たぶん塾講師の方
全員言われたこと
あるんじゃないでしょうか?
子供が好きじゃないとできない仕事ですね?
私の場合はこれを言って頂く度に
何とも微妙な気持ちになります。
悪い意味でもなく、
もちろん言われるのが
嫌だというわけでもありません。
ただ私の場合はおそらく
世間一般の「子供が好き」とは
当てはまらないからそう思うのです。
まず私の場合あまり大人と子供で
区分するという感覚はありません。
偉そうになって恐縮ですが、
私という人間の一側面を
知って頂くうえで
あえて冷徹に言い放ちますと、
仕事どうこう関係なく、
日頃から、話がどのレベルで
通じるかどうかに気を使うようにして
人とは接しています。
つまり
大人でも“子供”はいますし、
子供でも“大人”はいると思うのです。
また、私がふだん接する子供たちは
言ってももう年齢で言えばいわゆる
ティーネイジャーです。
特に中3以降くらいになれば
多くのお子さんは私的には
大人との違いはさほど感じません。
ですから子供に対して
“俺・私がなんとかしてあげなきゃ!”臭が
強い先生やお父さんお母さんは
ちょっぴり苦手です。
たぶん、俺、嫌われるな・・・って。泣
でもそんなことを
言いながらも、やはり、
個人的に大事だと思うのは、
相手をわかることだとは
思っております。
(苦手な人はいても・・・)
先生は生徒さんを
変えようとする前に
まず分かれ!って
いつも思います。
特にこの仕事における失敗は
9割方が相手への理解が
足りていないことに
起因する場合が多いです。
少なくとも私の場合はそうでしたし、
残念ですが死ぬまでそうでしょう。
ですからそういった意味でも
子供だからとか、
大人だからとかといった区分はなく、
いずれの人間も、やはり人間は
分かったようで分からないものです。(泣
で、
私はそこが好きなんだな〜って思っています。
人間はほんと難しい。
ほんとによく見て考えないといけない。
でも過去の失敗が活かされ、
同じような事象に対して、
生徒さんに前回とは
違う接し方をすることで
同じ過ちをせずに済んだ際、
迷子になっていた子供が
突然知っている道に
たどり着いたかのような快感が
この仕事にはあって、
その瞬間はなかなか個人的に
気に入っています。
ただそこには前回(過去の生徒さん)に
対する少なからぬ快感ならぬ
悔恨もこの仕事にはあるわけですが・・・
まぁ、そうこうしているうちに
今日が創立記念日の13中の生徒さんが
朝からわりと自習室に来てくれてますよね。
こういうのも単純に
すっげー嬉しいです。
なんとかいい形(志望校合格)で
お返ししたいです。
数少ない私のピュアな一面でございます。笑