教え子氏が実家が被災された

大学のお友達と一緒に

現地へボランティアに

乗り込まれているとのこと。

 

 

会話の中で彼は

 

「今になると大学生活後悔多めですね・・

なんか結局中高の方が頑張ってたなっていうか・・」

 

と言っておりました。

 

また、

 

「昔、母さんが阪神(大震災)のときに

ボランティアの人にだいぶ助けられたって

言ってたのなんかずっと覚えてて・・」

 

とも言っておりました。

 

 

これらのセリフと今回の活動の

因果関係は不明ですが、

自らの学生生活を

冷静に振り返りつつ、

また昔のお母様のセリフも

記憶にとどめて、

人の役に立とうと行動を起こす

彼はどう考えても中高生時代とは

一線を画す立派な大学生です。

 

 

なんかこのタイミングで

久々に出会えて良かったな〜って思いました。

 

 

 

 

 

 

話は変わるんですけど、

 

 

ミスチルの歌に

 

「ひびき」

 

っていう歌があるんですね。

 

 

この歌の中で

 

去年の誕生日クラッカーを鳴らして

破裂する喜びに酔いしれていたけど

外を歩いたら銃声が聞こえる

あの場所じゃその音は悲しげに響くだろうな

 

 

っていう歌詞があって、当時私は、

これはどういったことを言ってるんだろう??

 

っと思っておりました。

 

 

・・・が、なんとテレビ番組の中で

桜井さんご自身がこの歌詞に

言及されるというなかなかない機会が

あってそれで感動したのを覚えております。

 

 

番組中1:00〜1:20あたりのくだりで

桜井さんはコメントされています。

 

 

 

 

 

 

 

 

自分が幸せである一方で

世の中にはそうでない人もいる。

 

 

何ができるというわけではないけど・・・

 

 

 

 

 

 

逆説的ではありますが、

 

今現在幸せでない人たちの幸せを願えるからこそ、

幸せになれるといったような側面が

人間にはあるような気が私はしております。

 

 

 

私は受験前でも子供たちに

「お家の人に感謝して」的なことは

一切言わないんですね。

 

なんでかって言ったら、

自分は子供の頃、

「感謝って何かね?」

って感じでしたし、

辞書に載ってる“感謝”以上の意味は

幼い頃の私には見出せなかったからです。

 

自分がそんな感じだったので

よう言えないっていうか・・

 

 

 

でも人間生きてたら、

ホントにいろんな人が

世の中にはいることを知り、

その過程で自然と自分が

いかに恵まれているかを

思い知ることになると

思うんですね。

 

 

だから私はそう思っているので、

他人から「感謝して!」って

言われるのは違和感があります。

(異論もあるかと思いますけれども)

 

 

卒業生諸氏も“思い知って”くれたらいいなって思います。