季節の変わり目を何で感じるかは

人それぞれでしょう。

 

私は高校野球の決勝が終わると同時に

秋の始まりを毎年感じています。

 

毎年ちょうどその辺りの夕方辺りから

涼しくなってくるんですよね。

 

 

そんなわけで

記念すべき100回大会も

本日がいよいよ決勝戦です。

 

 

それにしても

この決勝戦のカード・・・

 

 

失礼ながら予想した人はまず誰も

いないんじゃ無いんでしょうか...

 

 

中学時代のオール・ジャパンを

全国から集結させたエリート集団大阪桐蔭。

 

 

かたや隣接する3市町から通う

軟式野球出身のメンバーが大半を占める

公立金足農業高校。

 

 

もはや完全に漫画の世界。

 

 

 

ネット上では

 

“平成最後の百姓一揆”が“大坂夏の陣”に

立ち向かうなどとおもしろおかしく

騒がれていますが、多くの人が

秋田県、農業、地元の公立野球部に

古き良きジャパニーズ・スピリットを

感じ取っているのではないでしょうか。

 

 

吉田投手をはじめとする

野球観点からの“強さ”も

もちろんこのチームには

いっぱいあるんですが、

私はそれよりも何よりも

“応援されるチームの強さ”が

今年の金足農業の一番強さだと思います。

 

 

その昔、明徳義塾が松井秀喜選手への

5打席連続敬遠で得た勝利と同時に

失ったものはこの点じゃないかと思います。

(明徳推しの方ごめんなさい・・・)

 

あの印象がいまだに明徳義塾に

ついて回っているのは無視できないと

個人的には思っています。

 

つまり現役の選手にとって

いつまでも見えない負担になるという・・・

 

 

さてさて今日の決勝戦ですが、

個人的にはやはり地元大阪に勝って欲しいですが、

第1回大会の決勝で優勝を逃した県が、

その後第100回大会(決勝進出は1回大会以来)で

優勝を飾るというドラマティックな展開も

期待せずにはいられないという

何ともアンビバレンツな気持ちで

好ゲームを期待しています。

 

 

 

勝敗がどうなろうと最後は・・・

 

 

 

大阪桐蔭の選手が泣いていて、

 

金足農業の選手が笑っている・・・

 

 

 

なんかそんな予感がしますね。

 

 

 

 

ていうかすいません・・

 

塾のブログなのに

高校野球ネタばかりで・・