松下幸之助氏は人を採用する際、
「あなたは運がいいか?」と尋ね、
「私は運は悪い方で・・・」という人は
まず採用しなかったといいます。
確かに運がいいに越したことが
ないのは誰にとっても間違いありません。
しかし、
“運がいい”=“良いことがよく起こる”
という捉え方をしているうちは
絶対に“運がいい人”にはなれません。
こんな話があります。
当時、まだ若かりし頃の
松下氏は埋め立て地にある会社まで
小舟で通っておられました。
そんなある日の夏の夕方。
仕事を終え、舟べりで腰を下ろしていた
松下氏のそばを通った船員さんが
バランスをくずして舟から海へ
落ちてしまったのですが、
なんとその際にその船員さんは
松下氏をつかんでしまったため、
松下氏も一緒に海へ落ちて
しまったというのです・・・
これ、ふつうの人なら
最悪に運のない事態です。
しかし、松下氏はこの体験を
こう語られたというのです。
「わしは運がいい。
あれが冬の海であれば
まず助からなかったであろうし、
船長さんもすぐに気付いて助けてくれた。
わしは本当に運が強い。」
結局、運がいいというのは
“どういう物事の捉え方をする人間か?”
ということだと思うのです。
人間気持ちがふさいで
後ろ向きなときに猛烈に
努力するというのはなかなか難しいです。
そういう意味では
自分を運がいいと言える
人というのは物事の捉え方が
非常に前向きな人であり、
成長に適した資質があると
言えると思うのです。
物事の捉え方は脳の習慣ですから、
私は意識すれば変えられると思っており、
日々、自分自身の脳の習慣を
変えようとしております、これでも。笑
また、自信のない人や後ろ向きな人の
発言を遮断し、反対に自信のある人や
向上心をもって日々を過ごす人の発言に
触れていこうという姿勢も重要だと思います。
私も生徒諸氏にTwitterなどで
マイナス発言や自信ない発言をする
お友達のものは目に触れないように
した方がいいということがあるのはこのためです。
今日も天気だ、
空気がうまい!
(‐^▽^‐)