おそらくいい職場というのは
その高い低いに関係なく、
“プロ意識”の波長が合う人たちが
同じ場にいる職場なんじゃないか?って
最近思ってます。
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幼いころから料理好きの母を手伝って、食事を作るのが何よりの楽しみだった岸田は、高校を卒業すると迷わず、料理人の道に進む。夢は本場、パリで修業すること。岸田は、26歳の時、あてのないまま身一つでパリに飛んだ。修業を積むなかで、岸田の人生を変えたのが師パスカル・バルボとの出会いだ。
岸田は、自信を持って作った魚料理をバルボに、客には出せないと捨てられる。そのなかで、言われた一言が、「料理人は、ロボットではない」。
食材は、その日、その日で状態が違う。そのつど、食材を丹念に調べ、「対話」して、料理すべきだという教えだった。
この日から岸田の料理への向き合い方が180度変わった。
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この赤字のところって
人によっては即「ブラックだ!!」って
なるような話なんじゃないかと
思うんですね。
誰だって最初はできないんだから
新人には優しくすべき・・・みたいな。
世の中至る所に
そういう考え方の方はいるし、
むしろそちらの方が大勢を占めるでしょう。
ところがこの岸田さんのように
自分が頑張って仕上げた作品を
無下にされるところから
いい流れに変わっていく人と
「じゃあ辞めます」ってなる人との
違いとは何かと自分なりに考えてみますと、
もうこれはプロ意識の違いとしか
言いようがないというか・・
私が思うプロ意識とは
お金をもらうということに対する意識
です。
自分が無下にされて辛いのか、
お金を払った人が報われなくて辛いのか、
そのどちらに気持ちの焦点が当たるのかで
その人間の今後の伸びは
変わってくると思います。
だから学歴は関係無いです。
お金を払うから授業やってくれ!
こう言われて塾講師はナンボです。