阪神ファンの知人がSNSでボーアに失望している様を眺めながら、入社初日に遅刻してきた自考力みなぎる年収500万で雇った社員を見て「さ、次探さなアカンな・・・」と、その社員の横で必死にスカウトメールを送信しまくっていた頃のことを思い出した今日この頃です。

 

 

最近は理解できないことは全てそういうギャグなんだと思うようにしています。

 

 

【勉強のやる気を高め、維持し、習慣にする最初の一歩目は情報だ】

 

今日は昨日の高3生に話した内容です。

(要点だけ知りたい方はスクロール“※これをやろう!”のところだけ見て下さい。)

 

 

 

例えば、ある男子高校生がある女の子に交際を申し込む際、その女の子が自分のことをどう思ってるのか全く情報がない状況と、実はその女の子も自分のことを気になっているという情報があるのとではどちらの方が行動を起こしやすいでしょうか?

 

答えは言うまでもありません。

 

 

昔「なんだか今日いけそうな気がする〜」という芸人さんのネタがありましたが、まさにこの「いけそうな気がする〜」が行動の原動力であり、それをいかにつかむかが肝要で、そのきっかけはなんらかの情報である場合が多いです。

 

 

私自身を振り返ってみても、

 

英文読解に行き詰まったときに

 

 

発音・リスニングで壁を感じたときに

 

 

自身の塾講師としての適性を疑ったときに、

 

究永舎開校までの話に書いた社長面談

 

 

 

初代理系講師の光博くんが独立後、その後の理系講師で次から次へと苦しんでいたときにやってきてくれた、2012シーズンから2015シーズンの理系講師だったゴリさんの初回の授業の雰囲気を見たとき、

 

 

社員を雇っての教室運営が精神的にキツかったときに

 

EXIT事件

 

 

 

などなどとの出会いがあり、その都度「うっしゃ、これでオレもっと上いけるワ!」となって実際にそうなったと思います。

 

 

もっと若い頃、入試問題に対しても、灘の問題にしろ、東大京大の問題にしろ、半分も正解できない頃から、問題がサクサク解答できるために必要な要素をとにかく分析することで、「うっしゃ、あとはこういうことを積み重ねるだけや!」という頭の整理がつき、だからこそ勉強が継続できて、独立後、そういった学校に合格する生徒さんにも教室をご利用して頂けたと思います。

 

 

 

そういった感じで、「なんだかいけそうな気がする〜」状態になるためには、そのきっかけとして情報が必要です。

 

どの方角のどれくらい先に陸があるか分からない状態で大海のド真ん中で船を漕ぐのと、どの方角のどれくらい先に陸があるのかが分かった状態でそこへ向けて船を漕ぐ際のモチベーションが同じであるはずがありません。

 

私的には東大京大や北野に行く子というのは基本余計なことはせずに、中1や高1の段階から「行けるから。」と伝えておけばあとは勝手に受かる・・みたいな感覚です。

 

 

上記の学校は「あ、この子行けるわ。」というのが非常にわかり易いというだけの話で、他の学校を目指す生徒さんに対しても、もっと上目指せるのに、水準が分かってなくてその一歩手前くらいを目指そうかな・・みたいになってる場合には「行けるゾ」ということをはっきり伝えます。(もちろんこちらにも覚悟は必要ですが)

 

生徒さんにはそうやって何きっかけであろうと、「あ、行けるんだ。」って思ってもらことを心掛けています。

 

で、当然、教室をやっておりますと、「このままではキ・・、キ、キビちいな〜・・・」という子もいます。

 

ていうか世間的にも大半の受験生というのはそういう感じだと思います。特に大学受験生は。

 

そういう人たちにとにかくやって欲しいのが上記に自分自身もやったと書いた、

 

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(※これをやろう!)

 

①過去問解く(「もう少し勉強してから・・」とか言ってる時点で敗者確定ッス)

 

②余裕で合格点が取れる要素の洗い出し

 

③この問題で余裕で合格点(最低8割)取れる人はこういう知識がある、あるいは、これを見ておそらく脳がこう反応するクセがあるんだろう、という仮説を立てる。

 

④じゃあ、自分もその知識・反応を脳に擦り込もう!

 

⑤あとはそれ続けたら勝てるじゃんっ!

 

⑥なんだか受かりそうな気がする〜♪

 

⑦勝てそうな気がしているので熱のこもった勉強が継続する。

 

(私は常に頭の中こんな感じで勉強が続きました)

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こういう本当に勝てる要素を自分自身で見出すことが重要で、どんな塾・講師がいいか?とか、どんな教材がいいか?、またはどんな勉強法がいいか?という情報をどれだけ集めても「いけそうな気がする〜」になれないのは、やはり高校生にもなればバカじゃないんで、その“オススメ”を利用せずに受かる人も世の中にはたくさんいて、その情報が合格の絶対条件になり得ないことを頭の片隅で分かっているからだと思うんですね。

 

そろそろ字数が2000越えてきたのでこの辺にしときますが、私の指導観というのもベースはここまで書いた考え方で、いかに生徒さんを心の底から「いけそうな気がする〜」

の境地に持っていくか?っていうのを常に考えてます。

 

(まぁ〜〜〜〜〜、そこを「オレ(私)ダメそうな気がする〜」に持っていく大人が多いこと多いこと・・・)

 

文面では上手く伝わった自信がないのですが、とりあえず過去問を筆頭に「この条件を満たせば勝てる!」という絶対条件の洗い出しを受験生であれば過去問を通じて、夏が始まる前に徹底してやるべきで、そこで得られた情報が本当に必要な情報だ!というお話です。

 

 

以上です。

 

 

 

ではまた。

 

 

 

 

 

【究永舎】

2008年6月に豊中市に重本孝が開校した進学教室です。最初は高校受験の塾としてはじまり、2014年シーズンからは大学受験を対象とした高校生クラスを開講。現在は中2〜高3の講座全てを重本が担当するユル〜い個人塾なのに毎年難関校合格者が生まれる摩訶不思議アドベンチャーな教室です。

 

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