湿度高けぇ〜!な今日この頃。

 

 

 

【「質」なのか「量」なのかと気にしたら負け】

 

えらいゴリマッチョなタイトルです。

 

よくいろんなジャンルで「質」をとったらいいのか?「量」をとったらいいのか?みたいな話がありますが、この質問をしてる時点で相当負け側にいるのは間違い無いので究永舎生には何卒ご注意頂きたい次第です。

 

以下が私がそう考える理由です。

 

 

 

まず「質」なのか「量」なのかが気になる場面というのは、おおよそ“行き詰まってる”ときだと思うんですね。

 

要は「自分はこれだけやってるのに成果が出ないということはやはり努力の“質”に問題があるんじゃないだろうか?」みたいな発想になるとこの「質」なのか「量」なのか問題が発生すると思います。

 

 

ただ私の教え子や周囲で結果を出してる人を見ても優秀な人は当たり前と言えば当たり前ですが「質」と「量」のどちらも常に追求します。

 

これとは逆に「質」なのか・・「量」なのか・・・というのは悪魔のようなことを言うのですが、それは逃げです。

 

「自分に足りないのは“質”なんだ。努力が足りないわけじゃない。(よって自分は悪くないはず)」という逃げです。

 

逃げるは恥ではありませんが役には立ちません。

 

 

受験に関して言えば、私の場合仕事柄、多くの成績がいい人や、ビリギャル的な良い意味でありえない結末を迎える人や、難関大合格者を数々見てきておりますから、もうこれは確実に言えるのはスゴイ人はみんなヤバイくらいの量を自発的にこなしています。

 

はっきり言って「なんでこの子伸びないんだろう・・」、「なんでこの成績なんだろう・・・」という子はいません。

 

「え、なんでこんないいの??なんかおかしい・・。キミは天才かい??(←大学受験で通用しないタイプ)」という場合はたまにありますが。

 

 

この「量をこなす」という価値観がないと、最悪なことに、今後どんな土俵に上がっても不満だけが溜まりやすくなり、人生つまんないことになっちゃうかもです。

 

 

1年以上前の記事に携帯の功

 

 

という記事があるのですが、この記事の中に出てくる茨高の子がこないだ京大に受かった子です。

 

是が非でも自分の努力不足以外の何かのせいにしたい学生さんには追い討ちをかけるようで申し訳ないのですが、その子が卒業時に残していった数学の赤チャートが

ですね。(世界史のテキストはもはや最後はただの“なんかの塊”と化してました・・)

 

実は赤チャより文系のプラチカの方がよりやり込んでた印象はあります。。。。

 

う〜ん・・、結局そういうことなんですよね。

 

余談ですが、私が生徒さんに合格体験記を書いてもらわない理由もこういうところにあって、もし私が「書いて。」って言ったら、みんな書いてくれると思うんですが、絶対大なり小なり「先生のおかげ」みたいな内容にそういうのってなるんですよね。

 

でも少なくともここの教室に関しては受かってる子ってみんな相当な努力するんで、「おかげ」みたいな文言見たって私からしたら上の赤チャみたいなの毎年見せられてるんで「いやいやいやいや・・・」みたいになって全然嬉しくないんですよ。(シゲちゃん特に要らん説)

 

ましてやそれをチラシとかHPとかで「塾生はこんなこと言ってくれてます〜」みたいなステマに使う自分というのがキモ過ぎて想像できません。。。

 

 

話を戻します。

 

 

成績の良し悪し、つまり勉強するしないはその子の自由であり、勉強しない=ヤバイとは思いません。だって自分自身が高3の10月の進研模試の英国世の3科偏差値30ちょいだったのに、今こんな仕事やっててハッピーですから、勉強しない子見て「ヤバイぞ」とは言える立場にないです。

 

 

ただ言えるのは「努力不足」を他の何かの要因にすり替えるタチの人間は総じてみんなおもんなさそうだということです。

 

 

余計なお世話と知りつつもウチの塾生にはそれにだけはなって欲しくないです。

 

上に書いてますように私自身が高3の頃そんなでしたから、成績がよろしくない生徒さんに対しても基本親鳥が巣の中で卵を温めるような暖かさで見守りますが、ただ残念ながら「万全のテスト対策(全然万全ではなかったことが入試結果で証明されるパターン多し...)」とか「お子様は勉強のやり方が分かってないだけです」などという安い慰めは1ミリもないという、努力不足を他の要因に求めるショボいヤツ一直線の思想には冷凍マグロのごとく冷たいスタンスですので、重本はそういうヤツだという認識でおねしゃす!です。(だってそうじゃないと大学生なってもらうのが難しくなるから・・・)

 

天気が悪かろうがなんだろうがやっぱり今日もクラブない子は中学生の子でもみんな朝から強風に傘を煽られながらでも自習来てますもんね。

 

ちょっと厳しい内容でしたが今日はここまで、ということでプリンロールを食べます。

 

 

 

ではまた。

 

 

 

 

【究永舎】

2008年6月に豊中市に重本孝が開校した進学教室です。最初は高校受験の塾としてはじまり、2014年シーズンからは大学受験を対象とした高校生クラスを開講。現在は中2〜高3の講座全てを重本が担当するユル〜い個人塾なのに毎年難関校合格者が生まれる摩訶不思議アドベンチャーな教室です。

 

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