究永舎では自習室の前に

裏紙を設置しております。

 

裏紙とはその名の通り、

不要となった片面刷りの

印刷物の裏を計算用紙などに

使用する用の紙のことです。

 

 

 

先日、中1の女の子が

その裏紙をジーっと

見つてめているので、

「ど、どうしたん!??」と

たずねてみますと、

その子曰く、

 

「先生、これ(大学受験英語のどっかの入試問題)って

高校生の人みんな読めるんですか????」

 

とのことなので、

 

「そうやで。」

 

と答えると、

 

女の子「・・・。(きゃ〜)」

 

という感じでした。

 

確かに

 

What time is it now?

(今回の試験範囲)

 

をやってる子からすれば

大学受験の英語の問題なんて

暗号以外の何物でもないでしょう。

 

ただその子も5年後には

あの裏紙程度の長文は

スラスラ読めているでしょう。

 

今年の高3は小6や中1から

通ってくれている子が多く、

割合や速さなどを掛け算割り算を

駆使して解いたりしているのも見てますし、

それこそWhat time is it now?も

私に教わった子が多いのですが、

いまや彼らが書いている数式を見ても、

野球しかしてなかった私には

正直アッチョンブリケ以外の

何物でもありません・・・

 

 

 

女の子に質問されたその日。

 

 

高校生の自習部屋のゴミ箱に

捨てられた裏紙に残された数式を

眺めながらあらためて時の流れを

感じましたです、はい。