菅さんの消費税発言に「おっと!?」という感じですが・・・、まぁ、仕方ないんでしょうね・・・(よう分からんけど)
「今後10年はいらん。」と仰ってますがそれも分かりません。いずれにしても経済的に「きっつー。」な状況は今後日本にいる限り確実にやってくると思うのですが、私は取り立てて何の準備をしているでもなく、日がな1日眠くなったら寝て、目が開いたら起きて、授業時間までは好きに過ごして、授業がはじまったら好きなこと喋って、麺哲さん食べて1日を終えると。
そんな感じです。
2008年頃から「いつまでできるかな??」と思いながらとりあえず現在13年目で、社員ゼロで自由をこれ以上ないくらい満喫してます。
#野生動物並みの生活
#退職代行EXITしか勝たん
さて。
どうでもよい前置きが無駄に長くなりすいません。
今日はnoteでバズっていたこちらの記事についてです。
結局、社会というのは実際に出てみて、厳しく感じるようであればそれはシンプルに「想定が甘かった」ということだし、「思ってるよりもいいじゃん!!」ということであればこれまたシンプルに「厳しめの想定をしていた」ということだと思います。
ただ本日のタイトルにも「高学歴マン」とつけたのは、個人的には上記の記事を書いた人(東大卒)のスタンスというのは、これまで私が出会ってきた「高学歴なのに意図せず社会を漂流しまくる人」のエッセンスをコンドルは飛んでいくばりに、ふんだんに盛りコンドルということで、我が親愛なる高学歴マンのみなさんにもぜひぜひ一度ご一読頂き申し上げたく候事なのでございます。
私が思う痛い高学歴マンの特徴第一位が・・・・
「学歴と発言権(説得力)が別物だと分かっていない。」
です。
あの〜・・・これ死ぬほど高学歴マンたちにとって大事なことなのですが、あくまで高学歴っていうのは先に何年、何十年と社会人やってるおっさん・おばさんからしたら、
「僕・私、外れの可能性低いかもしれません。」
「大量の知識を粘り強く詰め込んだ過去があります。」
「あるジャンルの知識は同世代の中では詳しい方だと思います。」
以上の意味はあんまないんですよね。。。。
お客様、お取引先、社内の人は「君はどんな価値提供ができるの?」っていうことにしか興味ないので。(大人の世界ではそれができないやつがいつまで経っても学歴を持ち出してそれの極みが予備校業界なのだ。うふ。)
だから採用の段階ではそれなりのIDカードになって実際威力を発揮するのは間違いありません。
ただ。
世の中の9割方の会社、おっさん・おばさんというのは22〜24、25歳の人たちより無駄に長生きしてる分、これまでそれなりの数の高学歴マンたちに痛い思いをさせられてるスイートメモリーがあるんですね。
中でも一番多いのはシンプルに「接していて不快」というもの。(おおかた挨拶で勝負ありなんだゾ)
その次に多いのは「あ、君、これまでマジで勉強だけしかしてきてないから、正解のないものに適切解を見出すっていう能力がゼロ系統の人で、指摘したらしたで即不満ぶーたれマンの下手したら法律持ち出すマンというメンタルやばみの地雷ヤーなんだね。(お前みたいなのもう見飽きたぽ)」的な感じだと思います。
だいたいこんな感じで組織の中で“腫れ物化”してみんなから嫌われ、かわいがってもらうことができず、ヘルプもチャンスもどちらの機会も同期より圧倒的に少ないまま気づけば30までに転職3回以上の仕事能力ストロングゼロとして、すでにそれなりの焦げ目のついた香ばしい感じに仕上がります。
この記事書いてる人はおそらく自分で客観的に見て、例えば東大のサークルに入ってきた1回生がそれなりにサークルライフを過ごして、早くも夏明け頃にはサークル全体を変革したいが上回生たちに流され、うまくいかないと閉塞感を感じてるのと内容的には同じだと分かってないと思うんですね。
自分はそういうノリを1933年創業、トヨタ単独の従業員数だけでも7万人を優に超え、さらには自分が生まれる前から何十年と良い時も悪い時も組織を支えてきた人たちがいるという中で、こないだ入社して3年トライして閉塞感がどうちゃらとかいう理由でさらにどうちゃらって言っていると・・・
その入社して速攻で世界のトヨタを変えたい!社会の閉塞感をどうちゃらみたいな傲慢さはどこから来るんだと。
君はイーロン=マスクか?と・・
おそらく記事中に出てくるトヨタの社員さんたちは、もうこういう人見飽きてるだろうですけど・・
ていうか大人の方ならこのnoteをご覧になられてやはりトヨタの懐の深さってスゲーなと改めて感心なさる方も多いのではないかと思います。
少なくとも私はそこに一番感動し、一方で、過去に元大手塾教室責任者を本人の言うがままに年収500万で雇って、さんざん名指しでクレームをもらいまくり、生徒さんを辞めさせまくった上で、こっそり馬渕に転職が決まった途端に「これ以上迷惑はかけられません。」とやめようとするやつを止めざるを得ない自分のクズさ加減、天才的・圧倒的なまでの経営者としての才能に泣けました・・・(今となっては全部ギャグ)
・・・で、
個人的にはここまではむちゃくちゃよくある話だし、全然普通だと思います。(書いてる私そのものの方が“痛さ”では負けませんから。うわはは。)
やっぱり社会って18、19の頃の学力だけでその後も通じるほど簡単ではなくて、いったん社会人になったら、高学歴だろうが、中卒、高卒だろうが、人としての信頼残高が高い方、価値をより提供してきた方が圧倒的発言権(説得力)を持ちます。
言うまでもなく人間であれば発言権自体はあるのですが、それはもちろん説得力ゼロの場合、結果的に無いに等しいです。
若い頃はこの自身が持つ説得力を勘違いして、好き放題言って「痛いやつ」のレッテル貼られることも大いにあると思いますが、それを跳ね返すためには結果で相手に認めさせるしかないです。(仕事できる人で自分の意見言えない人はいません)
結果以上の説得力はどう考えても発動しません。言いたいことを言うのは自由なのですがそれをどう受け止め肯定否定拒絶するかどうかは相手次第なので。このブログもそうだけど。
noteの記事の最後。(私が何よりも勝手に一番がっくりきたところなのですがw)
閉塞感を打開したいと今度は自ら東大の知り合いでも誘っていよいよ新会社を立ち上げて話は終わるのかなと思ってたら・・・
まさかのサイボウズに入社すると。
※ちなみに社長の青野さんが書かれたこの本面白いです。(授業のヒントになることが個人的にはたくさんありました)
おいおい・・・大きな会社でいろいろ分かって「野垂れ死に上等!!!!!自分でなんとかやってやるよ!!!!1クールのレギュラーより1回の伝説!おいーーーー、どーーーーーーーーーーんんんんんーーーー!!!!!」じゃないんかいっっっっ!!!!!
結局、まずは常に創業者をはじめとする諸先輩方が死ぬ気で守り、築き上げてこられたプラットフォーム頼みかーーーーーーーーーーーい!!!!!!!(先輩方が作ったものを自分好みの仕様に変えようとするな!)
・・・ていう、それに本当に勝手ですけど(一読者だから許して!)一番がっかりしましたワ。。。。
やはり世の中を変えようと思ったら、いちご農家出身の田舎からの集団就職だろうが何だろうが、拾ってもらったところがダンボール工場ならダンボール工場で、まずはそこで頑張る。そして叩きのめされる。そしてさらに少しずつ自分なりに社会の輪郭が見えてきたら、そこからまた行動ありきで自分で道を切り開いていく。
そしてライバルたちがみな祖父の代から政治家だろうがなんだろうが結果で支持を得て政界にスラムダンクを叩き込むと。
#ガースーが好きだと叫びたい
#ガースーだけ見つめてる
アリババのジャック・マー氏か誰かが言っていた、「ホワイト企業で勤めたいなら自分で作るしかない。」というのはホントその通りだと思うし、阪急創業者の小林一三氏の「下足番を命じられたら日本一の下足番になれ。そうすれば誰も君を下足番にはしておかぬ。」というのは意識高い系のビジネス書1万冊読むよりも、まずは高学歴マンだからこそ特に心に留めておいて欲しい言葉です。
究永舎卒の高学歴マンはぜひ自分のため、日本のため、世界のために出世して、しげちゃんが路頭に迷ったときに、靴磨きか庭の芝刈り係かなにかで雇えるよう頼むぞ。(真顔
ではまた。
【究永舎】
2008年6月に豊中市に重本孝が開校した進学教室です。最初は高校受験の塾としてはじまり、2014年シーズンからは大学受験を対象とした高校生クラスを開講。現在は中2〜高3の講座全てを重本が担当するユル〜い個人塾なのに毎年難関校合格者が生まれる摩訶不思議アドベンチャーな教室です。
ご興味のある方はコチラ。
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究永舎 大阪 北摂 豊中市にある高校受験・大学受験で連勝を目指す教室