ふと思い立って筋トレするたびに体のあっちゃこっちゃを痛めている虚弱体質な今日この頃です。

 

#the おっさん

 

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高校受験、大学受験の塾探しナウの皆様。

 

もしよろしければHPをチェケラッチョでよろしくお願い致し申し候事なのでございます。

 

冬期講習のご案内

 

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タイトルに“前半”とつけました。

 

前半はややマニアックな内容ではありますが、一般的な大学受験の話題である後半の内容をキャッチしやすくするためにもお読み頂ければ嬉しいです。

 

大手塾退社後、やはりある程度は自分の感覚も大手塾のそれに侵されていて、個人的には入れるんなら北野より灘に入った方がいいと正直強く思っておりました。

 

野球でいうところの問答無用で「大阪桐蔭に入るのが一番いい!」みたいな発想ですね。

 

でも大阪桐蔭出身の選手とて、その多くはプロ野球選手にはならないように、受験でも、特に理Ⅲ以外なら東大に入るのに灘に入っといた方が絶対的にいいという価値観は薄れてきて、近年は生徒さんに対しても「入ろう思たら入れるけどどうする?」と本人に確認してみて、その子が「北野行きたいです。」って言ったらそれ以上はこちらからは何も言わないようになりました。

 

 

 

ただ2学期になって灘高の子と会話する機会が増えて改めてその学校のスペシャリティぶりに一市民としてシンプルに興味津々状態になっております。

 

 

かつて業界の後輩の子や保護者様で灘高出身の方がお2人とも「小6のときがピークですw」というセリフを仰っておられ、同じセリフでそれはそれで特異でおもしろいな〜(なによりお2方とも僭越ながら今が幸せそうですし)と思ったことがあります。

 

「そんなこと言う人いたわ〜」という話を究永舎出身の灘生であるN氏に言うと、彼も「確かに東大入っててもそういうヤツいますよw」と語っていたので、これって灘高校あるあるなのかな?と思ったりしています。

 

確かに門の狭さということで言えば明らかに東大より灘の方が難易度は圧倒的に高いのですが、加えて特に才能面で言っても実際灘に入る方が東大に入るよりも難しいとこれまで見ていて感じます。

 

実際同業者の方で、両方の受験を見たことのある人なら分かると思いますが、中3の段階で(私は灘中受験は担当したことないです)、東大には入れそうだけど、灘はどう考えても難しい、いや、無理だ、という子は結構います。

 

やはり最大の難所は数学で、東大の場合、特に2015年回のように数学が難しい回であれば文Ⅰであっても数学80点中の10点ちょい(確か8点っていう子もいた)で受かってる子はゴロゴロいる、すなわち英語の絶対的な学力と文系なら社会、理系なら理科でカバーして入ることが可能ですが、灘高の場合それができません。問題のレベルそれ自体がアッチョンブリケなのは言うに及ばず、何より合格者はもれなく数学と理科で稼いでくる上、英語も中3段階で最低でもセンター過去問8割以上は取れるレベルでないと話になりませんし、何より社会が試験科目にないですから、理数系が苦手でも暗記のマニアックさで攻めることをハナから封じられております。

 

以上より、基本数理に図抜けた才能がなく、かつゴリゴリの帰国子女でもないとなれば、これはもう確実に人間辞めることと、かなり冴えてる英語の先生に習うという条件が揃わない限り無理です。

 

N氏が通ってくれていた当時も、数理に関しては中1の最初から「イケそうだな。」というのはありましたし、実際数学においては全国最高位7位まで行ってたと思います。

 

#彼の年も数学の先生途中でトバしちゃいました。

#終わってるなこの塾。

#英語6割、数学7割、理科7割が中1段階で最低でも見込めればチャレンジはありだと思います。

#東大もそうだけど国語はどうでもいいッス。

 

とりあえず結論としてはやはりどう考えても灘高に入る方が東大に入るよりも難易度は圧倒的に高いな〜・・・ということになります。

 

#2行で済むことを1500文字で説明する男

 

 

どうでもいい話ですが、改めて、高校時代、晩の20時〜22時まで野球しかやっていなかった自分がたまたま流れに流されて塾講師なって、知り合うはずもなかった灘や東大の人と知り合えたのだから人生は分かりません。

 

ただプロ野球選手になった人も東大に入る人も根底は同じだと実感してます。

 

才能と圧倒的な努力です。

 

究永舎生も場合によってはできるだけ若いうちに絶望した方がいいです。

 

いい年して世間から下される評価に不満溜めて、自分より若くして成功している人を脊髄反射で批判しているようなネット弁慶ジイさんにならないために。

 

そういった意味でもやはりどんなジャンルでも最低でも“全国レベル”が体感できる環境っていいし、最終的にはやはりある程度は向いてることを仕事にしないといけないと思います。

 

 

 

ではまた。

 

 

 

【究永舎】

2008年6月に豊中市に重本孝が開校した進学教室です。最初は高校受験の塾としてはじまり、2014年シーズンからは大学受験を対象とした高校生クラスを開講。現在は中2〜高3の講座全てを重本が担当するユル〜い個人塾なのに毎年難関校合格者が生まれる摩訶不思議アドベンチャーな教室です。

 

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