本日の5中の実テで究永舎的には中3生の9月の実テは全て終了ということになります。
一番早かった3中ではすでに5科目が返ってきておるわけですが、例年と比べて学年平均はやや低めかもしれません。
中学生のテストについて整理しておくと、定期テストというのは各科目いつのテストで何点だろうが3学期の通知表が全てです。
つまり1学期〜学年末まで全て100点だった子と、全て80点だった子とでは、もし両者ともに通知表に5がつけば定期テストの公立入試に与える得点的価値としては同じということになります。
しかし中3の実力テストは意味合いが全く違って、こちらは公立入試には1点の影響も与えません。
理論上全科目0点でも北野高校に受かることは可能です。
じゃあ何のためにするのか?というと、それは私立高校の受験先を決めるために行います。
ちなみに実力テストは大阪の場合は、第1回〜第4回までありますが、第1回と第4回は何点であっても入試には公立・私立ともに1ミリも得点的な影響はありません。
問題は今回の第2回と第3回です。
例年、東大京大に複数合格者が出る私立は本番1発勝負ですが、豊中界隈の中学生の大半が受験する関西大倉・雲雀丘・追手門・関大北陽・早稲田摂陵・履正社・梅花・箕面自由学園などは第2・3回の出来の良い方が全てとなります。
これ以上のことは学校の先生ははっきり言いませんので、塾の先生頼みです。(毎年のウチの子たちに聞くと、大半のお友だちは仕組みをよく知らされていないらしいです・・。私は全部数字ベースで喋ってます。)
もちろん仕組みを完璧に理解したからといって、受けられる学校のレベルを上げられるわけではありませんが、よく分かっていないが故に不要な不安に駆られたり、また、そのまま受けて受かるのに、担任の言葉を額面通りに受け取って本来受けたいところから1つ下げて受けたりといったケースはメチャクチャあると思います。(この場合はもちろん知らぬが仏となります)
特に過去にあったのが担任がいい加減過ぎて(ていうか「クスリやってます?」っていうレベルで)、数字上、本来受けて受かる(専願の方です)のに「絶対にやめとけ!」と言われて、親子揃って激凹みし、危うく本来乗り気で無い別の1つ下げたところを専願で受けようとしたケースなどもありました。(もちろんその後担任に「絶対にやめとけ!」と言われたところを受けて予定通り受かった)
このように“知らぬが仏ケース”はおそらく大阪の至る所で結果的に発生していると思われます。
じゃあ、究永舎に通えない方もこのブログはお読みなのだからそのまま知らぬが仏にしとこうよ・・・という考え方もあるかと思うのですが、逆に究永舎に通える方(阪急豊中駅界隈)もこのブログはお読みなので、現在中学生の方で、もしよろしければ、これまた夏の魔物に連れ去られぼくのもとへ的な下心丸出しハイパーマックスで書かせて頂きました。
ちなみに受験情報ほどネット情報が当てにならないものもありません。唯一当てにできるとすれば高校生の子が書いた「私何点で受かりました」情報くらいです。
特にヤバイのは現場に立ってない謎のコンサルタントきどってます系、まともに持ってるサンプルは我が子だけチックな知ったかパパ・ママやその家庭教師、あるいは塾講師かじってます系大学生の書き込みです。
どの業界にも総じて言えるかと思いますが、真に有益な情報は個人的な知り合いで現在進行形で結果を出している人間から聞くべし!というのは経験上言えるかと思います。
会社の人間としてでなく、知人として、ってことです。(そういう意味で超進学校出身の人というのは強いんですよね・・・)
ですから奥様からせっつかれて、子どものために私から最近の受験情報をゲットする知人(野球強豪校以外の情報がない模様・・・)の皆様は今度メシおごってね。
ではまた。
【究永舎】
2008年6月に豊中市に重本孝が開校した進学教室です。最初は高校受験の塾としてはじまり、2014年シーズンからは大学受験を対象とした高校生クラスを開講。現在は中2〜高3の講座全てを重本が担当するユル〜い個人塾なのに毎年難関校合格者が生まれる摩訶不思議アドベンチャーな教室です。
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