求職者の方にお話をお伺いしていると、
やはり一番多いパターンが、仕事は好きだが
業界全体に嫌気がさして業界を去るという
パターンです。

現在の業界のスタンダードは、
基本的にはベビーブームに乗っかって
図らずも経営するという行為を
働いてしまったオッサンたちが
作ってしまった砂上の楼閣ですし、
そんなものはもうすぐ少子化の波に
呑まれて消えて無くなってしまうので、
基本的には無視する方が賢明です。

例えば、車作りたいとか、
パソコン作りたいとなると
会社のリソースを利用するのが
いいのかもしれませんが、
講師職というのは基本的には
タレント業と同じなので、
自分自身が売り物なのです。

つまりあまり大手で働くことに
対するメリットが少ない業種であると
私は考えております。

その考えは独立してますます
強くなりました。

とにかく若いうちにお金と時間を
自分自身に投資しないと30代後半からは
存在価値はゼロになります。

年をとってから、大手のリソースで
獲得した生徒やそこで働いていたという
価値をそれが通用する地域で独立するという
手もありますが、そういう行動が
後々自身の首を絞めることになる例は
歴史を眺めれば枚挙に暇がありません。

つまりそれも大きな賭けだと私は考えます。
しかもその賭けは、より年をとってから
結果が出ますので、リスクは相当高いと
私は考えています。
(倹約家の素質は必須でしょう・・・多分)


講師職は自分が売り物です。

そこは個人塾だろうが、
大手だろうが関係ありません。

最終的に講師として生き残るのは
講師としての価値が認められる人間だけです。

だって自分が親だったら
そうじゃありませんか?


単純に考えて、講師としての
価値が認められない塾のオヤジに
お金払ってまで我が子を預けようと
普通なら思わないでしょう。

これからますますお父様お母様ご自身が
高学歴で、大手塾ご出身の方も増えてきます。

つまり市場からこの業界に向けられる目は
より一層厳しくなるでしょう。


結論としては、現在大手で「違う...」と
思われている若い講師の方は今すぐに
究永舎へ転職をすることが最善の選択
ということになるでしょう。(ならない??)

これだけは言えますが、
将来、自社の講師がどうなろうと
大手塾はもちろん・・・

知ったこっちゃない( ̄▽+ ̄*)

ということになります。


この仕事のポテンシャルは現在のような
レベルでは本来あってはならないはずだと
私は思っております。

保護者様は我慢して下さっているくらいに
私は考えております。

もっといい教室を追求し、
それを世の中に提示し、
それがウケるところに
この仕事の1つの面白味が
あると思います。