昨日は散々大学受験生に対して
思っていることをぶちまけました。

思ってることの10分の1くらいは
書けたのかなと... ( ̄▽+ ̄*)


これから書くことも大学受験生に
絡んだことになりますが、今回は
不幸な常識という観点から書いて
みようと思います。

世の中には常識とされるものが
たくさんあって、その多くは
必要だと思いますが、中には
個人を苦しめる要素が大きなものも
あるかと思うのです。

そういった常識の1つが
「進路」についてです。

私は兼ねてより、中学生の頃は
あれだけ謙虚な志望校への態度を
見せていた人たちが、なぜ高校生に
なった途端に急変して、身の丈に
合わない(失礼!)、いや、正確には
行動に思いっきり矛盾する志望校を
掲げるのかが不思議でなりませんでした。

しかし、究永舎も高校生クラスを
正式に開講して今春で3年目に突入する
という段階で、やっとその答えが分かった
ような気がしてきております。

要は彼ら彼女らは「常識」に
流されているだけなのです。

高校球児が反射的に「甲子園!」を
口にするのと同じノリです。

おそらくこのブログを、見る人が
見たらひっくり返るでしょうが、
高校生の中には高3の春段階で
単語帳を半分も覚えていない人や、
長文問題集を1冊すらやったことがない人、
センター数学ⅠAで半分程度しか
得点が取れない人の中で
志望校は阪大・神大だ!という
人が山のようにいます・・・

また、中学生未満レベルまで
英語の学力を下げた上で
関関同立を目指そうと
高3のG.W.明けくらいから
各種受験産業に何万と
お金を吸収される人が
数えきれないほどいます・・・

そういった人たちの前へ
救世主の仮面をかぶり、
現れたのが◯進です。

アホみたいにお金をボリます。

ちょっと冷静に考えたら
分かるのですが、別に東◯が
台頭したからといってここら辺の
公立高校の現役での進学実績が
大きく伸びたなどという事実は
一切ありません。

もっと安い費用で
その辺の予備校に通うか、
やる気あるんだったら
参考書買ってやった方が
よっぽどいい。

昨日も書きましたが、
とにかく、自分でできることを
自分でやらない受験生は何を
やってもダメですから。

このような悲しい現実を解決し、
受験産業各社の発展に貢献しないためには、
常識、思い込みの転換が必要となります。

以下が私が考える
その転換の具体策です。

①東大京大、医学部、早慶以外は全部同じである。

大学はブランドです。
ブランドとは認知度です。

日本においては東大京大早慶と言えば、
全国どこへ言っても“頭がいい!”と
一般の人は認知します。

東大卒タレント・芸人、
京大卒タレント・芸人が
いるのに阪大・一橋卒を
押しに使うタレント・芸人さんが
いないのはまさしくそのことを
如実に物語っております。

昨日、今春フジテレビに入社が
決まった京大生の教え子の子が
言っておりました。

面接で聞かれたことに対して、
「いや~、あんまりそんなこと
普段考えたことないので、よく
分からないです・・・」と
言ったら面接官の方々に
笑われたけど内定もらえたと・・・
(あと局内の廊下で生で見た阿部寛は
顔が濃いとも申しておりました(これも常識!) )

もしこれをそこらへんの大学生が
言ったらどうでしょうか??

「やっぱり何も考えてないんだな・・・」
となって、その後お祈りメールが1件
届いて終わりでしょう。

卒業式でおバカをやるのもそう。

京大生だから一般の方々や
メディアはツッコミを入れられます。

どうせ賢いって分かっているから。

これがオッパッピ~大の卒業式で
やったら「やっぱりアホやな」で
終わってしまい、誰もツッコミを
入れられないです。

ベンツ、フェラーリ、
ポルシェ、BMくらいなら
車に興味の無い人でも知っています。

巨人・阪神なら野球に興味がない
人でも知っています。

反対に“ブランド”以外は
その知名度は急激にダウンしますから
上記のような捉え方、いや、割り切りも
私は1つかと思っています。

青森に行けば阪大も阪南大も
同じでしょう・・・(違うか!?)

学歴など所詮、35を越えたら
仕事ができないヤツの
心の拠り所じゃいっっっ!!

・・・って、東大か京大を
卒業して言ってみたかったです。笑

今日から私も自分は
“マクアドール”なんだと
思って生きていこうと思います...


・・・。


どうせ4年後に民間に出るのなら、
潔くその段階の実力でどこか入れる
大学に入って、むしろ入ってから
その4年間を、自分が生涯を使って
何をするのかを考え、見つけ、
その分野のスペシャリストになる
ための時間として利用した方が
絶対賢明だろうと思うのは私だけ
でしょうか・・・・

大学の4年間(私は5年間...)が
あったのに、他人に負けたくないと
思える分野が1つも無いというのは
なかなかにもったいないような気がします。

さあ、常識・思い込みの転換
その②!といきたいですが、
書く方も読む方もいい加減に
疲れてきたのではないかと思います。

・・・書く方は疲れました。

②はそれでも阪大・神大、
関関同立に入りたい!という
どうしようもなくワガママで
ショーン・Kなそんな高1、
高2生に対する情け容赦無い
具体的な勉強法に関する
(たぶん)福音の書ですが、
また次回。