「北野高校の合格者を実数で出してる塾ありますメール」で教えて頂いた絡みで「要チェックや!」してみたのですが・・・
佑学社さん4名
SUR合格指導会さん3名
これらの塾の合格者は全部第一ゼミナールさんの4名の子たちと同じ方々のようです。
むっちゃHPの下までよく見ないと分からない構造となっておりました。
いや〜・・・実にいいですね。笑
ホントに各塾それぞれの合格実績のページというのは「なんとか釣ったろ!」、「なんとか誤解させたろ!」という気合がすごいです。
いや〜・・・実に卑しい。
確かに近年は2016年度の入試制度大幅変更(ざっくり言うと当日次第の色合いがかなり濃くなった)以降、特にC問題の学校や、安定して倍率が高い学校というのは受験生への進路指導は以下の点でホントに難しくなりました。
①内申の下支えが無くなった。
→受験生同士の内申差が当日次第で簡単にひっくり返る仕組みになった。
②C問題の難易度の不安定さ
→まず大阪府のC問題というのは1教科90点を進学校はさらに1.4倍するシステムなので実質126点満点なんですね。これによって、国数などの1問あたりの配点が大きく、多くの受験生にとって当日の出来不出来が激しい科目なんかで①同様受験直前にあったであろう“得点能力差(いわば合格確率)”みたいなものがもはや試験当日の午前中で簡単にひっくり返って雲散霧消化します。
やや古いですし、相変わらず今読むとお見苦しい点もありますが、詳しくは・・・
をご覧くださいまし。
上記の記事を書いたのが2015年なので、その後に合計6回分の入試を経験しておるわけですが、個人的にはC問題の難易度の不安定さ(今年に限って言えば理社なんかも)にも結構手こずらされていると感じます。
とかくC問題は英数国の難易度の風向きを読まなければなりません。(正直B問題の学校は理社だけで受かると思ってます。ていうか結果的にそうです。)
2018年や今年2021年度などは私的にはホント痛くて、下記の“豊中高校3/6”にもありますように、読者様からされると「お前、いつまで言うねん!?」だと思うのですが、2018の数学の易化は今思い返しても悔しいんです。
そういった意味ではそのとき豊中を落としてしまった3人のうちの1人の子はその後も3年間究永舎に通ってくれて、その子が今年国立奈良女子に受かった日の夜はさすがに安心し過ぎて、褒められた話ではありませんが、まだ受験終わってないのに晩に久しぶりに酒を飲んでしまいました、ええ。。。涙
元々塾業界というのは合格実績面で一番上手に客を釣った会社が最終的に一番儲かる性質故(これは本質的には市場が選んだ結果ですが)、どこもかしこも結果をごまかしまくるという、いわば業界全体が悪徳業者状態で、もはや悪徳業者が悪徳業者に見えない状況にまで昇華・・・というか廃退しているのですが、特に大阪の公立入試の結果に関しては2016年度入試以降、その傾向は強まったと感じています。
・・・と、こんなことを書いておいて、「いやいやお前は??」となるのも不本意なので、以下に2016年度入試以降のC問題学校の結果を改めて記しておきます。
個人的には大手以上に1教室から数教室展開の個人塾でC問題学校に関して、この提示の仕方ができる先生は保護者様は信用していいんじゃないかと思います。
だって進学塾としての根幹に非常に誠実なわけですから。
北野高校
2016 0/0
2017 0/0
2018 1/1
2019 2/2
2020 0/0
2021 1/1
合計 4/4
合格率 100%
茨木高校
2016 3/3
2017 1/1
2018 0/0
2019 0/0
2020 1/1
2021 0/0
合計 5/5
合格率 100%
大手前高校
2016 1/1
2017 0/0
2018 0/0
2019 0/0
2020 0/0
2021 0/0
合計 1/1
合格率 100%
豊中高校
2016 3/5
2017 5/6
2018 3/6
2019 3/3
2020 1/1
2021 4/5
合計 19/26
合格率 73.1%
千里高校
2016 3/3
2017 0/0
2018 2/2
2019 0/0
2020 0/0
2021 1/1
合計 6/6
合格率 100%
池田高校
2016 3/3
2017 3/5
2018 1/1
2019 1/2
2020 3/3
2021 4/4
合計 15/18
合格率 83.3%
以上をどう思われるかは個人の主観によって変わるでしょうし、数字の迫力という意味ではそりゃあ大手の広告に目が慣れた市場のみなさんであればなんんんんんんらインパクトはないことは100も承知なのであります。
ではなぜこんなことをするのかと言えば、、、
シンプルに“卑し系の業界”において、保護者様方から、そして何より子どもたちから同列の人種と思われたくないというしょうもない非常に個人的な人としてのプライドです。笑
#それだけはマジで勘弁して!!!!!(叫っ
高校生クラスやってますと、高校受験は他の塾でやって、高校クラスから来てくれる子がそれなりにいるのですが、高校生くらいにもなれば結構大人のそういった卑しい側面は見抜いていて、わりと“いろいろと言ってる”のを耳にするので、背筋がゾッとすることがあります。
そして卒業生にこんなことを言わせたくないな、っていうのもやはり思います。
#他の部分で外で何言われてるか・・・(お〜怖っ)
#この点、大学受験塾影でもっと言われてるけど
まあ、あとはあれですね・・・
昨日もチラッと書きましたけど、実際教室運営は商売なんで、絶対に売れないとダメなんですけど、自分はそこはメンタルが弱くて「誤解を招いてでも・・」とまでは到底思えなくて、むしろこれだけはっきり進学塾として結果(受験の根幹)を示して、それで駿台h..、他塾の方が信用できます、って市場から言われたら自分自身の中で清々しく納得できるというのもあるので、そのためというのもあります。
まあ、例によって余計な一言ですが、校内生の保護者様には「とりあえず髪型はおかしいし、いまだ独身やけど、我が子に、仕事の結果面で卑しい大人と同じ空気を吸わせてるのではない。」という部分で安心して頂きたいというのもあったりします。
あと、言うまでもなく、どこの業界でもありがちですが、業界全体へのモラルハザード発信を続けると余裕で嫌われるので、もし私に何かあれば骨は拾ってくだs・・・いえ、独身なので特に結構です。爆
ではまた。
#高1の得点開示結果が集まったので近々“現段階でのシゲちゃんまとめ”を書きま〜す。
【究永舎】
2008年6月に豊中市に重本孝が開校した進学教室です。最初は高校受験の塾としてはじまり、2014年シーズンからは大学受験を対象とした高校生クラスを開講。現在は中2〜高3の講座全てを重本が担当するユル〜い個人塾なのに毎年難関校合格者が生まれる摩訶不思議アドベンチャーな教室です。
ご興味のある方はコチラ。
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究永舎 大阪 北摂 豊中市にある高校受験・大学受験で連勝を目指す教室