先日、高3の授業にて「直感的にイケる思うことて意外とイケるよな。まぁ、先生は対女性以外はそんな感じやから今なお独身やな。」と話したところクラスの全員から視線を外された今日この頃です。
【大阪府公立高校入試は2016年以前と以後で全然違うゾ。】
大阪府では2016年度入試(現大学2年生が受けたやつ)から入試制度が大きく変わりました。
どう変わったか?というのは5年前の
で書いた通りです。
今日の記事を書くにあたり、久しぶりに読み返してみたのですが、2015年6月の教育委員会の新制度発表と同時にこれだけ的確に予想できているというのは塾の先生ならではだなと我ながら思います。
しかし、実際に新制度の入試が早5回実施された現在の感想としては、上の記事を書いた頃にイメージしていた以上に最近の大阪府公立高校入試は実力一発勝負の色合いが濃いということです。長嶋さんの髭より濃いです。
特に私の予想を越えてきたのは通知表の5や4のインフレ化です。
これによって北摂では高校入試の内申は文理学科〜春日丘・千里・池田・ラインでお考えのグループ(通知表3年間平均できれば40以上)と、それに次ぐ、進学校か進学校でないかで言うところのギリ進学校くらいまでのグループ(通知表3年間平均できれば35以上)というザックリした区分けができ、おおよその生徒さんはこのいずれかに該当するということです。
そしてはっきり言って、2015年入試以前までのように内申で泣く子というのはほぼ皆無となりました。
結局これが意味するところというのは、
自習が利かない子は年明けから必ず失速する(ジワジワ抜いていかれる)ということです。
ここが制度変更前とは決定的に異なるところです。
制度変更前というのは「内申取っちゃえばこっちのもの」といういわゆる“逃げ切り”ができましたが、今はそれは無理です。
大学受験と同じで「え、あの子落ちたん??(受かったん!?)」という声が中学生の中でも多くなったように思います。(究永舎の子は過去問ランキングで先輩たちと死ぬほど対決した上で出願してるので「え?あの子が??」はありません)
私自身、2015年度までというのは、2学期の12月まではまずは1に内申、2に内申であり、とにかく当時の生徒さんには「副教科!副教科!」、「実技テスト!実技テスト!」と何回言うねんくらい生徒さんに叫んでました。
副教科の内申が取れない=豊中高校以上はあきらめてね
だったので。
それが今では、いかに生徒さんを年明け以降の理想的な自習姿に運んでいくかをイメージし、指導者としてスムーズにその状態へ導いていくかに一番神経をピリらせております。
仕事でもなんでもそうですが、「やらされてる」はホントに弱いんです。
私の場合、たいていの高校受験の塾さんと違って、その後の責務、つまり大学受験もまた引き続きその任務を承る場合が多いですから、そこまでも合わせて、“上でも通用する受験生”になって頂くべくイメージして中学生の子たちには接しております。
いや〜、今年の高3生の子たちもついこないだ小6だったような気がするのですが・・・
ちなみにホームページのVlogも更新しておりますので、よろしければご覧下さい。
ではまた。
【究永舎】
2008年6月に豊中市に重本孝が開校した進学教室です。最初は高校受験の塾としてはじまり、2014年シーズンからは大学受験を対象とした高校生クラスを開講。現在は中2〜高3の講座全てを重本が担当するユル〜い個人塾なのに毎年難関校合格者が生まれる摩訶不思議アドベンチャーな教室です。
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究永舎 大阪 北摂 豊中市にある高校受験・大学受験で連勝を目指す教室