受かりやすい受験生

 

現段階の実力

残された時間

 

ともに過小評価傾向

 

 

落ちやすい受験生

 

現段階の実力

残された時間

 

ともに過大評価傾向

 

 

 

自己評価の上手い下手っていうのは

何事においてもむちゃくちゃ大事だと思います。

 

 

基本的に東大京大に

毎年何十人と合格する学校の

生徒さんというのは

自己を過大評価しにくい環境があって、

そのことも非常に有効に受験には

働いているように思います。

 

 

北野から市大医学に

現役合格したS氏に、

 

「北野の3年間で勉強面で凹んだこととかって何かある?」

 

とたずねましたら、彼は

 

「高3の夏休みに自分ではこれ以上できん!いうくらい数学やって、実際休み明けの校内テストの感触も良かったのにそれでも学年で8番だったときは1週間くらいは凹みました。笑」

 

と語っており、

まぁ、そんな環境では

およそ自分を過大評価しようがないなと

強く感じたのを覚えております。

 

実際彼は最後の1年は

おそらく模試に書いた志望校は

全部A判定だったのですが、

最後の最後まで勉強のペースは

全く変わりませんでした。

 

 

当然ですが何事もまず“評価”というものは

何を基準にするかで変わってきますし、

自己を過小評価すればいいとうものでも

ありませんので、そのあたりのバランスを

上手い具合に修正するのも私の役割なのですが、

これはある意味その子の性格に手を出すような

ものですから東大京大の入試問題なんかよりも

はるかに難しいと日々感じています。