果たして本日中3生諸氏は
各志望校へ出願に向かわれたと
思うのですが、その一方、
昼間の究永舎では1人の高校生が
第一志望(立命館)を追加合格という
ミラクルを起こし、後期に向けて
自習室で勉強を開始したのも束の間、
お母様からのその連絡を受け、
無事究永舎を卒業され巣立っていかれました・・
これで第一志望だけ受かるという方は
今年に入って2人目となり、
ある意味でこれは塾としては
褒められたものではありませんが、
ただ、結果的には塾としては
一番良い形にそれぞれの生徒さんは
落ち着かれて、私も安心致しました。
今日の生徒さんには、お母様が
後期に向けてブッ込まれたお金は
バイトで返すように励ましておきました。笑
これ、高校受験と大学受験の両方の
受験生を同じ比重で見ておられる
個人塾の先生方なんかは皆さん思われると
思うんですけど、ホントに“受験”、
ていうか“学歴”という観点から申せば、
高校受験って結局“予選”に
過ぎないわけなんですね。
私が究永舎で大学受験講座を
開講したのが2014年です。
そこから数えて教室としては
今回で5回目の大学受験なわけですけれども、
中3段階で埋めようのない、
ていうか埋まるはずのない差が
あったとしても高校を卒業し、
進路結果だけを見れば、
たとえ学校名という表面上だけの
ことであったにせよ、
その差が完璧に無に帰すという
現象は全然ありえることなんですね。
特に今の大学1年生からっていうのは
ホントに私大は難しくなりました。
先述の2人も龍谷・近大アウトの上で
それぞれ関学、立命に最終的に受かりました。
これ同業者でもよく話題になるんですけれども、
この1、2年で、もはや関西とかで言えば、
お父様お母様の時代のように、
関関同立ダメで、浪人もしたくないから
産近甲龍に!っていうのも
もはや確実ではなくなってるんですね。
特に近大の猛追はすさまじいです。
昨春に発表された駿台・河合の
各私立大学・各学部・入試形式別
合格可能性のボーダー偏差値を見ても、
特に私大文系受験生の大半が確実に受ける
河合の模試からデータを見ると、
関関立の人気学部学科以外は
関関立と近大ではどちらもおおよそ
偏差値55〜57.5が
そのボーダー(可能性50%ライン)となっており、
近大全落ちの関関立合格は数字上からも
十二分に起こり得ることが裏付けられています。
近大の広告を見てもご覧のように
ヒャッハー祭りと化しており、
その勢いが伺い知れます・・・
とりあえず今年度の私大チームは
無念にも浪人を決意した子も含め、
全員の進路が確定致しました。
これにて高校生チームは
残すは来週の水曜以降連発する
国公立組の発表だけということになります。
そしてその後11日には
いよいよ公立高校受験という
展開になります。
究永舎的には先週の平成29年度の
シュミレーションテストに引き続き、
明日の土曜はいよいよ昨年度の平成30年度の
シュミレーションテストになりますので、
そこで合格した先輩たちを倒して、
本番への弾みにして欲しいと思います。
それではまた!