
実際、これは在学生の保護者様や当該校の先生がご覧になられたら命狙われるレベルですが(骨は拾ってください)、正直、例えば清風南海や高槻、四天王寺などは、中学受験で入る子と、高校受験で文理学科入る子の両方のポテンシャルを知る人間からすると、あまりに東大・京大・阪大の合格者が少な過ぎると感じます。
上記の中学に小6で合格できる子と、文理学科入る“一般的な方の子”って小6段階では富士山に登頂した人と、六甲山でソリってる人くらい学力的なものや、10〜12歳の頃の日々の過ごし方には距離があります。
#ソリってる
結局、中学受験うんぬん問わず、個人的な宿題の量が多いことの最大の懸念点は、塾講師のせいで、キャパオーバーなことをそれと気付かずに幼い子にさせて、自然育成でいけば「やり切らんと気すまない」気質のまま、徐々に「やり切れる」範囲が広がって、公立中・公立高から無事難関大に進めたであろうにも関わらず、幼い頃の大量課題のせいで(「やりきる!」を目指すと終わらないので)、
「5から、よくて8割仕上げ」
が普通の感覚になってしまう、つまり、これから発育していく子を早期に“やり切らなくても気が済む”気質に徐々にディグレイドしてしまうことです。
そうなるともうホントに大変で、大学受験のときに予備校や個別指導の講座を先方の思うがままに取りまくりボンバーした挙句、結局、どの講座からも吸収し切れないを繰り返してハッピーエンドを迎えられない傾向になるかもしれません。
特に昨今内申が2016年度入試以降、大阪の公立中は昔と比べて全然取りやすくなってるので、個人的には、中学受験に関しては大学受験の観点からだけで言えば、「しんどい〜」言いながらやるものではないな・・というのが正直なところです。
そんな私は宿題に関しては大手時代のおもいっきり真逆で、どう逆立ちしても全て覚えてこられる量しか今は出しません。
#昔担当した子たちホンマすまん
そうすることで、その子のキャパに関係なく、その子が
“どれだけきっちりやらんと気済まん体質か?”
を見て今後の展開を考えてます。
またまた長くなってごめんなさい。
読んで下さってありがとうございます
ではまた。
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