アマゾンでザッピング中に、オススメに挙がってきた牛タンがどうしても食べたくなり、注文し、届いたので早速食べようと箱から出したところ、東北の牧場で丁寧に育てられた牛さんの写真や農家さんの想いが綴られた“しおり”が入っており、それを全部読んで、「いや〜、これ絶対ウマいヤツやん!」と思っていたところ冷凍パックに“USA”と印字されたシールが貼られていたのですが、何も見なかったことにして粛々と焼いて胃袋に流し込んだ今日この頃です。
#なお、味は美味しかったもよう
豊中高校から見る大学受験 2021Ver.(後編)【R15指定】
豊中高校についての前編と、いつぞやの大手前高校の記事でもそうですが、個人的には生徒諸氏にお知りおき頂きたい一番のポイントは・・・
高校受験時代、文理学科がどう考えても厳しかった人たちが現役でたくさん合格する難関大学に、同じく高校受験時代、文理学科の学校に入れる人が浪人してもなお、毎年結構な割合で落ちてしまう・・・という事実です。
まず、この事実から言えることとして、どうやら大学受験には、高校受験で難関校に受かるためのそれとは別の要素、つまり高校受験のときと同じスタンスとはちょっと違う何かに留意する必要があるんじゃないか?があると思います。
いやはやいつもの無駄に冗長な回りくどい言い方になりました。
私はもう結論分かってるんで書きます。
それは高校受験は才能押しで行けるが、大学受験は才能押しでは無理だということです。
最近私がイメージとして中学生の生徒さんによく話すのは、高校受験というのはマラソンなんだと。要はアスリートとしての才能がある方が圧倒的に有利は有利なんです。
しかし一方で大学受験というのは大阪から東京まで、休憩有りでもいいから歩いて到達する・・・そんな戦いです。
マラソンと比べると、後者に必要なのは“速さ”ではなく、“早さ”です。km/時ではなく、上空から客観的に自分の立ち位置を見る目と、あとはひたすらコツコツの根気です。
高校受験が50%の才能と50%の努力ならば、
大学受験は1%の才能と99%の努力です。(医学部除く)
要は円周角の定理も絡んだ難しい相似の証明で同じ大きさの角を2つサッさと見つける能力と、朝から自習室入って1日12〜14時間自習室で座っていられます、という能力って全く別物だということなんですね。
かつて織田信成、・・否、織田信長は
生まれながらに才能のある者は、
それを頼んで鍛錬を怠る、自惚れる。
しかし、生まれつき才能がない者は、
何とか技術を身につけようと日々努力する。
と言ったとのことですが、これは受験という、多くの高校生のいわば“人生の戦国時代”にも言えることで、たとえどんな時代になっても“今川義元”もいれば、“豊臣秀吉”も出てくるんですね。
#社会人にも言えると思う
以下をご覧下さい。
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2023年5月15日
分布表の写真を北野高校からの削除依頼を受け削除
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これはこないだ行われた北野高校の1年生の中間テストの得点分布表です。
3月18日の合格発表からたった3ヶ月後にはもうこれだけの差がついてしまいます。
#数Ⅰのバラけ具合
言うまでもなく、北野に入る子たちなんで、みんな各中学のトップ層の子たちばかりです。互いの才能の差ももちろんありますが、それだけでこれだけの差にはなりません。
私はこれまで、また現在、北野のトップ層の生徒さんの3年間ないし、日々の自習スタンスを眺めていますが、誰一人として才能にモノを言わせてる子はいません。
やはりみんなスゴイ気迫で自習室で研鑽してましたし、今の高1と高3の2人もやはり私が呑気にブログ書いてるこの時間も自習室で頑張ってます。
#シゲちゃん関係ない説
大事なことなのでもう1度書きます。
円周角の定理も絡んだ難しい相似の証明で同じ大きさの角を2つサッさと見つける能力と、朝から自習室入って1日12〜14時間自習室で座っていられます、という能力って全く別物
・・・です。
そして大学受験に必要なのはまずは後者です。
それが数字的にも証明されているような気がする・・・というのが「○○高校から見る大学受験」ネタです。
#仕事になるとまたさらに別の能力がものを言うような気がしますが
いや〜・・塾の先生としてもホントに大学受験は大変ですよ。
USAの印字と明らか日本人な農家のじいちゃん・ばあちゃんの笑顔の写真をいつまでも見比べる余裕もなく、気にせずタンをせっせせっせと焼かないとやっていけません。
目指せ!高校受験・大学受験の連勝!最悪、大学受験で最後の最後で勝利!・・です。
そのために日々、教室では生徒さんに、科目内容を完璧に教えることはもちろん、サクセスした先輩たち、下克上・リベンジを果たした身近な先輩たちの3年間や、サクセスしてもらうために大事かな〜っていう“哲学”にまつわる今日の記事みたいな話を、あの手この手でステルス的に、そしてもちろん1日の一番疲れたタイミングで教室に来て下さる生徒さんだからこそ、笑いも交えながら脳髄に刷り込んでいます。
ご興味ある方は一度体験授業に来てみて下さい。
ではまた。
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春から開講の中2講座
現在2名の生徒さんに
ご利用頂いております。
豊中7中 女子1名
豊中13中 女子1名
の生徒さんです。
高校受験を通じて、大学受験生として必要な資質を磨き上げる講座です。
中2からということで、もうすでに他塾にお通いの方の場合は“転塾する”ということになりますが、機会損失により、お子様の可能性を握り潰すことに比べればハードルは低いかと思います。お子様の成長のためなのに、何かを遠慮することは絶対にあってはならないはずです。
私、重本孝が責任を持って担当させて頂きます。
好きなだけできる体験授業ご希望の方は以下のHPの「お問い合わせ」よりご連絡頂きたく思います。
ご検討のほどよろしくお願い致します。
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【究永舎】
2008年6月に豊中市に重本孝が開校した進学教室です。最初は高校受験の塾としてはじまり、2014年シーズンからは大学受験を対象とした高校生クラスを開講。現在は中2〜高3の講座全てを重本が担当するユル〜い個人塾なのに毎年難関校合格者が生まれる摩訶不思議アドベンチャーな教室です。
ご興味のある方はコチラ。
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究永舎 大阪 北摂 豊中市にある高校受験・大学受験で連勝を目指す教室