中2講座案内をこれまで先頭においておりましたが、おそらく読者様の中には関係無い方が多く、毎回スクロールのお手間を取らせるのが申し訳ないということに今頃やっと気付いたので、末尾にさりげなく記しておくことした今日この頃です。
#引き続き中2の生徒さんお待ちしております
青春プロデューサー
今月号の致知に
上田先生のお話が掲載されていました。
上田先生のお話の中で、特に個人的にグッサグサのズッタズタのギッタギタに刺さりまくったのが
入部してくれた青春期の子供たちがどの子も演劇を通して成長し、素敵な三年間を過ごせるように演出することが第一義だと思うのです。そのため私は自分を“青春プロデューサー”だと思っています。
というところです。
ホントにお恥ずかしい話ではありますが、開校当初の忘れられない失敗話をさせて下さい。
究永舎は2008年6月開校以来、まず最初に生徒さんがガーーーっと集まって下さったのが中2だったんですね。(初年度は中3は募集していなかった)
で、なんの言い訳にもなりませんが、今思うと、当時の私はまだまだ大手時代の感覚が抜けきれてないし、人間的にも全然未熟で、とかく生徒さんに対して、
「成績上げるために塾来てるんやろ?じゃあ、上げようよ!だから当然宿題はきっちりするよな?」
みたいな絵に描いたような単純思考でやっており、宿題が全然できていな子には厳しく叱責することなどもあった次第です。
もう恥ずかしいしかありませんが、それによって生徒さんが泣いてしまうなどということもありました。。。。
今思うとただの自分の講師としてのスキル不足なだけなのに、当時はそれを講師の正しい姿勢としてむしろ“一生懸命やっている”とすら思っていたんですね。
・・・で、結局、その学年の初期のメンバーのとある女の子には特別に嫌われることになりました。
その子のことも叱って泣かせてしまい、テンションを下げたまま家に帰らせてしまったこともあります。
あの私に叱られてしょんぼりと帰る後ろ姿は今でも忘れられませんし、あれから10年以上経った今でも生徒さんの帰る後ろ姿は気になります。
そしてまだ、せめてもの救いとしてその子が志望校に受かれば良かったのですが、残念ながら第一志望の豊中を落としてしまいました。
ホントに塾の先生としていいとこ無しです。
受験前日に声を掛けた際にも無視で、その時点でせっかく究永舎に通ってくれたにも関わらず、そんな感じにしてしまって申し訳なさでいっぱいでしたが、落ちたことでその悔恨は絶望的なものなり私の中に残りました。
今思えば、それが1つ大きなきっかけとなったのと、時を同じくして、大手退社から少しずつ時が流れ、幸い私も食うに困らなくなってきたことなどもあって(要は余裕が持てはじめた)、シンプルに、せっかく通ってくれた生徒さんにあんな顔絶対にさせちゃいけないし、させないためにはどうしたらいいんだ?どんな先生になったらいいんだ?と常に考えるようになりました。
それがきっかけとなり、その後見違えるように私も良い先生に・・・などとはいかず、自身の講師としてのスキル不足、人間的な未熟さから先述の子以降でも「もっと満足のいく通塾ライフを提供してあげたかったな〜」と顔の浮かぶ生徒さんは何人もいます。
そういった経験などもあり、個人的な“先生観”としては、やはり先生というのはこれは学校であろうと塾であろうと、生徒さんの生活を良い意味で軽やかにする存在でなければならなくて、そこを目指したいと常々思っています。
具体的にどういった点で“軽く”できるのか?ということについては無限にあるだろうし、先生のスキルと人間的な魅力次第の部分が大きいでしょう。
また先生と生徒さんというのは先生側からすれば年々その年齢が離れていきますから、自分が生徒さんからどう見られているか?というのも常に臆病でなければならないと感じています。
自分がもっとスキルフルな先生やったら、この子はもっと伸びるんちゃうか、もっと楽しそうにするんちゃうか・・・じゃあそのためにはどうしたらいいのか?自分に足りないのはどういったスキル・心持ちなのか?????
こういった問いを持ち続け、焼肉や焼き魚のレモンのような、無いと即困るわけじゃ無いけど、あれば“臭み”が知らぬ間にちょっと緩和されてメインディッシュを味わい易くなるようなものに自分や教室がなればいいな〜、と願っています。
マジメな話ですいません。
ではまた。
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春から開講の中2講座
現在2名の生徒さんに
ご利用頂いております。
豊中7中 女子1名
豊中13中 女子1名
の生徒さんです。
大学受験まで責任を持って担当させて頂きます。
よろしくお願い致します。
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【究永舎】
2008年6月に豊中市に重本孝が開校した進学教室です。最初は高校受験の塾としてはじまり、2014年シーズンからは大学受験を対象とした高校生クラスを開講。現在は中2〜高3の講座全てを重本が担当するユル〜い個人塾なのに毎年難関校合格者が生まれる摩訶不思議アドベンチャーな教室です。
ご興味のある方はコチラ。
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究永舎 大阪 北摂 豊中市にある高校受験・大学受験で連勝を目指す教室