人材会社から営業の電話

 

先方「重本先生、どうですか?また新たに先生はお考えではないですか?」

 

重本「ご存知の通りEXIT事件以来非常に平和な日々を過ごしておりまして・・・。一方、今後確実に見込まれる大増税に(被雇用者の)保険料の引き上げ、加えてさらに鋭くなる少子化が気になるんですけど、それを見込んでて・・それでも取るべき人材って・・・どうなんですかね〜。はは。」

 

先方「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・います!(キリッ」

 

重本「マジすかw(ウソつけっ!!!!!!!!)」

 

 

な今日この頃です。

 

 

 

 

 

 

大手前高校から見る大学受験

 

 

昨日大手前の子が持ってきてくれました〜!

 

 

こういうノリのものってどの高校もあるんですが、多くの高校は「そちら塾・予備校ですか?」っていうくらい受験者分母隠しや私大合格者の見せ方の盛りりんマンソン具合が激しいので、参考にならないんですね。

 

ただ究永舎生の在籍校の一部の学校では「こちとら商売じゃねーから!」・・・・っていうことなのかどうかは分かりませんが、とかく大学受験の実態を痛感できるこういった資料を配布して下さいます。

 

#灘や北野も作りません?

 

 

昨年この企画から究永舎ブログにたどり着き、そのままお子様が高校合格、そして中学のときはちょっと遠くて通えなかったけど・・・高校からは!ということでお越し下さった方も多かったので、今年もやっちゃおうと思います。

 

ふだんは荒んだ気持ちでこのブログを眺める塾講師や5ちゃんねらーたちも(絶対シゲちゃんのこと好きやろ!)、貴重な資料なので、このときばかりは究永舎の方に手を合わせて「サンキューソーマッチ!」と叫んで下さい。

 

 

それでは検証スターッッッツ!

 

京都大学

現役 15/40  合格率 37.5%

浪人 7/20   合格率 35%

 

大阪大学

現役 32/89  合格率 36.0%

浪人 15/21  合格率 71.4%

 

神戸大学

現役 26/88  合格率 29.5%

浪人 7/18  合格率 38.9%

 

 

大阪市立大学

現役 24/72  合格率 33.3%

浪人 11/24  合格率 45.8%

 

大阪府立大学

現役 20/56  合格率 35.7% 

浪人 13/24  合格率 54.2%

 

 

阪大の浪人の合格率が驚異的なことになってますポーン

・・が、そこ以外は昨年度と比較してもほぼ例年通りです。

 

#究永舎のこれまでの国公立組、先生こんななのに、ホンマによく頑張ってる思いますよ、ええ。

 

 

続けて関関同立

 

ちなみに大手前は今年は同志社の合格者数が全国10位で立命館が全国9位でした。よって特に同立に関しては全国的に見てもトップレベルで受かってる方の学校だということを前提として下さい。

 

また私大に関しては多くの生徒さんが複数受験すること、また受かる人はほぼほぼ全部受かるし、落ちる人は全部落ちるので、以下の実際の受験数も合格数も実数としては3分の1程度にとらえておくくらいでいいと思います。

 

同志社

現役 81/184  合格率 44.0% 

浪人 56/99  合格率 56.6%

 

立命館

現役 99/171  合格率 57.9% 

浪人 58/78  合格率 74.4%

 

関西学院

現役 40/75  合格率 53.3% 

浪人 34/44  合格率 77.3%

 

関西

現役 120/268  合格率 44.8% 

浪人 24/24  合格率 100%(←コレ、ほんまに合ってる!?)

 

 

 

今年究永舎からは、千里高校の子が大阪市立に、箕面高校の子が大阪府立に合格されました。

 

また国立奈良女子大へは、私が高校受験で豊中高校に合格させてあげられなかった生徒さんが、関西大倉から今年現役で合格されたわけですが、今年の大手前からは8人受験されて合格はお2人でした。

 

つまり3年前の高校受験の段階では、大手前に受かる子と、(語弊があるのを承知で言うと)文理学科未満の学校に行く子とでは決定的な差があるというのは高校受験塾の先生ならばどなたもご理解頂けると思います。

 

#国立大出身の塾の先生と近大出身の塾の先生ほどではないと思いますがwニヤニヤ

 

しかしそんなの3年ぐらいあれば全然小島よしおなんですね。

 

なんなら浪人しても、市大・府大(中期の工学[ 4/11]が多いのも一因ですが)ともにそれなりに落ちてます。

 

一方究永舎卒の浪人の子は高校受験で池田が残念でしたが、早稲田摂陵からプラスアルファ1年で九大理学部に受かっています。

 

 

結局、勉強のやり方云々とか、自習コンサル云々とか、参考書ルート云々とか、カリスマ講師とか、そんな世間の巷で言われてるようなことっていうのは所詮受験産業の“ワーム”でしかないんですね。

 

九大受かった子とご飯いったときに彼は言ってました。

 

「『みんな自習室(駿台大阪)、切り上げるん・・早いな・・・』とは思ってました・・」

 

もうたぶんこれ個人塾で大学受験生見てはる先生やったら、今たぶん全盛期のX JAPANのライブのオーディエンス級に首ふってはるんちゃうかなって思います。

 

 

結局は量なんです。

頭に知識突っ込んだ量。

自習室に居座り続けた量です、量。

 

残酷な話、休みの日に12時間くらいはケロっとできる子でないとなかなか大学受験は難しいです。

 

やるやらんは自由なんですけど。

(私はやったことないですし。てへぺろ)

 

ホントに大学受験の最大の難所というのはそこにあって、結局受験って暗記なんですね。

 

例えば同じ知識を持っていても、数学の難しい問題に対する解法がすぐパッと浮かぶかどうかは才能の差があります。

 

ですが一方で暗記するスピードと暗記したはずのものが抜けていく速さって、五ツ木模試偏差値55以上くらいの高校行く子たちになってくるとそこまで決定的な差はない場合が多いです。

 

イメージで言えば栓をしてないお風呂みたいな感じで、入水と出水が同時進行で行われる場合、当然、入水>>>>>>>>>>>出水でないといつまで経っても満パンにはならないじゃないですか。

 

あのイメージです。

 

だからそもそもの入水量(暗記量)ない子はどれだけ時間あっても偏差値は上がりませんし、またそれなりの入水ができる子も、入水には時間が掛かるので、入水開始が遅ければ間に合いません。

 

おおよそ大学受験はこの入水開始時期の見積もりの甘さがサクセスしない原因第一位だと思います。(そして浪人してもまた甘く見積もります)

 

#パーキンソンの法則で検索!

 

 

大手前の資料によると同志社の合格者のうち、3年夏の校内実力考査で学年140番台以降の合格率は理系で7/38(合格率18.4%)、文系で4/44(合格率9.1%)でした。

 

大手前に入るスペックの子ですらやはり学年下半分につける(これは脳のスペックじゃない!というのが最大の留意事項)とラスト半年では同志社はほぼ間に合ってません・・・

 

#ここはスペック以上にメンタルなんですよね

 

 

(繰り返し語弊ありますが)偏差値的に文理学科未満の学校の子の「部活引退したらマジでガチる!」がいかに難度の高いチャレンジかというのが分かるかと思います。

 

そういう子たちに「君も逆転合格を目指そう!」と訴えかける塾・予備校がその後合格発表の時期なると“結果”にはあまり触れずに早々と浪人生獲得や春期講習に気持ちを切り替えて“ワーム”を放つ所以ですちゅー

 

 

今日はこれから高1の授業です。

 

今日テスト終わったばかりの池高やこないだ終わった附属の子たちに配慮しつつ、“事実を語る会”第一弾開講です。笑

 

 

とりあえず高1はこの1年で、志望学部の方向性の模索とそれに準じて受験科目の選定を行うことが重要です。

 

学業的にはとりあえず学年末の段階で最低でも上位半分で折り返せれば悪くはない・・くらいのスタンスでいいと思います。(学校にもよりますが・・)

 

#一番は自習習慣です。

#強制勉強で来た子は最後までそれで行ってあげないと地獄

 

 

ちなみに明日以降、校内生の保護者様の面談ウィークがはじまりますので、ブログは休みがち、および5・7・5・7・7程度の短文になると思います。

 

 

 

ではまた。

 

 

 

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春から開講の中2講座

 

現在2名の生徒さんに

ご利用頂いております。

 

豊中7中 女子1名

豊中13中 女子1名

 

の生徒さんです。

 

高校受験を通じて、大学受験生として必要な資質を磨き上げる講座です。

 

中2からということで、もうすでに他塾にお通いの方の場合は“転塾する”ということになりますが、機会損失により、お子様の可能性を握り潰すことに比べればハードルは低いかと思います。お子様の成長のためなのに、何かを遠慮することは絶対にあってはならないはずです。

 

私、重本孝が責任を持って担当させて頂きます。

 

好きなだけできる体験授業ご希望の方は以下のHPの「お問い合わせ」よりご連絡頂きたく思います。

 

ご検討のほどよろしくお願い致します。

 

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【究永舎】

2008年6月に豊中市に重本孝が開校した進学教室です。最初は高校受験の塾としてはじまり、2014年シーズンからは大学受験を対象とした高校生クラスを開講。現在は中2〜高3の講座全てを重本が担当するユル〜い個人塾なのに毎年難関校合格者が生まれる摩訶不思議アドベンチャーな教室です。

 

ご興味のある方はコチラ。

 

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究永舎 大阪 北摂 豊中市にある高校受験・大学受験で連勝を目指す教室