ふ授業を終え、レッドブルを一気飲みしてホッと一息のところで流れてきたロザンさんの動画を見ていろいろ考えさせられました〜。

 

 

この動画で、お2人は世間一般の風潮についてお話しされていますが、私が大人になって痛感するのは職業選びというのは死ぬほど大事だということです。

 

個人的には、もっと「向いてる」「向いてない」っていうのはあって当たり前で、「向いてない」=「残念」ではないという認識はもっとふつうになっていいんじゃないかと思ってます。

 

とにかくこれも個人的な考えでは、人生で一番非効率なのは低学歴ではなくて、向いてない仕事をずっと続けることだと思います。

 

受験業界なんかいわばタレント業なんで、京大や阪大出ても、JKに「キモっ」の一言で片付けられてる人間なんか腐るほどいます。

 

生徒さんにもよく言いますが、とにもかくにも最終的に「向いてない仕事」に就いたら終わりだと、そうならないためには全力でやるしかないんだと、全力でやれば「人より抜きん出るか(楽しく仕事できるか)」、「向いてない」って分かるかの2択で、どうせ「向いてない」んならそれは早く分かった方がいいから、やっぱりどのみち仕事は全力でやった方がいいと思う、ということです。

 

 

私が8歳〜18歳まで野球をやっていて一番良かったと思うのは、この「向いていないことをやるシンドさ」を嫌というほど味わったことです。

 

このブログ読者の方の中に、学生時代、将来「プロ○○」になる人の学生生活を至近距離で見て過ごした方がおられるかどうか分かりませんが、ホントにそばにそんな友人がいた日にはシャレになりません。笑

 

「オレもあいつに負けんように頑張ろう!」とか「あいつを目標に!」とか「あいつのいいところを盗んで!」とか、そんなセリフ1ミリも出てこない・・・

 

ただただ絶望です。

 

目標にすることすら許されず、ある程度自分では得意分野だと思っていた分野で、ただただ己の無能を感じながら学生時代を過ごすというのは、そりゃあ、ま〜〜〜〜〜〜〜〜〜キツい。笑

 

結果が悪かったから頑張ろうとか言えるのは正直まだまだ甘い世界だと言えます。

 

頑張れないのは向いてないんです。(←この発想に抗おうとする人がいつまでも「向いてないこと」を続けて人生楽しめない傾向にある)

 

 

よく世間一般の高校3年生の受験相談か何かで「自分では頑張らないとダメだって分かってるんですけど、なかなかモチベーションが上がらなくて、、、、そんなときってどうしたらいいですか?」みたいな質問あるかと思うのですが、とりあえず究永舎の子はこういう相談は絶対にしません。

 

おそらく私にそんなことを言ったら「嫌やったら受験せんかったらええやん。」と言われて終わりだし、その程度のことは分かってる子たちが集まってるからです。

 

もう、こういう高校生、ホントに舐めるなとw(おもろいし、ウチの塾生違うからええけど)

 

実は2、3週間前、この時期に旧帝の一角を目指す高校3年生の子が入塾してくれたのですが、その子が最初の面談で私に

 

「な、何時間くらいやったら・・・」

 

と聞いたので、

 

「○○大受かりたいんやんな?じゃあ、1秒でも多く勉強したいやろ?ウチは自習室ず〜〜〜〜〜〜〜っと開いてるから朝から使ったらええで。晩はホンマ悪いんねんけど22時半前には閉めるけどな。」

 

とだけ伝え、一応、その瞬間以降今まで、おそらく物理的に可能な限りその子は自習室に来てむっちゃ頑張ってます。

 

これが最低でも「向いてる」ってことです。(なお、受かるかどうかは不明な模様・・・)

 

1回でいいから「向いてない」と心の底から痛感するまで何かをやったら、「向いてない」ということがどういうことなのか?という感覚が掴めますので、その後の人生において「あ、向いてないわ。」って気づけることが増えて、自信を持って「向いてない」ことと縁を切って生きていけます。

 

だから「向いてない」っていうのは失恋と同じで絶対悪でもなんでもないんです。

 

この「向いてない」感覚をつかめないようにする最も適切な大人の対応が子どもに対してサポートせんでいいことをサポートする、なのですが今日はそれは脇に置いておきましょう。

 

 

若い人は「○○やりたい」と思ったら、もし仮に会社の同僚や年上の人が反対や難癖つけてきても、たいがいその反対理由は深層心理的には

 

「自分が普通やと思えないことで成功されたらイヤだから」

 

「自分は我慢してるのに、それを我慢せずに自由にやったヤツが自分より上手いこといくのがイヤだから」

 

です。

 

 

私も昔、「会社辞めて自分で教室やります。」と言ったら、数日後、大勢の社員の前(会議の終盤)で「このご時世に自分で個人塾開くとか、もう頭おかしいとしか言いようがないんですね。」と上司からディスられ、その言葉に独立への背中を押してもらいました。

 

この仕事をしていると卒業生がなんらかの相談にやってくることもありますが、そのとき言うことは決まっていて、「やらな先々で絶対後悔する思うんやったら絶対やった方がいい。」というのを言います。

 

一般論なんか気にしてたらそれこそ絶対後悔すると思う。

 

 

とかく塾選びと仕事選びは運要素もふんだんにあるんで難しいのですが、“当たり”を当てたときの価値は半端なくデカ過ぎボンバーなので、ただただできるだけ早い段階から真剣に検討した方がいいよ、と塾生にはオススメしたいです。ていうかしてます。

 

万が一、究永舎生が受験業界にはびこる「学歴だけが心の最後の拠り所」みたいな人になるようなことを想像したら、ホントにゾッとするので、みんな楽しく仕事できるように頑張って仕事探して下さい。

 

社会人の子は、Tくんみたいに「仕事はおもしろいんですけど、とにかく上司のキャバクラに付き合うのがキツい・・・」とかまたなんでもいいから話聞かせてね。爆

 

 

 

 

 

ではまた。

 

 

 

 

 

 

【究永舎】

2008年6月に豊中市に重本孝が開校した進学教室です。最初は高校受験の塾としてはじまり、2014年シーズンからは大学受験を対象とした高校生クラスを開講。現在は中2〜高3の講座全てを重本が担当するユル〜い個人塾なのに毎年難関校合格者が生まれる摩訶不思議アドベンチャーな教室です。

 

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