この季節、
小中高生諸氏は
クラス替えという
ビッグイベントがあります。
で、「どうやった?」って
毎年子供たちに聞くのですが、
これまた毎年必ず、
担任最悪でした。
っていうセリフを聞くんですけど、
これって冷静に考えてみれば
スゴイことですよね。
そんなこと言われる先生って
だいたい大方の生徒に
同じようなことを
思われてるものですが、
これ、民間でそんなこと
思われながら、続けていける
仕事なんてふつうないですよね・・
しかも私の採用活動の
経験から言えば、だいたい
35歳以上くらいになったら
公立の先生というのは
年収で低くても500から、
だいたい600、私立だったら
3、40代で700以上
もらってる人も全然普通です。
相手から最悪や言われながら
それだけもらえる仕事って
まぁ〜〜〜〜〜〜〜〜、
どこ探してもなかなか無いです。笑
資本主義社会というのは
物差しが最終的には“お金”に
なります、塾講師だってそうです。
お金払う価値ないって
言われる人は先生を
続けることはできません。
学校のほとんどの生徒たちは
将来、その資本主義社会で
生きていかなければならないのに、
その資本主義社会と一番無縁の人たちが
下手したら「子供たちに生きていく力を・・」
などと言ってしまっているという・・・
これって予備校の英語講師が
グローバル社会を語るのとか、
経営をやったことがない人が
「経営はリスクあるからな・・」
みたいなのを語るのと
同じような“こそばゆさ”を
私はそこに感じてしまう・・・
いやいや、絶対知らんやん!
って。笑
そんな私は学校の先生を
やったことはありません。爆
個人的な希望としては、
先生という仕事をする人は
「これ、自分が言う権利ある???」
っていつも謙虚に考えて欲しいですし、
また、人様のお子さんに
「〜な風になってもらいたい」とか
上段構えな発想する前に、
まず、自分が目標を
設定してそこに向かう努力を
何十年と続けていこうよ・・・
っていうのはあるんですね。
とにかく子供らに負けんようにせな・・・
っていつもビビってるのが
私の先生の理想像かもしれません。