昨夜焼肉を食べすぎた上に、本日は千葉大の子がくれたピーナツせんべいを日がな一日食べ続ける私に(と・・・、と、止まらん・・・)、パロスペシャル、または地獄の断頭台のいずれかお得意なほうをどなたかキメて下さい。

 

 

体重が100キロある!

 

そう聞いてただちに「それは肥満だ!」というのは早計であるのは言うまでもありません。

 

例えば、ダルビッシュ選手などはその体重は約100kgほどだそうですが、ダルビッシュ選手は決して肥満ではありません。

 

 

私は多い時で165cmの身長に対して体重が72kgありましたがこれは肥満です。

 

要は少なくとも一般的に、おデブちゃんか否かを決定づけるのは数字ではなくシルエットだということになるかと思います。

 

受験生もこれと同じで、偏差値とか1日の勉強時間とか、こなした問題集の数などといった数字以前に、まずはどういった中高生なのか?という“シルエット”がその合否を決定づけます。

 

そしてここでいう“シルエット”とはマインド・メンタル面に他なりません。

 

いやいや、そんなもの目に見えないやん!?的なご意見はごもっともなのですが、実はこのマインド・メンタル面というやつはもうそれはびっくりするくらい言動という形で、すなわち知覚できる形で表出するものです。

 

 

私はその日生徒さんが帰ったあと、毎日自習室を掃除するわけですが、例えばこの毎日の教室掃除を12年以上続けておりますと、ある程度同じ“痕跡”を残していく人には同じ傾向があることなどが嫌でも分かってきます。

 

やはり人間には個々人に必ずその人特有のクセ・雰囲気みたいなのがあって、何年も続けていると、その年の受験生の子のある特徴が目につき、それが過去のAくんやBくんやCくんなどと同じであると脳が判定し、そして過去の先輩たちと同じような展開をその年の子もたどるんじゃないか??と思っておりましたら、やはり予期した通り、昔の子たちと同じ展開がその年の子にも待っているという経験をこれまで数えきれないくらいしてきており、それぞれの生徒さんが発する言動・雰囲気・クセ1つ1つにかなり法則化されたデータが頭に入っているんですね。(1文長くてごめんなさい)

 

ですからミクロな視点で、その子が次回の模試で偏差値がいくら出るかというのを当てるのは難しいのですが、マクロな視点で見れば、普通にいけば最終的にはこういうオチが待っているというのは、もうこれはどの子に対してもかなり早い段階で予想がつきます。

 

要は先の体重うんぬんの例で言えば、その人が体重110kgなのか、120kgなのか、130kgなのかは分からないけど、シルエット見たらおデブちゃんだとかいうのは分かるというのと似てます。

 

で、あとはその私が思う展開(生徒さんに伝えることはほぼありませんが)、まさにそれを目指そうと生徒さんがなっていたり、保護者様に私の見解をお伝えすると、「え、そんなとこ届きますか??」の場合は、話はスムーズなのですが、難しいのは私の中の“このままいけばこの展開だよ。”よりもだいぶ高望みをするタイプの子です。

 

このパターンの場合、ハッピーエンドになるパターンは2つしかありません。

 

1つはシンプルに「“受かるところを受ける”に変える」です。

 

もう1つは「生き方を変える」です。

 

ただ後者はかなり難しいのは難しいです。

 

 

それはなぜかと言ったら、後者のパターンは相当な客観性が要求されるのですが、そもそもその肝心な客観性が受験という観点において足りてない人だからこそ、高望みをしちゃうわけで・・・

 

例えば「部活引退したらマジで勉強ガチろ!」的な発想などはその典型で、そもそも受かる人っていうのは部活やってるやってないに関わらず勉強する人なので、「部活引退したら・・・」勉強するという合理的に見えて実は非論理的な(部活やってるのに勉強やってる人との違いは一体何なんだ的な)発想をしてしまっている時点で、すでに受かる人との差はすんごいあるのですが、そういう人は「部活引退してからガチって受かった先輩」などを脳内に引き合いに出すので、いつまでも自分の過ちに客観的に気づくことはできません。

 

その先輩の高1高2の頃の学校外の様子を見てるわけでもなく、そもそも自分とのスペックの差異を検討したこともないのに・・・

 

 

 

そういった「ええっと・・・・・・・・・・・・受かんないと思います。」みたいな子を毎年研究し、その後出た結果について考察を深め、次代の子たちに仮説を当てはめ、またその後の結果もプラスして考察を深めて・・・みたいなのを延々と繰り返すことで得られた経験値・スキルを還元するのが塾講師です。

 

エンドレスですが、四六時中考えてても飽きないのでやっぱりこれは塾講師に向いてるってことのかな〜・・と最近思い始めてます。知らんけど。

 

でもホントにいろんな法則が受験生・保護者様にはあって、仕事がどうのこうの以前にただただ純粋にそういうのを見つけ出して、運営に活かしていくのはマジでおもしろいです。

 

 

何が言いたいのか分からなくなってきた感じなので今日はこのあたりで終わっときます。

 

 

ではまた。

 

 

 

 

【究永舎】

2008年6月に豊中市に重本孝が開校した進学教室です。最初は高校受験の塾としてはじまり、2014年シーズンからは大学受験を対象とした高校生クラスを開講。現在は中2〜高3の講座全てを重本が担当するユル〜い個人塾なのに毎年難関校合格者が生まれる摩訶不思議アドベンチャーな教室です。

 

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