ブログの閲覧数が何の前触れもなく爆増する度にまたどこかの受験掲示板かなんかに記事が貼られて、俺の悪口で窓際大手職員たちが盛り上がってるのかな?と睨んでいる今日この頃です。
#若手頑張っとるから仕事中は辞めとけ
さてさて。
本日は「日本人が英語が話せない理由」という手垢がつきまくったテーマについて話してみたいと思います。
2年ほど前、私は先輩に「おもろいで」と言われて、いっときオンライン英会話にハマっていたのですが、そこはさすがのシゲちゃんで、半年もせずに飽きてやめてしまいました。
確かに今考えると日本人とのコミュニケーションすら消極的な私が文化も笑いの感覚も異なる知らない人と立ち話的な感じで数十分話しをするなど継続できるわけがありません。(てへぺろ
このオンライン英会話を通じて理解できたことは2つあります。
1つはどうでもいいことなのですが、カタカナ語を多用する人の気持ちです。(笑)
ある程度英語の語彙があると、突発的に何かを表現しようとした際に確かに日本語よりも英語の方がイメージ・ニュアンスがしっくりくることが増えることが分かって、それ以来、ニュースアプリのコメント欄などでカタカナ語を多用する外資系の方の文章への免疫が圧倒的に下がりました。
その方にとってはバーーーっと文章を打つ際、それが一番しっくりくる語彙なんだってことですね。
野球やってた人が「2つ同時にアウトを取る」と言わずに「ダブルプレー」とか「ゲッツー」と言ったり、バスケやってた人が「歩き過ぎ」と言わずに「トラベリング」と言ったり、永ちゃん好きな人が「こんにちは」ではなく渋い顔で「よろしく」というのとある意味同じことなのかなと。
#3つ目
で、2つ目なのですが、これはそれまでに同じことを言ってる人も多くおられるのですが、やはり
“そもそも英語使えなくて困らない”
というのが日本人が「中高6年間習ってるのに英語が使えない」の答えかなと思います。
読者様の周りでいらっしゃいます?
英語が使えなくてめっちゃ困ってる人?
逆に言えば、困ってる人は使えるようになってるはずです。
昔私の大手塾時代の知り合いの人で、子どの頃にニューヨークで暮らすことになり、英語が全く喋れないのに現地の小学校に通うことになった人がいましたと。
そして転校初日に手洗い(男子)で用を足していると、現地の悪ガキたちに
アー ユー イディオット?w
(お前バカ?w)
とからかわれ、
言ってることが分からなかったその人はとりあえず友だちつくらなあかんと思い、笑顔で・・・
イエース!
と返答してしまい、そこからイジメが始まったと・・・(笑ったあかんけど笑ってまう・・・)
幸いその人は現地でアメリカ人の良い先生に恵まれ着実に英語が話せるようになっていったそうなのですが、そんな状況にない、スーパーシングル民族、シングル言語のアイランドカントリーであるジャポネで暮らしている限り我々はまず英語には困らないんですよね。
要は教授法とか教育システム云々とか全く関係なくて、そもそも和訳大国日本にいる限り、英語以外で困ることの方が日常圧倒的に多くて、また実際にそっちの問題の方が大事だったりします。
結局、「中高6年間もやってて英語が話せないのはおかしい!」という主張は、その本質的には「小中高と12年間体育の授業があって大車輪ができないのはおかしい!」というのに近いものがあって、英語も大車輪もそれを身につける圧倒的なメリットを感じないし、実際困らないということなんだと思います。
今の日本人の環境からしたら、
「英語が使えたら可能性が広がる」
論法なのですが、そうではなくて、
「可能性が広がったから英語が必要になって使えるようになった」
の順番でないと一般的なイメージの「英語が使える」のレベルには到達することはないと思います。
ていうか、英語の教科書より『金持ち父さん貧乏父さん』の内容頭入れる方が大事だと思うのですが、おそらく多くの子は読まずに学生生活を終えると・・・
これは英語ウンヌンどうこうの話ではないのですが、最近よく思うこととして、結局幸せっていうのは、自分の人生を世間にあふれる“幸せのひな型”に自分を置きにいって成せるものではなくて、自分の人生を自らの手でカスタマイズしていくことで見出すことなんじゃないかってすっごい思います。
スタバで店員さんが勧めるカスタマイズが必ずしも自分の好みに合うとは限らず(それはそれでおいしいのですが)、やはりいろいろ美味い・不味いを試す中で自分なりのこれや!!という人生のカスタマイズに、た・・、たどり着く、う〜・・、も・・・、ものなんだな〜
#ここで挿入歌『野に咲く花のように』
ではまた。
【究永舎】
2008年6月に豊中市に重本孝が開校した進学教室です。最初は高校受験の塾としてはじまり、2014年シーズンからは大学受験を対象とした高校生クラスを開講。現在は中2〜高3の講座全てを重本が担当するユル〜い個人塾なのに毎年難関校合格者が生まれる摩訶不思議アドベンチャーな教室です。
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