看板、肩書きに説得力を感じず、

また、いち個人として出してる結果以上に

説得力を感じない困った性格の私は

読む本も内容以上に誰の思考かを

特段に重視してしまいます。

 

執筆業が本職でない方の場合、

忙しさ故、ゴーストライターの方が

書かれることも多いかと思いますが、

それでもご本人の主張と異なるものは

さすがにご本人がゴーサイン出せないと

思うので、そういった意味で、

直接ご本人の言葉でなくても

大いに学べることがあります。

 

最近は

を読んだのですが、

非常に共感する部分が多かったです。

 

高校球児時代、

万年補欠だった私は

アスリートに対する憧れ、

リスペクトは特に強く、

競技ジャンルに関わらず

アスリートやチームの監督の

名前で著されているものは

結構好きです。

 

大迫選手のこの本で

特に印象に残った点を

挙げるなら3つです。

 

①自分のことは自分で決める

②トラック競技はフィジカル80%に対し、マラソンはフィジカル60%でメンタルが40%

③レースまでが戦いであり、当日は42.195kmを走るだけ

 

 

これ。。。。

 

究永舎生にも言いたいんですけど、大学受験も一緒ですよね。

 

①については、教室でも私は「後悔したくないなら何でも自分で決めた方がよい」とよく言います。

 

自分に対して素直なのが一番です(キリっ

 

②これは言わば中学受験高校受験というのはその子の“持ってるもの”がやはり大きいのですが、大学受験となると、それだけでは全然ダメで、その子の思考習慣も含めた総合的なメンタル面が非常に重要になってきます。まさに中学受験高校受験がトラック競技なら大学受験はマラソンです。

 

③プロセスが非常に重要です。なぜならプロセスとはとどのつまりその人の生き方にもなり得るからです。

 

受験において言うなれば塾選び(利用しないという選択肢も含めて)などはまさにこのプロセス決定にあてはまると思います。合否に至る以前に“どう学びたいのか?”“どう学んで欲しいと願っているのか?”というのが、いわば“塾選び”だと思います。

 

 

特に卒業生の大学生の子たちには本読んで欲しい〜