前の記事が朝早々に1000アクセスを越え、このブログのニーズポイントがどこにあるのか1ミリも分かっていない今日この頃です。

 

 

 

あまりに無益な記事ばかりでは申し訳ないので、たまにはまともな受験ブログを書きます。

 

 

ただ、事前にお伝えしておきますと、これはあくまで私個人のやり方なので、特に大手さんにお通いの方は情報も豊富で進路指導もバッチリなので、そちらを指針にして頂きたく思います。(無表情

 

また校内生の方にとられましては授業中に生徒さんに、面談で保護者様にお見せしてお話しする内容とオニ被(かぶ)りですので、今日の内容はスルーして頂いて大丈夫です。

 

 

逆に、

 

「究永舎が中1からやってたら通わせたいのに〜」

 

「中2講座申し込もうかどうしようか・・」

 

「ウチは塾なしでも子どもまあまあ頑張ってるわ〜」

 

と、そんな感じの方にはぜひ知っておいて頂きたい内容となっております。

 

それでは行きます!

 

 

 

北野・茨木・豊中・池田・箕面・桜塚に合格する子の定期テスト

 

まず私の定期テストの見方ですが、

 

・生徒さんの志望校

 

・学年内での立ち位置

 

・理社の安定感

 

・実技教科の手抜き度合い

 

この4つをチェックポイントとしております。特に後の3つは数字として客観的に把握します。

 

ですから逆に今上に挙げていない絶対的な得点はそこまでアテにしてません。

 

見るとしたらせいぜい北野の上半分でやっていきたかったら5科で475を越えてくれたら・・・くらいです。

 

 

で、これは他の塾さんの対応はどんな感じなのか知りませんが、私はとかく分布表から学年の立ち位置を把握することを客観的資料として重宝しております。

 

あれは概ね学年内で上から何番目か?というのが各科目分かりますので、それで把握します。

 

例えば、英語で86点とった子がいたとします。

 

そしてこの子の学校の分布表の英語の欄が90点台が学年で24人いたとして、次に80点台が32人いたとします。

 

するとこの生徒さんの立ち位置は80点台32人中の4/10番目、すなわち12.8番目、さらに四捨五入しておおよよ13番目くらいと検討をつけます。

 

#ここのくだり分かります?

 

 

ですから合計90点台の24人プラスそこから13番目と考えて、この生徒さんは英語の成績で37番目であったということになります。

 

そしてこの生徒さんの学年が220人だったとしましょう。

 

すると37番目➗220人≒16.8となります。

 

つまりこの生徒さんの今回の成績は学年上位16.8%の位置だったということが分かります。

 

で、今度はこの学年上位16.8%という立ち位置をどう理解するのかなのですが、

 

これは2015年まで大阪府が採用していた内申10段階方式を採用します。

 

内申10段階方式では

 

最上位〜上位3% 10

上位3%未満〜上位7% 9

上位7%未満〜上位16% 8

上位16%未満〜上位31% 7

上位31%未満〜上位50% 6

上位50%未満〜上位69% 5

 

としており、これは統計上の問題ですが、おおよそ、

 

10や9の立ち位置 北野・茨木

 

9や8の立ち位置 茨木・豊中

 

7の立ち位置 千里・池田

 

7や6の立ち位置 池田・箕面

 

6や5の立ち位置 桜塚

 

というのが相場と考えて頂いて差し支えありません。

 

ただし、昔はほぼこの通りになっていましたし、北野などは今でも変わりませんが、2016年度入試以降制度が変わり、当日の実力次第では下克上も起こりやすくなっていることにはご留意下さい。

 

#高校入試は12月(本番約100日前)から

#ぼくらの100日間戦争

 

毎年期末終わって12月なったら

中学生の自習室にこれ↓書きます。

 

話は戻って先ほどの例に挙げた生徒さんですが、上位16.8%の位置につけていました。

 

この場合、厳密に言えば四捨五入で17%つまり、10段階で7の位置なわけですが、これくらいだったら私は8の評価を後に出てくる得点記入表に記します。

 

ただし、自習姿勢が思わしくない子の場合は「喝っ!」の気持ちも込めて7にします。

 

その辺は生徒さんのキャラとその得点に至るまでの経緯に応じて微妙なさじ加減はさせて頂いております。

 

とまあ、そんな感じで定期テストの各科目の10段階をチェクし、さらに5科はその合計を3倍します。

 

これは2016年入試制度変更当時に2015年以前の先輩たちと比べるため(昔は5科の10段階評価合計を3倍したものが内申だった)に私が勝手に行っていた行為で、それが2016と比べるために2017年度生にも・・・、2016、2017と比べるために2018年度生にも・・・といった感じで延々と続けてきたためです。

 

この算式でいきますと

 

オール10 150(満点) 北野

 

オール9 135 北野・茨木

 

オール8 120 豊中

 

オール7 105 千里・池田・箕面

 

オール6 90 桜塚

 

が概ねの参考値となります。

 

 

それでは前説はここまでにして、

 

#前説やと〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!??????

 

 

以下、より具体的な実際の各高校に合格された生徒さんの、、、、、その中でも特に典型的な定期テストサンプルですので、塾なしで頑張っておられる方などはよろしければご参考にしてみて下さい。

 

注)以下の写真内の青の数字は上記までで解説させて頂いた数字を私が記入したものとなります。赤の数字は気にしないで下さい。また学年末に数字が入っていないのはもはやこの時期は定期テスト云々を言うてる場合ではないからです。

 

 

 

①北野トップレベル

特に説明不要です、はい。

 

 

②北野普通(入ってから頑張ろう!水準)

 

 

③茨木レベル

 

④豊中余裕レベル

 

⑤ギリ豊中レベル

 

⑥典型的な池田レベル

 

⑦典型的な箕面レベル

 

⑧典型的な桜塚レベル

 

以上は各学校に合格され、その後も最後まで教室をご利用頂いた上で、東大〜関関同立にみなさん現役合格された方のものです。

 

ポイントとしては、まずは池田、箕面、桜塚はキレイに理社に比例します。

 

また、豊中以上を目指される方の場合は、理社は10段階で言えば最低でも8以上は当たり前で、英数国の平均で7は切りたくない、という感じです。

 

⑤の“ギリ豊中”の生徒さんは英数は終始、「ん?」という感じですが、理社の安定感が抜群です。失礼ながら小学校終了段階で勉強が結構得意!とは言い切れない生徒さんで、保護者様が「それでもできれば豊中あたりに・・」という方のよくあるパターンとして、とかく「中学に入ったら英数を厳しくやってくれる塾に通わせる」があると思うのですが、私はこの行為は大学受験まで見通して考えるとやらない方がいいと思ってます。

 

なぜなら、英語という科目は「やらされるからできている」という習慣が付くと、特に脳の処理能力が一般的な生徒さんの場合は大学受験の際に(ていうか主に保護者様の強いご意向で)その習慣と手を切ることができず、中高と塾の英語の課題に追われまくってる割りには最後の最後で英語が2次試験において決してぶっちぎりのポイントゲッターになってくれるわけではなく、かと言って英語だけでヘロヘロで、他の科目はイマイチというダイナマイト非効率な展開が待ち受けることが少なくないからです。

 

私のオススメはそうではなくて、高校受験の理社を通じて、まずは「理社は自分でやった方が早い!」の哲学と国語は運ゲーの哲学を構築しつつ、「高校入ったら英数、山登りからロッククライミングに変わるから〜」を潜在意識に刷り込みまくっといて、高1高2も他の同級生よりも自習に全然来まくりボンバーな状況を目指すというものです。

 

#説明が雑い

#究永舎の高校生はだいたい英語が一番偏差値高いです

 

あとは高校入ったら重本先生の中学英語と高校英語の段差を感じさせない授業を受け、着々と大学受験英語の自習土台を構築しつつ、高校数学の相性と自分の進路方向性と相談しながら、大学受験における最終的な数学との付き合い方のさじ加減を調整すればオッケーです。

 

#一般論として、この辺も不要な不安感に駆られている高校生と保護者様は実に多いと思います

 

ちなみに⑤の生徒さんは2次試験でも英数国を使って大阪市立大に現役で進学されました。(ごめん、中3段階では関大や思てた・・)

 

 

以上が、ざっくりとではありますが大まかな定期テストの捉え方として私がふだん教室で生徒さんや保護者様にお話させて頂く内容の概要となります。

 

あとは生徒さんの個々の状況に合わせて「今後の展開はこうで、こうこう、こういう方向性で最後受かって頂く予定です。」ということを毎回お話させて頂いております。

 

最近は全体的に中学校の定期テストが簡単になってきていて、分布表がそこまで参考にできないケースも増えてきましたが、それでも写真と合わせてご覧頂いてもお分かりのようにやはり統計的に本日の記事のようなものの見方は知っていて損はないのではないでしょうか。

 

また実際に写真を見て頂いてもお分かりのように定期テストは決して前回と比べて上がった下がったではなく、自分の志望校を前提とした全体的な方向性、流れでとらえることが重要だと思います。(そのために経験値がいる・・・ということではあるのですが)

 

 

校内生の保護者様はまた教室でお待ちしておりま〜す。

 

これからどっか塾通おうかな〜という方はよろしければ体験授業をのぞいてみて下さい❤️

 

 

 

うほ〜、今日は4000文字越えちゃいましたね。。。

(だからあんまりガチ目な受験トークはしたくないんですね)

 

 

 

 

 

ではまた。

 

 

 

 

 

 

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春から開講の中2講座

 

現在2名の生徒さんに

ご利用頂いております。

 

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高校受験を通じて、大学受験生として必要な資質を磨き上げる講座です。

 

中2からということで、もうすでに他塾にお通いの方の場合は“転塾する”ということになりますが、機会損失により、お子様の可能性を握り潰すことに比べればハードルは低いかと思います。お子様の成長のためなのに、何かを遠慮することは絶対にあってはならないはずです。

 

私、重本孝が責任を持って担当させて頂きます。

 

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ご検討のほどよろしくお願い致します。

 

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【究永舎】

2008年6月に豊中市に重本孝が開校した進学教室です。最初は高校受験の塾としてはじまり、2014年シーズンからは大学受験を対象とした高校生クラスを開講。現在は中2〜高3の講座全てを重本が担当するユル〜い個人塾なのに毎年難関校合格者が生まれる摩訶不思議アドベンチャーな教室です。

 

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