世間一般通例の認識として

 

成績いい=頭がいい

 

があると思います。

 

 

この逆もまた然りかもしれません。

 

 

そもそも“頭がいい”の定義も人によって微妙に異なると思うので、ここでは俗にいう“頭がいい”については、なんとひとまず置いておいて、学校成績がいい子、および最終的に大学受験で自他共に満足して長らく続いた受験という旅から卒業できる子について私の経験をシェアさせて頂きます。

 

たぶんリーチするのは難しそうですが、できればまだお子様が幼い保護者様が知識として持っておいて頂ければいいと思われる内容です。

 

 

 

まず私は成績を上げるという行為は、その主語が生徒さん本人であろうと塾講師であろうと、取りも直さずそれは生徒さん本人の性格を変えることであるということで間違いないと思っています。

 

詳しい方用に申し上げておくと、コンフォートゾーンを変えるということですね。

 

 

申し上げにくいのですが、そういった意味で、保護者様の多くが授業数多め、課題バッキバキ、テスト対策ゴリ推し塾に魅力をお感じになられるのは十二分に理解できますし、もし私がこんな仕事をしておらず受験素人であれば同じような発想になっていた可能性もあるのですが、最近つとに申し上げているように、もしそっちの路線(生徒さんを外圧によって導く作戦)でいくなれば、例えば中学受験の浜学園からの鉄緑会with東進&高進のように永遠そっち路線でレールを敷いてあげないと子どもがかわいそうかな・・っていうのはあります。

 

 

テスト対策によって!!

 

テスト対策のおかげで!!!

 

 

(よくチラシにあるような)○点アップ〜!

 

みたいなことが実現できているとすれば、じゃあそれがなくなったときのことは誰か考えてるの?って話なんで。

 

 

結局、大学受験という中学受験組・高校受験組ごった返しの10代における進路選択最大のチョモランマを制するには本人を“その仕様にする(なってもらう)”しかないとうのが今のところの私の結論です。

 

そして子どもというのは一番時間をともにする大人から嫌が応でも影響を受けるものです。

 

これは社会人になってからなんかもそうで、社長以上に、日頃一番一緒いる上司・先輩からの影響の方が強いんです。

 

ですから私も講師という仕事の責任はむちゃくちゃ重いと思っています。

 

 

だいぶ話が遠回りになってしまいましたが、結論、成績を取る子というのは、

 

やりきらないと気が済まない子

 

です。

 

こういった意味で宿題テストの再テストは意味ないですし、一応ウチの子たち見てますと自然に宿題はやってきてくれるようになります。

 

 

昨夜、

 

を読んでいて、ある男の子がこんなことを書いていました。

 

以下抜粋です。

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私は英単語帳が大嫌いで、結局英単語帳を使って単語を覚えたことは恐らく一度もありません。そのかわり電子辞書でロングマン英英辞典とロングマンアクティベータ、オックスフォード連語辞典をフル活用して単語の印象をつかむことと、そのコロケーションをおおよそ覚えることに努めました。

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なおこの子は「覚えたものの大半を忘れることは気にしなくていい」ということも言っています。

 

例えば仮に東大受かったお兄さんにいわゆる“勉強法”聞いたとして上記のようなことを言われたら

 

「君はやりきるのか?」

 

っていう話なんですね。

 

 

灘の子や、北野の1桁台の子を指導したことがない方であれば、彼ら彼女らの記憶力というのは想像でしか測れないと思うのですが、正直に書くと、中学時代五ツ木模試の英語で偏差値50前後だったド凡人の私の目から見ても、恐縮ながら、一般に思われているであろうような、“引くくらい記憶力がいい”ということはありません。(もちろん記憶力はある方ではありますが)

 

昔も今も一緒に勉強していて「おいーーーーーーーーーーーーーーーーこれ先生言うん2億回目やーーーーーーーーーーーーーーーーーちゅーちゅーちゅー」みたいなことは頻繁にあります。

 

高校生になっても一般の中学生並みのミスも全然します。

 

 

ただ・・・

 

厳密に理解したいというこだわりや、できない原因を正確に把握したいという欲求は一般的な中高生とは比べものにならないくらい強烈です。

 

これは中学生で、去年神奈川の横浜翠嵐に受かった子なんかもそうでした。

 

普段はおっとり穏やかですが、とにかくきっちりやり切らんと気が済まんという子で、半端ない量をやってました。

 

#1月1日も8時頃から22時過ぎまでやってたよね・・

#誤解のないように書いときますが、私は中学生の子には年末年始くらいは「休め!」言うてますよ

 

こんなの書くと怒られそうですが、これって下手したら塾講師でもこれだけの努力があるということを知らない人もいるんじゃないかと思いますし、こういう子ってご近所さんや友達のお母さんたちなんかからは「○○ちゃんは頭がいいから。」で片付けられてるんですよね。

 

 

絶対ここまでしないといけないとは思いませんし、むしろ「それくらいやんなきゃダメ!」なんてよう言いませんし、そもそも私はやったことないんで言う権利もないです。

 

 

ただ、毎回書くことで恐縮ですが、、、

 

知っておいた方が絶対にお子さんのためになると思ってます。

 

 

努力や自習って強要した時点でそれは別の何かなので、私から「何時に自習来なさい」みたいなのは1ミリもありません。

 

#たまに塾講師が言う「強制自習」っていまだに何を言ってるのか意味がわからないのですが・・・

 

とにかく中学生くらいの生徒さんには日々高校生の先輩たち、しかも各学校の上位者のお兄さんお姉さんを見ておいて欲しいと思い、やんわりとそういうのが伝わるようにはしているつもりです。

 

そうすることの重要性をマジ・・・・・っで毎年痛感するので。

 

 

 

いろんな角度からの刺激で1ミリずつ中学生のみなさんを大学受験仕様に変えていく日々です。

 

#結果の評価はHPなどから行って下さい

 

 

 

ではまた。

 

 

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豊中7中 女子1名

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高校受験を通じて、大学受験生として必要な資質を磨き上げる講座です。

 

中2からということで、もうすでに他塾にお通いの方の場合は“転塾する”ということになりますが、機会損失により、お子様の可能性を握り潰すことに比べればハードルは低いかと思います。お子様の成長のためなのに、何かを遠慮することは絶対にあってはならないはずです。

 

私、重本孝が責任を持って担当させて頂きます。

 

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ご検討のほどよろしくお願い致します。

 

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2008年6月に豊中市に重本孝が開校した進学教室です。最初は高校受験の塾としてはじまり、2014年シーズンからは大学受験を対象とした高校生クラスを開講。現在は中2〜高3の講座全てを重本が担当するユル〜い個人塾なのに毎年難関校合格者が生まれる摩訶不思議アドベンチャーな教室です。

 

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