午前中、オアシスで自習室用のホットドリンクと固形物を爆買いした際、レジ後ろの机で袋詰めしていると正面に座る少なくとも御歳80オーバーと思われる見知らぬおばあさんから「生徒さんの分やね?」といきなり笑顔で話しかけられ、「・・え、ええ。」と返しながら、直後に映画『007』ばりに老婆の特殊メイクの中からスナイパーが出てくる想定を覚悟した今日この頃です。
#君の名は
さてさて、タイトルの件ですが、これはもちろん細かく挙げればいくらでもあるのですが、やはりメンタルが行動のベースになりますから、なんにせよそ自習室の生徒さんを眺めていて、毎年そこが私は一番気になります。
今日はこの点をちょっとだけ掘り下げます。
受験生というのはいわば「春からの進路がどうなるか分からない人」なワケで、この時期になってくると単純に不安の波との戦いにもなります。
不安をゼロにすることはなかなか難しいですが、少なくともある程度穏やか、かつ前向きな状態で日々を過ごし、そして勉強するために意識すべきことというので、よく生徒さんにする話は私の場合は以下の2点となりまんもす。
①自分の合格条件の把握
この時期は中学生なら私立の赤本ラッシュ、高校生なら共通テスト模試やセンター過去問ラッシュかと思うのですが、私がいつも言うのは解くのにそこまで力を入れるな、ということです。
本番ではまず過去問ほどの力は出ません。
ですから6〜8割くらいの力感でも、さらっと解ける問題だけを自分の正確な守備範囲として、丸つけ後の反省会にそのエネルギーは回すべきと思います。
そしてこれが同じ時間やってても伸びる受験生とそうでない受験生との決定的な差なのですが、伸びる受験生というのは非常に客観性に優れているので、自分に何が足りないのか、つまり合格条件として満たすべき値(あたい)が何なのかの把握が抜群にうまいです。
「あとはこの条件が満たされれば合格やな。」という予想が立っているので、それが精神的にもいいし、何より自分自身を前向きに勉強に向かわせます。
②やっぱり量をこなす。
これもよく話すのですが、「自分は合格の方へ進んでる」というまぎれもない実感がこの時期の受験生にとっては一番の精神安定剤です。
「とにかく量こなすのがいいよ!」と。
おそらく一般にこれができない子がカリスマ講師にすがるのですが、カリスマ講師の話に感動したところで、自分に嘘はつけませんから、やはり“一時的な痛み止め”が切れるとウズウズとまた不安がぶり返し、気づけば大学生にはなれてないと・・・
それは誰だって嫌なので、とかくこの時期の受験生は朝から晩まで粘り強く勉強やって、「解ける問題増えてる」という実感を意図的に感じながら過ごすと精神的に良いです。
「はあ〜〜〜〜〜、今日もオレ(私)ようやったな〜・・・」という心地よい疲れとともに1日を終えることを目指すのがいいと思われます。
まとめると、この時期は
「よっしゃ!!あとこういうのがデキるようなったら受かるぞ!」
「解ける問題増えて、前進してる〜!!!!!」
のダブルをメンタルの3番、4番バッターに据え、5番に重本先生を据えようね、とそういうことですね。
中2、高1、高2の方はよかったら気が済むまで受けられる体験授業に来てみて下さいね。
ではまた。
ちなみにスマホを変えたので画質がアップしました〜↓
【究永舎】
2008年6月に豊中市に重本孝が開校した進学教室です。最初は高校受験の塾としてはじまり、2014年シーズンからは大学受験を対象とした高校生クラスを開講。現在は中2〜高3の講座全てを重本が担当するユル〜い個人塾なのに毎年難関校合格者が生まれる摩訶不思議アドベンチャーな教室です。
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