中学3年生の内申が続々と
上がってきております。
2年前の制度変更以来、
3年の1学期で通知表下げといて、
2学期で大きく上げてくれる(?) というのは
もうお決まりな感があります。
制度変更以降、
大阪府の公立高校受験においては
実力さえ志望校相当のものがある
生徒さんであれば、最大ビハインドでも
20点前後で受験できることになり、
もはや現高3以上の学年の頃のように、
実力はあっても内申が
悪くて受からない・・・
といったような方は
ほぼ皆無となって
きていると思います。
このことは毎年合格者の子たちが
聞いてきてくれる開示点を見ても
あきらかで、「内申がおよその
合格者平均に対して20点ほど
足りない・・・汗」という子でも
結果的には朝イチの国語で
あっという間に逆転できている
などということは十二分に
起こりがちな形態のテストに
なっているということが言えます。
受験勉強においても
ますます科目の優先順位が
その重要性を増してきています。
また、過去2年間の
合格者・不合格者の、
受験前における、
究永舎での過去問の
点数の推移を見ましても、
例えば前年度の過去問で30点差で
A氏がB氏を上回っていたにも関わらず、
本番ではB氏が受かって、
A氏が申し訳ない形になるということも
制度変更前の受験などでは
100パーセント起こりえない
現象でした・・・
つまり制度変更前というのは
それだけ内申が(特に後期試験において)
絶対的な威力を持っていたということでもあり、
また、過去問の得点から推定される
合格可能性の信用度が非常に高かった
ということが言えるのではないかと
思います。
公立高校受験が現高3以上の
お子様以来のご家庭の
保護者様にとられましては、
はばかりながら、明らかに
当時のご認識に対しましては
そのイメージに対して“補正”を
かけて頂かなければなりません。
制度変更発表直後に書いた
2年前のこちらの記事に
すでにその
補正のイメージは記させて
頂いておりますので、
ご興味お持ちの方は
またお時間ございますときなどに
ご確認下さい。
注:今年度以降の高校受験生から
内申の計算方法は
中1の3学期の通知表合計✖️1.2・・①
中2の3学期の通知表合計✖️1.2・・②
中3の3学期の通知表合計✖️3.6・・③
①+②+③=内申点
となります。
・・・とは申しましても、
倍率1倍ライン!すなわち
99. 9パーセント合格ラインというのは
やはり存在するわけでして、
それこそ究永舎の過去問ランキングを
ご覧頂ければ、それはそれで
また“そのライン”が明らかなのは
先日授業前に子供たちにお見せした
歴代の先輩たちのランキングから
確かなのでございます。
そんなわけですから、
究永舎生におかれましては、
まずは23日の第8回過去問大会で
“確実ライン”を越えられるよう
今週も引き続き頑張って
頂きたいと思います。
※明日は大学受験について書きます。